そうですね、私は50歳代前半から会話などが聞き取りにくくなり補聴器が必要になりました。年齢的にも少し早いかな?と思いました。考えてみると遺伝かも知れませんが祖父や父・母も耳が遠く、時に祖父はテレビに耳を近づけて高い音量でプロレスを観ていた記憶があります。
これまでの状況
以前からですが、ダンスの音が聴こえづらくリズムなどが取れませんので、いつも女房や先生がワン・ツー・スリーと口で出だしを合図してくれますので踊ることは出来ましたが、やはりマスクをしていると見えませんので出だしが分かりません。こちらが難聴であることを知らないパーティーなどは、いろいろな方と踊ることになりますので、カウントが取れず非常に困っています。したがってパーティ―嫌いでほとんど参加しません。
また最近になって、補聴器の不具合なのか?、更に難聴が進んだのか?人の会話やダンス曲も聞えなくなってきました。女房も話しかけても反応しないと言っています。もう、ダンスの試合などは無理だと思いここで試合に出場するのは断念しました。
補聴器を買い求めて何度も微調整し、自分に合った適切な音質にしてもらいます。また、5~6年すると機器も劣化しますし、点検整備するか また新たな高性能なモノも出ますので買い替えたりもしました。よって、補聴器を付け始めてから20年以上になります。
まぁ~日常はなんとかこれで済みますが、コロナ禍でマスクとアクリル板などで相手の言葉が小さいと聞こえずらいことが良くあります。特にボソボソと話す店員さんの言葉などは聞こえません。これが難聴(耳の遠いい方)の現状です。
遡のぼって原因と思われること
47歳のころです。
私は40歳代にスキューバダイビングが趣味となって、毎週のように潜っていました。水圧で鼓膜が押されますが、耳抜きなどは簡単に出来ていました。でもダイビングで難聴になるのはプロに近い方以上で、私のような趣味の範囲ではそれほど影響は少ないのかも知れません。
ダイビング仲間には田〇律〇さんもいます。
50歳代のころ単身で海外に行き(仕事で)いろいろなプレッシャー?から、かなりのストレスを感じたのは事実だと思います。特に帰りの飛行機では強い耳鳴りがありました。
これは突発性難聴のだったと思います。耳の中がキーンと鳴っているような感じです。虫やセミが鳴いているような音です。その後、メニエールのように目が回り病院に送ってもらいましたが、気分も収まり帰宅しましたがそのまま放置していたのです。
(その時、適切な処置をして置けば良かったのかも知れません)
仕事上でもいろいろな立場になって、いつしか重要な会議などで遠くの方の質問や話などが聞えづらくなりました。聞き漏らすことができませんので、”今、何を言った?”と隣の方に聞いたこともありました。これでは仕事上で支障が出ると思い病院で耳の再検査を受けましたが、音質では高音(キ~ンとするようなデジタル音)が聞こえないことが分かりましたが、入院や薬などで治る話ではありません。
担当医師は、蛍光灯が古くなったような状況で治すことはできないとか・・・。
目だったらメガネ。歯だったら入れ歯やインプラント。耳はやはり補聴器なのでしょう。
メガネは乱視が少し入っているくらいで、普段は老眼鏡などは使いません。歯については4本インプラントをしていますので、今現在は何の不便も感じません。しかし、耳(音が聞こえっずらい)は、本人はもちろんのこと、会話が成り立たず他人にも迷惑をかけてしまいます。
補聴器について・どこで買ったの?
