
雪のある頃から、姿が見え隠れしていたエゾリス・チビトト。
ようやく、近間で対面することができた。
といっても、チビトトは普段どおりの日課をこなしていたに違いないが…。
それは、いつものように春の花たちを巡りながら林を歩いていた折りのこと…。
樹上から、カリカリと何かを囓るような音が。
混んだ木の間を見通すと、大きなシッポを揺らすのが目に入った。(動画)
“アタマ隠して尾っぽ隠さず”とは、このこと?
しばらくすると…
木から下りてきて、地上に。
地上に降りてからが忙しく、デジカメのピントがなかなか追いつかない。
何かを探しながら、忙しく地面を駆け回る。
近くまで寄ってきてもあまり気にされないのは、こんな遭遇には慣れっこになっているから?
ということでタイトル画像にあるように、落ちているクルミを見つけてカリカリ始めた。
どうやら、去年集め忘れたオニグルミが目的で、この林に通っているようだ。
エゾリス・チビトト寄せに使おうと思って仕舞ってあった、取り置きのクルミを持ってきて、
また林の中にばらまいて回った。
姿を見つけたカラマツの下には、クルミの殻がたくさん散らばっていた。
今度からは、この殻でお気に入りの場所を見つけることが出来そうだ。
今日は、二十四節気の「穀雨」。
米の採れないユー地区だが、夕刻からしとしとと潤いの雨が降り始めた。
エゾリス・チビトトは、どこかの木の上でカリカリやっているだろうか。
時間に任せて、家の回りを歩き回っています。
近くにお出での節は、ぜひ、お寄りください。