長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★★連立政権の不思議

2009-08-31 08:29:41 | Weblog
自公政権の一翼を担った公明党が小選挙区で全敗を喫した。
以前にも、連立を組んだ社会党が凋落していった。
自民党と組んだ党がなぜ凋落していくのか私にはよく理解できない。
ただ、一ついえることは、過半数に足りない場合、少数政党がキャスティングボートを握ることは仕方のないことかもしれない。
しかし、だからといって、少数政党が、政治をゆがめても良いということにはならない。
例えば、自公政権で行った、定額給付金が愚策だと思っているが、これも公明党の強い働きかけで行われたのである。
さて、今回の選挙で民主党は過半数を単独で獲得したけれども、参議院で過半数を取っていないために、連立を組むようである。
しかし、連立を組む相手となる、社民党も国民新党も、民主党の足らないところを補うのは良いけれども、ごり押しをしないことである。

★まずはやらせてみよう

2009-08-31 08:01:49 | Weblog

民主党が308議席獲得という歴史的圧勝となった。
しかし、まだ2大政党が、いつでも交互に政権を維持する体制となったわけではない。
そこで、これからの民主党の真価が問われているところである。
それにしても、今回の選挙では落としたい人が何人かいた。
しかしながら、その多くは、小選挙区で落選しても、比例区で当選している。
まず、選挙制度の改正が必要であろう。
次に、社説を読むと、民主党政権に不安を抱いている人が多いようである。
政治も分からないチルドレンに何が出来るという心配である。
しかし、私はそれほど心配していない。
政治にまったく素人の知事が立派に県政を取り仕切っているではないか。
それに比べたら、国政とはいえ、チルドレンは、その他大勢といってはまずいかもしれないが、政治は数であり、その一端を担っているに過ぎない。
民主党にも総理経験者もいれば、閣僚経験者もいる。
また、外交の継続性について心配している人もいるが、核も持たないで、アメリカときっぱり手を切れるわけもない。
ということは、外交についても、それほどの選択肢はないということである。
ようは、これから景気が悪化しないように、政策を実行していってくれれば、それほど問題にはならないのではないかと楽観している。