長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

★政治の貧困

2009-06-30 08:13:08 | Weblog
河野太郎が、テレビ番組の中で、12年間に81人もの人が死んだのは政治の責任である、というようなことを言っていた。
これは臓器移植法案の改正が出来ない間に、これだけの人を助けることが出来なかったが、それは政治の責任であるということらしい。
では、年間に3万人も自殺者が出ることは政治の責任でないというのか。そんなことないだろう。
さらに言えば、交通事故死から、病院のたらいまわしによる死、死刑制度による死・・・と挙げたら限がないくらいである。
ある政治家の言葉によれば、人の命は地球より重いものらしいが、少なくとも、死人の多い順番に政治が何とかするべきだろう。
また、その番組の中で、政治家が脳死について決めないで、誰が決めることが出来るだろう。政治家は国民にそれらを決めることを任されているのだといった人がいる。
しかし、私に言わせるならば、人の死まで政治家に決めてもらうようにお願いした記憶はない。
脳死臨調でも何でも良いから、国民の少なくとも8割以上の人が認めた方法で、人の死を決めてもらいたい。
よく理解していない政治家だけで、任されているからといって勝手に決めないでほしい。