あったかハート

愛知県の中田剱正幼稚園のブログです

平成28年度PTA研修会が開催されました。

2016年09月15日 | Weblog

平成28年9月15日(木)午前10時より剱正幼稚園・中田剱正幼稚園合同のPTA研修会が一宮駅隣のiビルの2F大会議室において開催されました。今年のテーマは「防災」です。

危機管理室 浅野様の説明風景

一宮市の総務部行政課 危機管理室の浅野様にお出でいただき、お話を伺いました。この地方のかつての大地震は、予定案にも書かせて頂いたように濃尾大震災、いまから125年前の事です。岐阜県根尾村が震源という大きな地震でした。家が崩れている写真や、線路が曲がってしまった写真、木曽川の堤防が崩れてしまった写真、長良川鉄橋の落下の写真など見せてもらい、とても大きな地震であったことがよくわかりました。大きな地震は100年から150年周期でやってくると言われているそうで、明日来るかもしれないと思って生活する事が大切であると言われました。

「地震は、いつ起こるかわからない」と意識することpoint

一宮市においては、一宮ハンドブック「防災」という黄色いカバーの冊子を4月に広報と一緒に配布されており、その冊子に基づいてお話を進められました。

4P自分たちの地域は、自分たちで守る。

自助・・・個人・家族(自分の身は、自分で守る。)

公序・・・国・県・市などの行政機関(行政の責任として支援する。)

共助・・・地域(地域の人たちが力を合わせて協力する。)

自主防災組織の必要性過去の大規模災害をみても、発生初期は自衛隊、消防、警察など行政の力だけでは救助要請のすべてに対応することは難しい状況と言えます。自らの命を守る「自助」だけではなく、地域で助け合う「共助」の体制づくりが求められています。point

阪神淡路大震災の際、要救出者約35,000人のうち約80%にあたる約27,000人の方が近隣住民同士の協力によって救出されています。

6P一宮市の災害用情報サービスが掲載されています。

8P南海トラフ地震・・・一宮市の揺れの強さは6強、液状化の危険度は極めて高い

10P家の中の安全対策・・・タンスや棚の転倒防止、電化製品の固定、家具の配置を工夫 など

14P家族でチェック!

   地震の備え10項目が書かれています。ご家族でチェックしてみましょう。

32P命を守るためにこれだけは覚えよう!POINT

①地震が起こったら、まず低く!頭を守って!じっとする!

【シェイクアウト訓練】幼稚園でも実施しています

②食糧は3日分以上備えましょう

ロ―リングストック法・・・いつも使う食べ物や飲み物を多めに買っておいて、使った分だけ買い足していくことにより、賞味期限切れすることなく備えることが出来ます。

避難する時は、近くの小・中学校へ

水がきたら、高いところへ逃げる

【命を守る最低限の行動】危険が迫っている時は避難所への移動(水平避難)だけではなく、高い場所へ移動(垂直避難)し、命を守る行動が必要な場合もあります。

冊子の裏側には「家庭で準備するもの」が書かれています。日頃から備えておきましょう

以上、たくさんの事をお聞きしました。

PTA研修会にご参加頂いた皆様、誠に有難うございました。