現代の医療は欠乏症と細菌や寄生虫による感染症以外については殆んど無力なのだから、医療の大半が対症療法であることはある程度やむを得ない。病気の原因が分からず、あるいは分かっていても治療できないのであれば不快感の軽減以外のことはできない。癌の末期症状であればモルヒネの投与によって苦痛を軽減することしかできないが、そんな状況は少なくない。かなり高齢の老人が膝の痛みを訴えた場合、その原因は関節の軟骨の摩耗だろう。仮に人工関節を移植することによって完治することが可能であってもそのためのリハビリに耐えられないほど高齢であれば、痛み止めで誤魔化し続けることも医療だろう。
しかし有害な医療は承服できない。不快感の軽減だけを考えて病気を悪化させることはまともな医療ではない。破壊医療だ。破壊医療を行う医師は医療の名を騙るペテン師だ。
破壊医療の大半が自然治癒力の妨害をする。自然治癒力が働く時、人は不快を感じる。風邪などの感染症に抵抗するための発熱、有害物を排出するための下痢や嘔吐、捻挫などが起こす炎症、これらは自然治癒力の発動であって症状ではない。これらを抑え込むことは自然治癒力の妨害にしかならない。消火に励む消防隊の妨害をするような愚行だ。生活習慣病の患者に処方される薬も大半が有害な破壊医療だろう。原因を放置したまま検査数値だけを下げても何のメリットも無く、副作用は確実にある。私は大半の高血圧を高齢者の体にとって必要な状態だと考える。細く固くなった血管では脳に充分な血液を送れないから血圧を高める必要が生じて血圧が高くなっているのだろう。人体に備わった優れた自動調整機能の妨害をすべきではない。運動中の発熱や発汗のように体は体のために最良の反応をする。浅知恵に基づいて余計な操作などすべきではなかろう。
痛みなどの不快感は病気や怪我そのものではない。痛みだけを消しても怪我が治る訳ではない。治癒のためには安静が有効だ。しかし破壊医療を施された患者は不快感の緩和を病気からの快復と誤解して日常生活に戻る。感染症の患者であれば病原体をバラ撒く。痛み止めの注射で連投する投手が失うのは本人の選手生命だけだが、感染症の症状だけを緩和すれば感染の拡大を招く。これは個人だけではなく社会まで破壊する有害な医療だ。
しかし有害な医療は承服できない。不快感の軽減だけを考えて病気を悪化させることはまともな医療ではない。破壊医療だ。破壊医療を行う医師は医療の名を騙るペテン師だ。
破壊医療の大半が自然治癒力の妨害をする。自然治癒力が働く時、人は不快を感じる。風邪などの感染症に抵抗するための発熱、有害物を排出するための下痢や嘔吐、捻挫などが起こす炎症、これらは自然治癒力の発動であって症状ではない。これらを抑え込むことは自然治癒力の妨害にしかならない。消火に励む消防隊の妨害をするような愚行だ。生活習慣病の患者に処方される薬も大半が有害な破壊医療だろう。原因を放置したまま検査数値だけを下げても何のメリットも無く、副作用は確実にある。私は大半の高血圧を高齢者の体にとって必要な状態だと考える。細く固くなった血管では脳に充分な血液を送れないから血圧を高める必要が生じて血圧が高くなっているのだろう。人体に備わった優れた自動調整機能の妨害をすべきではない。運動中の発熱や発汗のように体は体のために最良の反応をする。浅知恵に基づいて余計な操作などすべきではなかろう。
痛みなどの不快感は病気や怪我そのものではない。痛みだけを消しても怪我が治る訳ではない。治癒のためには安静が有効だ。しかし破壊医療を施された患者は不快感の緩和を病気からの快復と誤解して日常生活に戻る。感染症の患者であれば病原体をバラ撒く。痛み止めの注射で連投する投手が失うのは本人の選手生命だけだが、感染症の症状だけを緩和すれば感染の拡大を招く。これは個人だけではなく社会まで破壊する有害な医療だ。