俗物哲学者の独白

学校に一生引きこもることを避けるためにサラリーマンになった自称俗物哲学者の随筆。

歯の健康

2012-10-20 09:33:38 | Weblog
 歯について私はよく知らない。しかし歯の健康は全身の健康のために不可欠だ。歯が悪ければ食事が楽しくないし咀嚼も不充分になり勝ちでそれが健康にダメージを与える。
 私の母は総入歯だし亡き父も総入歯だった。私自身も小学生の頃から歯ぎん炎と診断されていた。つまりリンゴを齧ると血が出る状態だった。歯科医からは「しっかり歯を磨くように」と指導されたが具体的にどうすれば良いのか分からず、長めの柔らかいブラシで怖々磨いていた。歯茎からの出血→化膿→歯槽膿漏→総入歯、というイメージがあったからだ。
 転機が訪れたのは40代の頃だった。治療のために行った歯科医が歯の磨き方について具体的に教えてくれた。硬く短い歯ブラシでやや強く磨いて出血させよ、とのことだった。思い掛けない指導だったので私は即座に問い質したが歯科医は自信を持って断言した。
 その後、転勤もあって他の歯科医に掛かったりしたが、歯科医が勧める歯ブラシはどれも硬くて短い物だった。私はその歯科医の指導に今も従っている。そのかいあってか今も歯は健康で好んで硬い食べ物を食べている。多分正しい指導を受けたのだろう。
 これは個人の経験に過ぎず本当に正しいかどうか確信を持っている訳ではない。医学に関する私の知識は多くが新書に拠っており、残念ながら歯の健康を扱った新書を私は知らない。あれば読んで勉強したいと思っている。

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