平成27年(2015年)5月の7年前ですが、前任者より道志村に別荘として建物を譲りうけました。この地域は土地は売らずほとんどが借地になります。
私でこの建物は(借地も含めて)3代目になります。
道志に入って初めての冬を迎えました。前の庭方向は斜面とその上に畑があります。譲り受けた前任者も一生懸命育ててきた果樹や畑もあり、住まいが近所でしたので一部屋お貸しして好きな畑仕事を続けてくださいと、無償で継続していました。
一番最初に作ったのはこの燃やし場です。
きっと、今頃は雪に覆われた道志(敷地内)になっているのでしょう。前任者も高齢になり車の運転など安全のために、道志から退かれました。
その後、私のイメージに合わせたいろいろなものを作り始めたのです。これまでにもご紹介してきたとおりです。
前任者が入ったころはこんな景色だったのでしょう。コツコツと自分なりに作り上げてきたのが分かります。果樹が多い庭と野菜畑でした。
はじめて、道志を見に来た時の画像です。(何度もご紹介しています)ある意味ではほとんど作り変えました。また、いろいろな構築物なども作り今に至っています。
入った年に先ずは燃やし場づくりです。木工が好きで、端材などを燃やすためです。近くのキャンプ場でも焚火はしていますので、燃やすことで特に問題にはなっていない地域です。東京じゃダメですよね。
その頃は果樹の花が咲いていました。
玄関までの階段も作り直しました。
母が見たいと、蹴上がり(段差)も低い階段を作りました。(その後、もう一度作りかえて普通の高さに戻しました)
自宅にあった道祖神を運び入れました。
良いところだね!母も気に入ったようで庭を眺めています。
さて、本題です。霜が降りるころ、畑の改修作業を始めました。かなり斜面でしたのでできる限り平らにしたかったのです。
そのためには、どうしても段差ができますので土留め壁が必要になります。時間をかけての作業になりました。
このように水糸を張って、直線を出し木杭を打ちます。
以前、前任者が作られた土留め壁もありましたが、老朽化して崩れやすくなっていました。
こんな風に土を掘り起こします。凍土になりますので、深さ50cm以上掘るのも大変です。
夏場は雑草との戦いです。エンジン式の草刈り機も買い求めました。
時間が流れ、だんだんと畑らしくなってきました。これも耕うん機(プチな)のお陰です。
この土留めも2回ほど改修しています。1回目は全くの素人だったので、木杭の打ち込みが浅く5年で崩れて来たからです。見えているのは2回目だと思います。
耕した畑にマルチシートを張って野菜作りです。
いろいろな種を蒔きましたが、なんとかそれなりに収穫出来ました。
野良作業は無心になれるので楽しく感じます。最大の悩みはニつ!一つは通い生活ですので、収穫の時期が合わないことや日照りなどの管理が適宜できないことです。
もう一つは、やはり雑草との戦いになります。
各種観賞用のカボチャも育てました。おもちゃカボチャもです。
やはりジャガイモは簡単?に出来ます。時期をずらして各種のジャガイモの収穫です。
枯らすまでトウモロコシを放置?して、その間に2度ほど消毒(害虫用)しました。食用ではありません。
観賞用の宝石コーンです。最初はネットで20粒で1000円くらいのモノを買い求めて、毎年増やし収穫しては種を保存しています。女房はたくさん有り過ぎなので、今年はいらないと言っています。生産者?にとっては、作るのが楽しみですので冷たい言葉です。
大きくなったゴーヤです。これも収穫時期を逸しているからでしょう。
あとは定番のトマトやゴーヤ、モロッコインゲン、葉物野菜が収穫出来ました。
更に、ブルーベリーは20~30本ありますので、採りきれません。キャンプ場のヒロさん(地主さん)にご自由にお採りくださいと言っています。
街道沿いのご夫婦ですが、大根もこんなに大きくなっています。プロと素人の違いです。
連作障害を防ぐために、植える品の位置を変えています。
こうしてみると、畑づくり(開墾から)始まり雑草との戦いや収穫時期を逸してしまったことなど、道志生活は体力と気力との勝負になってきました。
また、農機具小屋をつくったり、ボート池、せせらぎづくりなどはご紹介したとおりです。いかんせん素人ですので、農作業を知っている方に教えて欲しいことばかりです。
車庫付近の大きな木も切り倒してもらいました。そこを表札にしています。
次回は木工作業かな?(画像や内容が長くなってスミマセン!)
Hiro