なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

大木が動くよー

2007-07-13 17:43:20 | 日記
久々の台風体感でした。
午前6時前、目が覚めてカーテンを開けると庭の鉢がゴロゴロと転がり
木の枝が折れて
木の葉が窓枠やガラスの戸に張りつき、
ベランダに置いてあった折り畳みの椅子や外用のスリッパが遠くまで飛ばされ
島ゾーリが水たまりに浮いていました。

これは大変な強さだったんだーと。
まだまだ強いので外には出られずに
うねる木を見ていたら、幹がゆさゆさゆさと揺れるのです。

何年か前に保育園のガジマルの気が台風で倒されたことをおもいだし。
雨の中、保育園へと見回りに。
何十トンもの大きなガジマルの大きな大きな枝が揺れるのです。

煽られて揺れる様は圧巻です。下からの風で何万もの葉っぱが空に向かって飛び、
その直後に右に左に枝がダダッダダッとしなり、お互いにぶつかり合います。
森が動いているようで怖いくらいでした。

久しぶりの強い台風に少しおびえました。
自然災害は怖いです。
排水口にものが詰まると浸水する恐れもあります。

もちろん朝から休園です。
交通機関が全てストップなのですから、開けられません。

6時過ぎに職員への伝達を副園長が伝えて、少しまた眠りました。
風の音、雨の音、それに混じってどこかで鳥の声も聞こえます。
こんなとき鳥たちはいったいどこに避難するのでしょうか。

夕方、風が弱まりました。
保育園の庭はガジマルの小枝で埋めつくされて、緑色の絨毯のようです。
明日は朝から大掃除だー。
まだまだ、雨も降りつづいています。みなさんお大事に。

滝のマイナスイオンで若返り?

2007-07-12 19:52:19 | 日記
台風の為、一泊せずに帰るべきだと副園長が進言。
台風情報を全く知らないで、「いい天気そうジャン」などとせっせと
一泊の準備をしていたわたしは、あー接近中なんだと・・・。

借りる予定のペンションへの電話。
ペンションで作る予定のカレーライスは、なんくる家で作る手はずに。
保護者への連絡、などなどを、職員たちがさっと行って。

とにかく早めにでかけることに。
天気は午前中とにかく上々で。
名護で弁当を食べると12時前には滝へと急ぐ。

途中の道が倒木で塞がれていたりするのに出くわし、台風の接近を体感。
それでも雨も降らずに・・風の強さも体感なし。
暑さをしのぐのに躍起になるほどの天気の中、台風の心配も少し変な気が。

さて、やっぱり滝はいい。
こどもたちも初めの内、水の冷たさに身体をビクビクっと震わしていたものの。
サダハル君が一番に滝壺へと・・・。

みていてよーと水中へと顔をつけて上手に泳ぐ。すいすいすい~。
つづいて、マリカも「みていてよー」と泳ぎ始める。
浮輪がいらない二人。

初めの内は水の冷たさに乗り気ではなかったリョウコも、ハルカもハルキも
ミホも水の冷たさになれるとプカリプカリ~

さて、ケイスケだが園ではウーマクというか、りーだーなのだが、水が苦手なのだろうか、
なかなか水の中へははいろうとしない。
冷たいからいやだの、入りたくないだの・・。
自信のないときにいうセリフ。

滝の下へと一番乗りはマリカ。「雷が落ちたみたいだった」と初めての体験を話す。
滝へ打たれるのはなかなか勇気が要る好意でして。少し怖いのですわたしも。

でも、気持ちいいので、一人で、浮輪を貸してもらい何度も何度も挑戦。
あの柔らかな空気が何とも言えない。滝に近づくと水音と共にしぶきが舞い散り
その周りの空気がひんやりと柔らかい。

滝のしたの飛び散るミスしぶきを全身に浴びるとすっきり。
ジュムジュワジュワ~。
もちろん浮輪がないと自信がない。何度でも行きたい~。

台風が近づいているということで3時には切り上げて、那覇へと戻る。
なっちゃンのおかあさんカレーを作ってみんなまっててくれて
いま、サダハルとコウヤのおかあさんも一緒に
カレーの夕食を食べてお帰りに

