名古屋北部青年ユニオン  2012/8/13~

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トヨタ自動車空前の黒字でも日本人の給料が上がらない理由

2015-02-05 | 労働ニュース
■トヨタ空前の黒字でも上がらない下請け企業の部品価格

トヨタの値下げシステムは業界では有名で、毎年2回必ず部品を納入する下請け企業にコストダウンを要求するものです。つまり、下請け企業はトヨタに対し同じ商品を納品しているにもかかわらず、販売価格は毎年2回ずつ確実に下がっていくのです。値下げ要求はその車種が販売中止になるまで続きますので、5~7年程度は同じ品質の同じ商品であるにもかかわらず、下請け企業の部品価格は下がり続けることになります。

もちろん販売価格は日本円ですから、下請け企業は円安の恩恵はまったく受けません。逆に円安により円ベースでは樹脂や金属などの原料価格、そして電気料金が大幅に上昇していますので、その分のコストアップも含めて決められた価格の中でやり繰りしていかなければなりません。

記事には「この値下げを見送ることで本来生じるはずの数百億円の収益改善分を取引先に還元」と書いてありますが、これはトヨタの立場にたってみた話で、下請け企業にしたら「製造原価は上がっているのに販売価格は上がらないどころか下がっている」状況に変わりはないのです。こんな状態で、下請け企業が賃上げできるはずがありません。


■円安と海外生産拡大で過去最高益に

もう一つ、トヨタ自動車の最高益ですが、実はこちらもほとんど日本には関係ありません。

トヨタ自動車のHPによると、トヨタ、ダイハツ、日野を合わせたグループ全体の自動車の輸出台数は、過去5年間一貫して減り続けています。


トヨタ自動車空前の黒字でも日本人の給料が上がらない理由

就活生56.2%が「共働き」希望 - 理想は「時間内に仕事を終え子育て」

2015-02-05 | 労働ニュース
○「時間内に仕事を終え、積極的に子育てする」男性が高好感度

学生が「残業」や「育児休暇」に対してどのようなイメージを持っているか調査するため、「同性」「異性」の働き方に対するイメージを聞いたところ、最も好感度が高かった働き方は「時間内に仕事を終え、積極的に子育てする」で、特に女子は、この働き方をする女性を「すごくかっこいいと感じる」が70.6%、男性を「すごくかっこいいと感じる」が63.8%と高い割合だった。また、「子育てに専念するため育児休暇を取得する」でも女子の好感度は高く、そんな女性を「すごくかっこいいと感じる」が47.0%、男性を「すごくかっこいいと感じる」が41.8%となった。

マイナビジュース

就活生56.2%が「共働き」希望 - 理想は「時間内に仕事を終え子育て」

過労死認定判決 「息子が死んだ理由がやっと仕事だと認められた」と母親

2015-02-05 | 労働ニュース
労死の労災認定基準は、厚労省が労働基準局長名の「通達」として平成13年に定めた。行政実務上、労災と認める時間外労働を半年以内で月平均80時間と示しており、これが「過労死ライン」と呼ばれる。

 厚労省統計によると、25年度に過労死で労災認定された133人のうち、時間外労働が月平均80時間未満だったのはわずか16人(12%)。遺族や弁護士らは「労基署は時間数が過労死ラインに届いていないという理由で画一的に切り捨てている」と批判していた。

 今回の判決は、司法が行政の設定したハードルを下げて被害者を救済したという側面があり、過労死問題に詳しい森岡孝二・関西大名誉教授(企業社会論)は「実態に即した司法判断だ。企業が労働者の疲労の蓄積を漫然と見過ごすことは許されない、というメッセージとも受け取れる」と評価する。

 男性の遺族らは、過労死を国の責務で防ぐことなどを定めた昨年11月施行の「過労死等防止対策推進法」の制定を求める活動にも参加。今回の訴訟をめぐっては、国側が労災を認めようとしない姿勢を示し続けたことに、強い不信感を抱いていたという。

 大阪市内で記者会見した父親(66)は「会社に労働基準法を順守させていれば息子は死ななかったと思う。厚労省は判決を厳粛に受け止めてほしい」。母親(62)は「息子が死

産経新聞

過労死認定判決 「息子が死んだ理由がやっと仕事だと認められた」と母親

光通信過労死は労災=「恒常的に長時間労働」―大阪地裁

2015-02-05 | 労働ニュース
携帯電話販売大手、光通信(東京)の社員だった男性=当時(33)=が死亡したのは過重労働が原因として、神戸市に住む両親が国に労災認定を求めた訴訟の判決が4日、大阪地裁であった。中垣内健治裁判長は「長期間の過重業務が原因」と述べ、労災と認めた。
 判決によると、男性は光通信の子会社に出向中の2010年2月、心不全で死亡した。両親が遺族給付を請求したが、池袋労働基準監督署

時事通信

光通信過労死は労災=「恒常的に長時間労働」―大阪地裁