上は母の補聴器は耳掛け式でしたので、そのお店に伺いそれなりのモノ(ワイデックス社製)を買い求めました。デジタル式で両耳2つですのでかなり高額になります。
上は私が使用してる内耳型です。耳の穴にすっぽり入る形です。
この小さな穴が集音部分です。
この白い穴が耳の中に入りスピーカーの役目をしています。
SDカードと比較すると大きさが分かるかと思います。
補聴器の特徴としては、デジタル式になっていますので、どのような場面での音が聴きたいのか?人の声・テレビや音楽など用途に合わせて聞きやすいように調整するのです。耳の中に差し込むような形にしましたので耳穴の形に合わせたイヤホーンです。この形は粘土のようなものを耳穴に入れて形を取るのです。形が取れるまで(固まるまで)約10分くらい待ちます。
後日出来たものを装着し、更に音質の調整を機器で行います。初日に予約をして伺った方が良いかと思いますが、約1時間くらいかけて自分の何の音質が弱いのかなど、色々な音源を出しては確認します。
聞えたらこのスイッチを押すのです。各種の音源が用意されていて、言葉とか、騒音も出してです。基本的には調べるには機械音が多いのですが、例えばいろいろな種類の高い音でキ~ンとか低い音のボ~などで確かめます。
これは先日 伺った時の再調整していただいたデータです。最初はもっと複雑なデータを取集されます。「あ」の発音は「ば」にも聞こえます。「く」は「う」も似ています。
今回も集音部分が閉塞していましたので、きれいにしてもらいました。音質も良く聞えるように少し上げてもらいました。これで不便なく音が聞き取れますが、テレビの大河ドラマやその他ではヒソヒソ話の場面やボソボソした声は聞きにくいので、いつも音量を上げてしまいますが、テレビの音量が低くても(ゼロでも)補聴器にはブルートゥースで自分に合った音量に出来る機器を買い求めました。
テレビと発信機を接続します。
この受信機自分の前に置けば、直接 補聴器に聞こえてくるのです。音量は+と-で調整できます。非常に優れものです。
私はいつもテレビのボリューム40以上にしなければ聞こえません。女房などは30以下でも十分聞こえるとのことです。家族も私に合わせてこれから何十年?も大音量の中で過ごすのかと思っていたそうです。
それを聞いて、テレビからの音を私だけ大きく聞こえるような方法はないかとネットで調べると、首からかけるスピーカーとか、手元にラジオのようなものを置く機器もありました。安いものでは1万円以下で、高くても2万円くらいです。
そう言えば、補聴器店に直接聞ける機器があることを思い出しました。実際に使わ(試聴)させていただきました。あっ!これなら使えると思い購入(44000円)したのです。高価と思われますが、これは五つ星です。
以前からコムデックスと言うメーカーのBluetoothで補聴器(ワイデックス)とスマホの音楽や電話なども聞える機器(45000円です)もあり、これは便利だと合わせて買い求めていました。通勤の電車の中でも好きな音楽をヘッドホーンなしでスマホに保存していいる音楽を直接補聴器で聞けますし、ボタンを押すだけで周りの騒音もシャットできるものです。
私にとっては何故か壊れやすいので、取扱いには十分注意が必要かと思います。
もう、20数年以上になるのですかね。突発性難聴の適正な処置をしなかったことや、加齢により耳が遠くなったことを含めて、補聴器は手放せなくなりました。
昨日(2/9)A紙の夕刊に新たな方式の補聴器が開発されたとありました。
まだ開発途中ですが、「軟骨伝導で音を伝える、オーディオテクニカのヘッドホン」です。
安ければ面白いかな?とも思っています。
どこで買い求めたか?
私が利用している補聴器店はブルームと言う会社の吉祥寺店です。歴代の店長さんをはじめスタッフの方がも、しっかりと対応してくれますので何人かの方を紹介しています。
ただ、高性能ですので値段が高くなります。
新聞の週刊誌の見出しを目にしました。梅沢富美男さん(72)が「100万円もする補聴器を付けて、女子アナの美声が!」と感心していたと。これは耳寄りインタビューで、現役引退も覚悟した両耳の危機を最新テクノロジーが見事に救ったとサブタイトルがありました。この心境は良く分かります。
考えて見れば高価なものですが、それだけの機能は感じます。
道志でも沢の音や、季節になれば野鳥のさえずりも良く聞こえます。
*驚きました!私は2つのブログを開設していますが、内容はほとんど同じです。昨日の閲覧数が1200件を超えていました。両方のブログでも最高の閲覧数に近いですね。
Hiro