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お気に入りの音楽や活字。その中に秘められた想いと、世の中の事、セールスの事をリンクさせて紹介していきます。

映画が教えてくれたこと(7)-to love and be loved-

2006-05-07 | Movie
今週は映画シリーズでしたが、最後を飾るのは日本映画です。今日の天気のように涙の雨が頬を伝う名作 「鉄道員(ぽっぽや)」です。 1999年の公開なんですがね。初めは全然興味なかったんです。 ただ仕事の関係で会社の表彰式の会場探しをしていたときに、たまたま下見でいった会場がこの映画の試写会の会場で、映像チェックをしていたのをも見てね・・・・ちょっと心惹かれて、観にいきましたよ。 
いや!久しぶりに映画で大泣きしました。私出身が北海道なもんでね。映像がばっちりはまりました。雪深いローカル線の終着駅を舞台に、本当に健さんみたいな不器用そうなね・・・駅長がいるんだよね。 生真面目でさ、頑固そうで、でも本当はすごく優しくて、暖かくてさ。 「北の国から」の五郎さんとかね。 また、炭鉱の事故やね・・・過去のあったことが、リアルに自分の中でグルグルまわっちゃって! 最後に広末さんが娘役(名前が雪子でさ、いかのも儚い女って感じ)でね。夢と現実の狭間みたなところで登場するんだけどさ・・・もうそこからは涙、涙でね。ほとんど内容憶えていないんだけど・・・ 観終わった後、本当に心爽やかな気分でね。 久しぶりに味わいましたね。

あまり今まで「涙を流す」なんてなかったですね。 何かスゴク忘れていた素直な気持ちを感じてね。 涙っていいもんだなと思いましたね。

合宿研修というのをお手伝いしている企業様がありましてね。そのメインの内容で真剣に取り組まないと合格できないという項目があるんですが、本当に真剣にぶつかってくると自然と涙が出てくる・・・・大体涙を流し始めると、今までとは別人のように、自然と心と言葉が伝わるんだよね。 すごい!! お互いが真剣に何かをやり遂げる力って凄いよね。参加したメンバーは旧知の中のようにすごく心が触れ合う関係なれる・・・・・中々最近現実では体験できなくなってますよね。仕事で涙を流すとかさ・・・本気でぶつかることとかね。 

世知辛い世の中でさ、ギクシャクした気持ちになってしまうけど、涙を流す体験をすることが、何か更に自分を成長させてくれるような気がします。 仕事で涙を流す・・・・悔しくて、楽しくて・・・などね。  お互いが真剣勝負でぶつかって成長していける、そんな会社って理想ですよね。 論理だけが先行するのではなくて、論理と感性が共存できる・・・・21世紀は絶対に必要だと感じています。

皆さんの会社はいかかですか。片方の脳だけが成長するようでは、バランスが悪くなりますよ。 右と左をバランスよく活用できる。そんな会社にしていかなくてはいけませんね。   

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