不祥事続く小僧寿し『ラーメン店』で再建図る…既存店舗活用ーーー
ZUU online 2014/10/31
31日、小僧寿し は既存の物流網、店舗設備、人員などを活用し、ラーメン店を新業態として展開すると発表。減退傾向にある「持ち帰り寿司」単一市場からの脱却を測り、新たな事業の核として育成する方針だ。
既存店舗の用地を活用し、調理器具などの備品、空調・排水設備などの店舗設備、物流網は現在の資源をそのまま活用。また店舗人員も、現行店舗の従業員を再教育して活用する。
今年、創業50周年を迎える同社だが、直近では経営陣の不祥事、副社長の辞任などが報じられている。
寿司産業は緩やかな減退傾向にあり、また「回転寿司」「出前寿司」に加えてコンビニエンスストアやスーパーマーケットによる供給拡大に伴い、選択肢が多様化。直近では、コロワイド によるかっぱ寿司 買収など業界再編が進んでいる。
同社は同時に、4億円の事業運転資金を年率6%で借入すると発表。こちらはラーメン店展開の資金に充てると見られる。
迷走する小僧寿しの経営陣
ところが、小僧寿しは握るべき寿司の『握り方』すら経営陣が忘れてしまった、という笑い話にもならない体たらくになってしまっている。ジャスダックの公 式コメントがあるので、そのまま抜粋してみよう。これは、取締役副社長就任が予定されていた人物が、僅かの時間で辞任した、という報告である。『かかる変 更の理由と致しましては、同じく平成26 年8月7日の新経営陣による審議の結果、渡邊氏をはじめとする当社取締役が当社事業の中枢機能を直接管理する体制とし、その中で発生した経営判断を要する 論点について、速やかに代表取締役と直接的な確認を行うことで、意思決定の早期化、経営判断の認識のずれを最小限に留めることが適切であるとの結論に至 り、渡邊氏については当社取締役として、当社事業の中核であるFC 新規開発業務の運営および管理に専念することが適切であると判断したことによります』
企業としてあるべき姿は、まず株主への配当である。そのためには、収益の基盤を作る必要がある。誰でもわかりそうな図式だが、これがいつの間にか忘れ去 られてしまったのは、小僧寿しの経営基盤がくるくると変わってしまったことが影響しているといえる。一時期ピザを店舗内で販売しようという動きもあった。 全商品1円値下げ、というキャンペーンも行った。全てが裏目に出ているのは、経営陣がFCの現場を知らないことがその理由だった。配当を出すには、まずは FCに利益を出してもらわなければならない。企業としてのモラルからは、残念ながらかけ離れてしまったのだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
もうすでに、ローソンのSV、支店長はレジも打てないだろう。売場変更も
季節の売場作りもできないだろう。ましてや幹部は全員売場経験がない。
だから、時代からかけ離れた方向へ突き進んでいく。
人件費高騰の時代に、対面販売。低単価商品の販売。
小僧寿司のように全てが裏目に出て、ローソンがコンビニをやめて
ラーメン屋になるかも知れない。私の地区のローソンは閉店して
王将に変わった。トップの商売センスのなさが危機を招く。
傷は浅いうちがいい。決断するべきかも?
これだけ数字が、怪しいと、本部との付き合いは、難しい。損切りか、MS無視、発注提案無視の利益確保か?コスト加盟店負担の施策には、乗らないほうが、いいと思います。