滝に打たれた話し~「センセー若返ったみたいですよー」とスッピンをほめられいい気持。

台風が近づいて

2007-07-11 13:31:06 | 日記
明日からひまわり組の一泊やんばる体験保育が始まる。
こどもたちは、朝からペンションで食べる食事、食材の準備におおわらわ。

ところがたいふうが~の天気。いまは全く問題ないと判断しているが。
進路からすれば、13日明後日が心配。
こどもは意に介せず゛楽しみで楽しみで~
ジャガイモを洗って切って、タマネギで涙を流しながらも、心は笑っている。

これが彼に変身するのだとおもへば~
もういただいているときとおなじ表情なので。

まず、明日は朝から名護へと向かう。21世紀の森公園でお弁当を食べて
マキヤの山へと入り川をどんどん進み、滝につく。
滝で遊び~夕方は宜野座のペンションでという計画だ。

この様子では13日までは大丈夫ではないかと判断しているが
再度明日の天気予報で確認してでかけたい。

滝で打たれるというイメージをしただけでわたしの心も身体も軽い。
楽しいことははやくこいこい。の心境なり。

県の監査も無事終了。
特に大きな改善の言い渡しは受けずに、どちらかといえばほめられて~。
ありがとうございました。これからも仕事をガンバレそうです。と。
そんな会話をしながらの監査でした。

まっかなトマト

2007-07-10 16:45:22 | 日記
八百屋さんが来た。
トマトを持ってきた。
完熟トマトを。北海道産だという。
一個100円。うまそうだ。
買った買ったと手早く選ぶ。
わたしがうまいと主張するトマトたち。
あっちに手を伸ばそうとすれば手前のトマトがいう。
もしもし、お姫様わたしをどうぞ試してください・・・と。
アー選べない。職員たちも買うという。
仲良く、箱を空にする。家に持ち帰って冷蔵庫にいれた。

曲がったキューりもいかがですかという。
小さなキューリ、ブツブツの小さなとげがついた取り立てのやつだ。
5本で100円だという。
まっすぐな上等は3本で200円だと。
これもうまそうだから二袋いただくことに。

家に持ち帰り冷蔵庫に。

赤とみどりで我が家の冷蔵庫は賑やかになった。
ヘルシーな夕食になりそう。

準備万端

2007-07-10 16:36:13 | 日記
明日は、県の指導監査の予定あり。
年に一度、保育園の運営が適切に行われているか
法人の運営管理が適切に行われているかを監査する。

18年度分、色々な事業が行われ、拡散のお金が投じられた。
もちろん大半が、職員の給与関係へと支出されるのであるが。
それ以外にも、子どもの為に予算が計上され、それが適正に使用されたか
どうかなどなどが、監査の着眼点である。

税理士事務所へと経理関係を委託してある当園としては監査だからといって
そうそう緊張するものではない。
が、なぜかそわそわしてしまうのである。

監査調書沿って全てが揃えられて、いつでも目を通していただくための準備が完了した。
いつもごった返しているわたしのテーブルの上も片づいた。
テーブルの背中の書棚は、アヤコさんが丁寧に片づけてくれた。
背表紙が見えるように・・・。

気持ちいいものだとつくづく思う。
涼しい風が吹き、汗をかいた身体を涼めてくれる。
夕暮れ時。

手抜かりはないか?うっかりミスはないか。
へまなわたしには、準備オッケーも、100%ではない。
かならず、ドジってしまうのだから、。分からないところは教えてもらうとして
明日の指導監査を待つことにする。

触れ合って知り合って

2007-07-09 11:52:01 | 日記
日差しは今日も元気。
目を射るような太陽がふりそそぐ。

七夕の笹飾りも名残をのこしつつ、願い事はきっと届いたはず。

さて、そんな中でも庭は涼しいのだ。
太陽の遮断ネットが庭の真ん中にあり、庭の葉分はガジマルの木陰。
風を呼び、だれもが額の汗をぬぐう。

なんくる家のお母さんと子ども同士、今日も朝から砂遊びに興じる。
水道から水をせっせとはこび、素直ままごとに見立てる。こねる。まるめる。
子どもたちは熱心に遊び込む。一人で自分の世界を楽しむ。

