正直、自粛生活を送っていますので、ネタがありません。
今回も雑学として、以前社員教育で配信していた内容をご紹介いたします。
「リンク(つながり)とナッジ(行動を促す手法)」です。
その前に、昨日も暑い一日でした、一昨日の夜半は雷が近くに落ちたようです。(私は爆睡中で知りません)
秋の気配で空も高くなっています。
テレビを付けても、リモコンが作動しません。
壊れたかと思って(今年の1月に買い換えたばかりですが・・・)また、再購入しようかと、ネットで検索していました。
送料込みで約4000円近くします。
配送されて不在の場合に置き場所をどこにるすか、(玄関・自転車のかご・・・・)を考えて、購入ボタンを押す寸前でした。
息子がネットで検索して直したよと言っています。
やはり落雷の影響でこのような現象が起こるようです。
あぶなく、再購入する寸前でした。
テレビ電源を1分くらい抜き、接続すると再起動するようです。
さて、本題です。
昨年のことですが、A紙の一面で、「持続できない 老舗廃業」新しい生活様式と言われてもが目に飛び込んできました。
先ずは老舗である北海道のホテルは「新しい生活様式」と聞くたびに、「お前のホテルは要らない」と言われているように感じたと・・・。
これが新しい生活様式とは何か?老舗(年配者も含めて)はそんなに簡単には様式は変えられないと、ふと感じたのです。
*白い花のコットンボールが咲きました。数日してピンク色に変わっています。
「リンク」とは、英語では「link」で、「鎖」「繋がり」「関連付ける」などの意味ですね。
ナッジ「nudge」は「行動を促す手法」の意味があります。
PCのホームページや報告事項などに細かい説明はリンクを付けているのは日常ですが、他のページの所在を表す情報のことを「ハイパーリンク」と呼んで、これを略した言葉がリンクです。
便利なツールで検索などをせずにダイレクトに他ページへのアクセスを行えます。
もう一つは「ナッジ」です。
経済や環境などにも使われる用語です。
例えば「店長おすすめ」といった文字が書かれているのをみて、思わずそのメニューを注文してしまったということはありませんか?ちょっとしたきっかけを与えることで、行動を促す手法を「ナッジ」(nudge)」と言います。
こんな表示や文字に、すぐに引かれてしまう私です。
以前は通勤路だった、品川駅のコンコースです。
朝の通勤時間は一定のルールがあって、駅の改札口に向かう方は、両脇の柱の外側を利用します。
港南口に出る方は凄い人波になりますので中央を使うルールです。
私は競技ダンス*背番号を付けて踊る を趣味にしていますが、よくタンゴ曲でも使われる用語で、プログレッシブ・リンクと言う場面があります。
このリンクは次のステップに“つなぐ”と言う意味です。
また、ナッジと言う言葉もありますが指導者がきっかけをつくるように軽く背中を押す時に使われます。
〝はい!音をよく聞いて、楽しくスイングして″踊るタイミングなどきっかけをつくって(教えて)くれるのです。
いま、「新しい生活様式」が、いろいろな活字を利用してこと細かに具体的な事例が示されているのですが、私には長年の仕事スタイルが染み込んでいて、仕事は見て覚えろとか、何ごとも経験だよと言われていました。
今では、頭では分かっていても外来語などが氾濫し、着いて行けない自分がいます。
PCのように私にもリンク機能があれば、ストレスなく異なった場面の生活につながり新たらしい生活様式が実践できるかとお思いますが、もう上手にリンク(つながり)することができません。
今では、人とのリンク(つながり)もさほど重要性を感じていません。
このおじさんも、店員教育の一環なのか?マニュアルなのか?必ず注文した以外のモノをすすめます。
〇〇はいかがですか?とか、バーガーを4つも買ったのに、お持ち帰りですか?は無いのでしょう。
こんな歳よりがここで、バーガーを4つも食べるのかと文句の一つもいいたところです。
ワクチンも2度接種しました。
しかし、昨日も東京都は4000人を超えています。
今いわれている「新しい生活様式」を実践するには、当時仕事している者にとっては、原因はどうも矛盾する二つの拘束(ダブルバインド)を感じているからです。
例えば、コロナ禍によりできるだけ家にいるようにと在宅勤務が求められている一方で、リスクを抑えつつ経済活動も再開するようにと自粛解除ともとらえるような発言があったりして、正反対に思えるさまざまな要請に心の整理がついていけないからです。
さらに、「新しい生活様式」には個人の意識だけでなく、根本的に社会のルールや認識が変わらなければできないことも含まれているのでしょう。
当時より、基本的には在宅勤務をするようにと要請され認められていますので、その分一歩踏み出した感がありました。(先進的な会社だたっと思います)
こうしたルールをつくる際に役に立つのが「ナッジ」だと感じていました。
*朝日のあたる今朝の庭です。
この相反する二つの行動で「ナッジ」という言葉を引用すると、ひじで軽く押すと言う意味ですが「〇〇するな」と制限するのではなく、選択の自由を残しつつ、望ましい方向に後押しする考え方なのでしょう。
順応性が高い若手の社員はすぐに行動に移せるかも知れません。
しかし老舗の廃業のように、私にはどうしても「デフォルト(初期設定)」と言うのか、あらかじめ設定されないと動きづらいのかも知れません。
例えば、「ナッジ」は行列の整理や混雑緩和にも有効であり、人との間隔をあけるため、スーパーのレジ前に、並ぶ位置をテープなどで記しする工夫をしています。
もう、マスクはあたりまえで、いつまで続くか分からない自粛生活に入っています。
オリンピックの結果とコロナ感染の拡大が複合しています。
そして、経済も・・・。
まさに喜怒の世界です。
いづれにしてもここには(この時代には)価値観を変える必要があると思います。
私はもう変えられないかも知れませんが、いつしかそんな時代もあったな。と思う日も来ることでしょう。
価値観を変え、知恵を絞れば十分に楽しみながら、ふれあえる方法を模索する必要があるかと思います。
組織(会社)上でも同様に、価値観を変える発信や発想が必要だと思います。
勤めていた会社の事務職は在宅勤務が出来ましたが、何千人もの現場の方々がそうは行きません。
新型コロナでは、感染した場合に重症化しやすい高齢者や基礎疾患がある人は自分の問題としてとらえやすいのですが、現在感染者が多い年齢層は20~30歳台とされています。
いかに集団(企業)として協力して、社会として多くの人命を守るかという観点が求められているのです。
ウイズコロナの中でどういう人にどういう行動をしてもらいたいか、集団ごとに違う方法での発信も重要かと思います。
競技ダンスを愛好する者として、共通するリンク(つながり)とナッジ(行動を促す手法)、そして老舗の廃業に感じたことをご紹介いたしました。
何を言いたのか非常に分かりづらい内容になりました。
ダンスの試合もほとんどが中止または延期になっています。
ダンスのランクは持越し維持となりました。
まだ気持ち的には現役のアストリート?して頑張るつもりでしたが、ダンスに対する気も抜けてきたのも事実です。
どなたか「ナッジ」(背中を押して)くれませんかね?
*これは退職前の昨年、仕事で社内で配信したものです。
社内用ですので、文章を一部変更していますので、伝わりにくいかと思います。
お許しを!
Hiro