写真は、代表取締役社長 藤田真海氏
株式会社ローソン(本社:東京都品川区、代表取締役社長:玉塚元一)は、2014年9月に、中部地区では初めてで、全国では20箇所目となる農業生産法人「株式会社ローソンファーム愛知」(愛知県豊川市、代表取締役社長:藤田真海)を設立しました。この度、12月19日(金)より順次、「ローソンファーム愛知」で生産されたキャベツと、キャベツを使用した「ローソンファームキャベツ包み焼」を、中部地区のローソン・ローソンストア100・ローソンマートで販売いたします。
販売開始日 |
販売品目 |
販売店舗 |
12/19(金) |
キャベツ1/2玉 |
中部地区の ・ローソン(1,266店) ・ローソンストア100(137店) ・ローソンマート(7店) |
ローソンファームキャベツ包み焼 |
中部地区のローソン(1,266店) |
※店舗数は2014年11月末現在、ローソン店舗数は三重県の伊賀・上野・名張地区の14店舗を除く
■「ローソンファーム愛知」設立記念商品発売
ローソンファームキャベツ包み焼(税込420円) 12月19日(金)から2015年1月5日(月)までの期間限定販売の予定 「ローソンファーム愛知」で生産されたキャベツを使用した包み焼です。薄く広げた生地の上に、ソースそば、もやしなどをキャベツと一緒に乗せ、蒸し焼きにしました。 |
■「ローソンファーム愛知」概要
1) |
会社名 |
: |
株式会社ローソンファーム愛知 |
2) |
住所 |
: |
愛知県豊川市当古町西新井55番地 |
3) |
面積 |
: |
1.5ha |
4) |
出資者 |
: |
藤田 真海 73%%、藤田 明布1%、宮川 明1%、 (株)ローソン15%、(株)芋銀10% |
5) |
代表者 |
: |
代表取締役社長 藤田真海 |
6) |
資本金 |
: |
5,000,000円 |
7) |
栽培品目 |
: |
キャベツ、白菜、ナス、とうもろこし、オクラ |
8) |
収穫量 |
: |
約177トン(キャベツ90トン、白菜35トン、ナス28トン、 とうもろこし15トン、オクラ9トン/年間計画) |
9) |
販売額 |
: |
約22百万円(2015年度計画) |
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いつものようにローソンが75万円出資「ローソンファーム愛知」を設立。
年間売上高2,200万円、月間183万円。
供給する店舗数は、1,266店舗。
420円のローソンファームキャベツ包み焼(税込420円)を全店に納入したら1回で53万円。
キャベツ、白菜、茄子を投入したら1回で、売り上げ計画を達成してしまう。
裏を返せば、供給能力を満たさないファームということだ。
ただでさえ、廃棄の多い野菜を販売する店舗は、だんだん少なくなっている。
また、農業を法人で経営して利益はでるのか?
私の田舎の親戚は、ほとんどが兼業農家。農業だけでは生活できないからだ。
計画の具体的内容は、見えてこない。
見えるのは、ローソンが農場をもつコンビニとなり、製造小売業に
意欲を燃やしているというイメージのみ。
ローソンの計画は、内容がみえない。
発注システムだけで、2~300万円かかる、資本金500万円で何ができるのだろうか?どういう意図で、この会社を設立したのか
具体的に説明してほしい。
供給先が安定しているから、見込みも立てやすいのだろう。しかしいずれも出資比率が低く、資本金も少ない。同等な立場をとるなら、高くてもいい筈ではないか。この低さでは、いつでも手を引けると勘ぐられてもおかしくない。まさに今の加盟店と同様契約打ち切りになれば、どうなるのだろう。また犠牲者を出すつもりか?
経営上のリスクは、100%相手側に押し付ける、これがコンビニ会社の基本スタンス。
どんなトラブルがあっても、問題の責任を相手側にすべて押し付け、手を引くときは自身のリスクを最小化しておくことはローソンの得意技ですね。
相手に足元を見られ、相手の条件を大幅に飲んでいるのが今の青看板。そのうち数字が、悪化してくるでしょう。ただ、店舗数、売り上げ高増のために、立地の悪いところに店舗を建て続ければ、必ず数字は、悪化すると思います。
この法人のHPがありました。
社長さんは、子育て中の主婦。中嶋農法は、始めてらしい。中嶋農法を私も知らないが、始めての人が安心、安全な有機栽培の野菜を供給できるのか?この方は、頑張っていただきたいですが、青看板の食い物にされないことを祈ります。
生産者のほとんどは、作物を店に届けたいのではなく、消費者に食べてもらいたいと思っている。
しかし、コンビニ本部の意向は、消費者に買ってもらえなくとも、大量に廃棄されるぐらい加盟店に大量発注させることが何をおいても重要と考えている。
生産者、消費者の思いとは全く違う次元で行われるこの異常な過剰供給が、経営の肝となっているコンビニ本部の事業モデルは、世界中どこにもない異常なビジネスと言える。早く政治、行政がメスを入れないと、ますます貴重な食糧が廃棄のための廃棄になっていく。
本部は、ローソンファームで廃棄になって無駄に捨てられてゆく野菜を生産してゆく。生産者の気持ちとは、大きく違う。ておくれにならないうちにローソンの正体に気付いて欲しいと思います。