ブランコがゆれて、「ゆらゆらゆら~」と気持ちよい歌が届く。
遠目に見るとヤマトさん親子が実にいい雰囲気で見つめ合い響きあい。
心と心が混じり合っていい時間を楽しんでいる。

たにかわさん。と、何やら楽しそうな話がはずむ。
土曜日日曜日には、それぞれの家族で楽しい体験があり。
報告し合っているのだろうか。

知らないもの同士が、なんくる家にきて。
いつの間にかママ同士が語り合い、心の交流がうまれ・・・。
里の話から故郷の家族の話~と色々なことをお互いが知るようになり。

そのうち、なやみや悲しみまでもが共有の話題になり。
お互いに認め合い、励まし合い、共感仕合い・・・。
自分をだんだんと裸にできる状態へと近づく。もちろん心のこと。

しかし、なかなか、最後の砦は守りたいのも人間。

楽しいことを共感仕合い、また、今日から一週間が始まる。
夏の暑い日。
でも、みどり保育園のガジマルの木陰は
いつでも涼しい天国からの風が吹いている。どの人もこの風に癒されて
との人もこの木陰が好きになる。
触れ合って知り合ってこその人間なのダー。と、つくづく思った。

チビたちの感情表現

2007-07-06 16:18:27 | 日記
昼下がり、園の庭はガジマルの陰で涼しい。
笹の葉が軒下で揺れる。

ささらさら、ひらひらひら見た目と音で涼を呼び
一才児、ヨチヨチ歩きのチビだって立ち止まって笹の葉をみる。
動くものに目がとまるのが赤ちゃん。
ママに抱っこされながらのベビーも笹飾りに目を奪われる。

マールいてブーブルに向かい合って座す、コトネとリン。
二人とも一歳児。
なにやら密談?ことばを覚えたばかりでもう、楽しい談義が。
心を通じ合わせているようで遠目にも微笑ましい。

ところが、ひとつのままごと道具を二人で同時に手を伸ばした。
先に取ったのが、月齢の高いコトノ。
欲しくてたまらないはリン。
指さして、ねだっていたけど、譲らないとみるやいなや
コトノめがけて、一撃。

いやだもー。すごいこと。

わたしは事務所からスーミー状態。息を殺してコトノの次の行動を見守る。
自分より小さいリンの一撃にも、そう感情的になってない様子。
どうしたものかとキョトンとした後、
コトノの取った行動が振るっていた。

こしに手を当てて仁王立ちになり「だめでしょ」と怒った仕草でりんいなす。
感情のやり場を自分でコントロールしている。の、だろうか。
風が吹き、笹の葉が揺れ、感情も穏やかなのだ。

また、なかよく何やら密談しながら笑い合っていた。
少しのことでもいやだと泣くときもあれば、ノンプロブラムと聞き逃すことも。
周りの環境にも左右されるが
子どもの感情の起伏が面白い。やり場を見つけて発散することをもう覚えたこの子らは、人間関係を学んでいる最中。

笹の葉ゆれる。七夕の昼下がり。
今夜は天の川でも眺めてみようなー。

気を取り直し

2007-07-05 14:10:33 | 日記
昨日あんなことをブログに書いて後悔の行ったり来たり
これからの子どもたちを育てるのがわたしの仕事。

気を取り直して、朝からニコニコと声をかけることにした。
なにしろ、3校の生徒が総勢で十数人。それだけでも園が賑わっている。

緊張のあまり、顔がこわばり何をどうしていいのか分からないのだろう。
さーさ、帽子もかぶって外に出るんだよー。
と、近づく。

いい子たちなんだよーなほんとうのところは。自分の本心を出せないものだから
だしてもいいのに出さないものだから
無表情になってしまうのだよー。

わたしの方が、大人なのだから、、、。
今日はそう心に誓って

「ごくろうさま~」と迎えられた。
あー、スーとした。人のことを悪く思うと気分が落ち着かない。
これで会議にでかけてきます。

あんなこと書いてごめんなさい。と心の中で謝るわたしでした。

軽くいなされて

2007-07-04 15:57:04 | 日記
中学生のインターンシップが始まりあちらこちらからの問い合わせあり。
引き受けたものの、3校がかち合ってしまった。
今週いっぱい、学校によっては5日間、3日間2日間など日数はまちまちである。

