
朝起きて晴れていたら、ついデジカメ持って外を一回りしてしまう。
晴れて、日中気温が上がるので、ユー地区積雪も30センチ代前半に。
今が、一番変化の多い時季なのかも知れない。
カラマツから覗く、日差しも強い。
残雪と植物という対比も、落差?があって良い被写体だ。
庭回りも、芝の面積が広がってきて、それで、今朝の変化は…
チオノドクサ・ルシリア(多分)、この花も早い。
本家のチオノドクサは、その後ろの方でちょっと先が色づいたくらい。
この壁際も日差しを集めるので、いつも早い。
クロッカス(左)は、時間の問題。
右は、ヒヤシンスで、こちらはもう少し。
カラマツも今なら葉が付いていないので、エゾ・トドなど常緑針葉樹の様子もわかる。
今の時期は日差しもとおるが、落葉松に葉が茂ると日陰になり劣勢に立つ。
手前二本は、ドロノキ系の改良ポプラと思われるが、成長が早く、この林の主である
カラマツの背を超してしまった。
こちら、野良生えのカラマツの下には、冬中にカラ類が落としたヒマワリ種の殻。
雪が解けたら、竹箒で集めて捨てる。
同じ理由で散らばる、オニグルミの殻。
ただし犯人は、多分エゾリス・チビトト。
こちらでは、色づいた蕾をつけたクリローがアタマをもたげた。
雪の中から蕾が出てすぐに開花する、春花の仲間だ。
下ばかり見ていたので、目を遠くに向けてみる。
ポロヌプリの山は、まだ真っ白。
今年は、雪解けが早いので、この山へのアプローチが開く時期も早くなるか?というと、
林道の除雪次第なので、何とも。
最後に、古い道具シリーズ。
見たとおりの、飯盒(はんごう)。
終戦の際、召集先から父が持ち帰ったものだ。
その後も長くこの飯盒は現役で、父が春山の造材に雇われて行くときの昼弁当
は、これに詰められた。
子どもの頃の楽しみは、夕方山から帰って来たときの、飯盒の中の残りもの。
冷え切った、残りご飯や卵焼きの美味かったこと。
多分、子どもの喜ぶ顔見たさに、重労働のカロリーの一部を土産にしてくれたの
だろう。
飯盒には、通常中子(なかご)が付くが、失われている。
蓋は一度、見る影もなく潰れたそうだが、叩き出されて今も蓋の役目を果たす。
ただの古い飯盒だが、思い出と家の歴史が詰まっている。
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