なんくるのひとりごと

日々の想いを言葉にしてみたい

舞台練習

2009-01-22 14:10:58 | 日記
二階組の舞台練習だという。
場数を踏ませたいという担任同士の想いが
近くの、児童園の施設を貸していただくことになった。

ありがたいことに、昼間の施設利用は、いつでもどうぞとおっしゃってくださり
快く使わせていただくことになった。

保育園のフロアーでは狭い。
舞台の出入りも含めて、舞台慣れをさせたいという想いであった。

3クラスだけ練習なので、担任の心にはよゆうがあり、ゆったりと真剣に取り組めたようだ。

オペレッタは3歳児が「猿とかにの話し」
4歳児は「カッパわくわく」動物たちに、
水を分けてあげるというストーリー。

5歳児は、「いなかのねずみとまちのねずみ」をピアノに合わせて
生で歌い、セリフを自前でいう。
先日の予行演習よりは、声も響き、何をどうやるのか、目的意識が出ていて
良かった。

舞台での発表は、イメージが豊かでなければ演じられない。

運動会と違い、ここまで走る。これを飛び越える。バトンを誰に渡す。
などの確実なる目的意識が示されないので
劇の内容を自分で把握し、何を演じているのか
何の役なのか、など、イメージ力を求められる。
従って、演じる方の子どもたちが、共有のイメージを持つことから始まる。

最初に、ストーリーの確認と、伝えたい意味を確認したり。
心の内なる輝きを増すことを、心がけなければならない。

だからこそ、担当している職員のイメージ力もまた問われる。
させることに一所懸命になると
させられる子が生ずるからだ。
させられる子ではなく、役を作り上げられるイメージ力をもつことで
役を自分で作り上げられるようになろう。
表現力が磨かれるのである。

と、思いながら舞台稽古を見守ってきた。