さて、月曜日からの子どもたちは近々の中学で当園の出身もいることから
励ましたり好かしたりと和気あいあいと進んでいるようだった。

校区違いの中学校から3人が今日明日と職場体験をすることになった。
学校ごとにクラスに入ってもらうことになった。

隣のクラスに入ったことでわたしの目に留まったのが運の尽き。
中学生になればわたしよりは大きい。
子どもを目の前に、子どもの頭上から、友人同士お互いの会話がやまない。
「だばーよー」「まじ?」
「あのねー、こんな言葉づかいでは困るのねーていねいにー」とわたし。

「はー」と目も見ないで横を向かれる。

今度は、ウンコ座りで友達同士しゃべりがつづく3人。
次に、
水遊びの写真を撮る為にカメラを構えている。この頃肖像権の問題もあり
ひとこと注意を。

「そー」とまた顔も見ないでそっぽを向く。
足元を見れば、子どもの帽子を踏んでいる。
とうとう頭に来たわたし。
「帽子を踏むなんて、気をつけないといけないよー」
「あっ」といって又そっぽ。
あ~あもう注意する意欲も失ったわたし。

これが現実で、悪口をいいたくはない。が、質が悪い。

そうこうしていたら洋子先生がやってきた。
「園長、中学校の子どもたちに明日は話をしてください。ひどいんですよー」と
赤ちゃんに食事を食べさせてとお願いしたら
「あーくったくった」「えーでーじくった」とふたりで大声を出したのだという。
「え~」もう空気が抜けたわたし。
「これってわたしが注意するのかしらねー」そんな気持でいまはいる

何度も注意して何度も軽くいなされたのだったから。
あ~どうしたいいものか。明日は、学校担任と話だ。ブツブツといいながらこのブログを書くのだった。

ご報告

2007-07-03 18:10:03 | 日記
遅くなりましたが、ご報告。
6月20日11時に沖縄県社会福祉協議会にでかけました。

兄(善繁)と姉米子とわたし3人で妹ヒデ子の告別式の時にいただいた
後香典を全額寄付してまいりました。
沖縄を離れて35年もたって、隣近所の知り合いもなく。
沖縄で彼女を知っているのは家族、親戚、同級生・・・。

大勢の方々に送っていだいて「お別れ会」をすることができるなんて
思ってもいなかったのですが、当日は300人余の方が参列いただいたようです。
そして香典もいただかないでという彼女の意志もありながら
沢山いただいたものですから、そっくり
ヒデ子が理想に燃えて誠心誠意活動してきた
東京の精神障害者施設に寄付することにいたしました。

社会福祉法人めぐはうす宛に、879,000円を全額寄付させていただいたことをここで御礼と共に報告いたします。

実は、新聞の「寄付」の欄に載せていただけるということでしたので待っていたのですが、今日現在新聞の欄に乗ることはありませんでした。
しかし、それはそれとして、
ちゃんと、指定寄付ということで領収証も頂きましたことを
ご報告しておかなければと、いま、思い立ちましたの。

ヒデ子の残したことばどおりのことを守るのは、もう少し時間もかかりそうですが、おいおい、整理をしながら意志に添いたいと思っております。
人が亡くなるということは、かなり色々な手続きが残されることなんだと初めてわかりました。

除籍届けを取り寄せるのにも大変な手続きがあり、、、まだ途中です。
世田谷の区役所に出向いたら、本籍は杉並区だから・・・杉並区役所へと
言われても直ぐにわかる場所でもなし。・・・。途方に暮れて諦めて
沖縄に戻りました。郵便で手続きをする準備をしているところです。

では、ご報告まで。

静かな保育園。延長保育の子どもたちがおやつタイム。西日を避けて、どこからか声がします。わたしももうかえります。