コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

サンクス富山→ローソン富山→ローソン

2013年06月22日 10時31分26秒 | インポート
2010年10月サンクスアンドアソシエイツ富山が、ローソン富山にコンビニ事業譲渡。
そのその後、昨年10月連結子会社のローソン富山を吸収合併した。

 ローソン富山は、富山県内でローソン店舗の運営を行っているが、グループ全体として経営資源の集中と効率化を図り、富山県内におけるローソンの店舗運営を更に強化するため、同社を吸収合併するもの。

ローソン富山の2012年2月期の売上高は17億9300万円、営業損失8700万円、経常損失1億5800万円、当期損失4億1000万円だった。

 サンクスアンドアソシエイツ富山がコンビニ事業をローソンに譲渡したため、人口10万人あたり店舗数の全国平均は8.73軒に対して、富山県は17.65軒全国1番だ。富山県は2010年の12位から大幅に順位を上げており、人口10万人あたり店舗数も10.23軒から17.65軒と急増している。

 店舗数を増やして、店舗改装のため損失を増やし、営業損失を増やして、なんのメリットがあるのだろうか?
今夏、さらに南九州サンクスを譲渡され、ローソンの100%子会社化されるが、サンクス富山の例をみると
企業として営業面のメリットは、考えられない。
 
 メリットは、対外的に発表できる店舗数の拡大と、加盟者からの収奪による収益増からかなとも思える。
店舗評価の手段としてMS評価制度を導入し、廃棄を増大させ、経営者の無能を理由に、個店経営のオーナーか
ら複数店経営のオーナーに店舗の経営を引き継ぐのが目的では、ないかと思われる。
そうでないと営業面での利益がでないなかでの事業引き継ぎは、考えられない。

 南九州九州サンクス、ローソン双方にメリットがあるが、一番被害をこうむるのが、加盟店。


過去の例から、契約書等、法的にがんじがらめにして加盟者の今ある優位性をはぎ取っていきますので、現加盟者
の方、安易に押印しないようにしてください。押印前に弁護士さん等に相談してください。



 足下をすくわれ、立ち上がれない程の、致命的ダメージをうけます。