7月27日日朝長野県民会議で、3月に続いて朝鮮高校の「授業料無償化」を求める陳情を文部科学省および社民党に対して行う。今回は、新しくなった参議院会館の会議室で全国各地の朝鮮高校の生徒が訴える院内集会にも参加した。
長野県内で集約した14233名分の署名を文部科学省に提出。
社民党福島みずほ党首へ要請
院内集会で長野県の取り組みを報告する伊藤会長代行
さて、高校生やオモニ会の皆さんの話は、日本人の胸に深く刻まれる話だった。オモニから、「自分たちが受けてきた差別をなぜ子どもたちも受けなければならないのか、在日として日本で生きていく権利を一つ一つ戦いとってきた、本当は子どもたちには日本の高校生と同じように青春を謳歌してほしい。署名やデモや集会をしなければならばならないこと自体が悲しいし、憤りを感じる」とう訴えを受けて、社民党又市副党首は「日本の高校生以上に輝いている。本来は権利は戦い取るもの、すばらしい経験をしている。何としても無償化を一緒に勝ち取りたい」と激励をした。
照屋寛徳事務所の喜久里秘書も来ていたが、「マイノリティーが生きていける社会をつくる、大切にする、日本人が問われている」と長野で開いた沖縄連帯集会で話していたことと在日コリアンの問題が重なって見えた。