ようこそおこしくださいました
遊びに来てくださったのも何かのご縁です。お気軽にコメントなど残してくださったら嬉しいです。
何気ない日々のこと、大好きなパン作りなどを中心につづっています。
毎日毎日暑い日が続いています。
昼間は冷房完備の・・・・・?職場にいるので快適・・・・・?だけど、
夜は大変ですね・・・・・。
しかも・・・・オーブン回すと一気に5度以上室温が跳ね上がるし・・・・・。
だったらパン焼くなぁ~・・・と言われそうですが、それとこれとは別の話です・・。
昨日、午後から早退させてもらって父の所用を済ませる為、愛知県庁へと出向きました。
父への勲章・・・・・叙位の伝達式に参列させていただきました。
位は・・・・・高いものではありませんが、それでも父が30年以上ずっと県の職員として、同じ職種に従事し、
貢献をした証です。
実は、この件は亡くなったことを最後の職場である場所に伝えたときに「叙勲の対象になられます・・・・。受けられますか?」と、尋ねられました。
亡くなった後ですが、父が頑張って生きてきた証を残せるのであればと、お受けしたのです。
春・秋の叙勲は皇居で行われ、私も報道などでよく目にします。
叙位はそれとはまた異なるようですが、それでも天皇陛下の承認があり、内閣総理大臣からの任命があります。
今回は愛知県庁知事室において、愛知県知事よりいただきました。
裳章もいただきました。父は瑞宝章に当たるようです。
伝達式に出席する前に、父にお世話になったという方がお目にかかりたいと声をかけてくださり、
お会いしてきました。
父は県職員になり、最初は税務署にいたそうですが、その後はずっと県病院関係の医療事務所勤めをしてきました。
県庁と、数件の県立病院を行ったり来たり。
課をかわることなく、一環として退職するまで同じ課で過ごすのは珍しいことなんだそうです。
小さいころ小児麻痺にかかり、左手に大きなハンデをしょった父には、もしかしたら医療現場での事務職というのは働きやすい環境だったのかもしれません。
そういった配慮?をしてくださった当時の父の上司には感謝しています(もしかしたら違うかも・・・ですが)
その父が上司だったという(過去の)部下の方が「Jさんは県病院事務の生き字引だった」と、言ってくださいました。
「本当にお世話になったんです、右も左もわからずに、医務課へ来た時に、何から何まで教わった」と・・・・・。
夜間大学を出て、体にハンデがあることで、人一倍努力をする人だった・・・・。
公務員って・・・・・定時で終わるイメージがあるけど、私は定年までずっとずっと父が早い時間に帰宅をした思い出がありません。
だからこそ、最後はがんセンターの事務長までになり、県職員としては次長までいただけたのかな・・・・・。
そしてそんな功績をこのような叙位という形でいただけたのかな・・・と思っています。
「県病院関係の病院長クラスでJさんを知らない人はいないですよ、それほどまでにみんなに慕われ、いい意味で怖がられてましたから」と・・・・・。
私や、もちろん弟も父の仕事の様子は何も知りません。
生前、父が県職員として定年まで勤め上げ、精一杯の努力をしてきたことが、葬儀のあと、こういう形で知ることも、父への供養の一つになればいいかな・・・・・。
伝達式には、本来喪主である弟が出るべきなんですが、どうしても出席できないので、私と弟のお嫁さんと一緒に出席させてもらいました。
父の・・・県職員時代の思い出を一杯聞かせてくださった〇口様に感謝します・・・・・。
帰宅後・・・・お友達お薦めのウナギ屋さん「尾関屋」さんで予約していた長焼きをいただいて、父のお祝いをささやかにしました。
だから我が家の土用の丑は一日遅れだったんです・・・・。
実は・・・父はあんまりウナギは得意ではなかったんですけどね、だからほんのちょっとだけ。
お父さん、おめでとう。よかったね・・・・・。