コンビニ経営相談室「あかり」

気がついたら全てを喪失、それがコンビニオーナー。加盟を阻止し、脱退を支援します。コンビニの経営の現実をお知らせします。

退職金でコンビニを目指す方への提言。

2013年06月20日 03時23分54秒 | インポート
 コンビニ12年。最初は私が、深夜、家内が昼間。そのうち私が昼間、家内が深夜。すれ違い生活、12年。
まともに旅行にいく事もなく、休むこともなかった。10年すぎて、再契約をすれば、床も張り替え、深夜の
モップがけも、なくなり、年金もはいるから、契約更改のハワイ旅行にいけて少しは、家内に孝行ができると
思っていたら、えらいことになりました。
 ズルズルと契約更改を引き延ばし、ドミナントのど真ん中に追いやり、経済的に破綻させ、再契約を拒否し、
リスクを避ける、経営手法、・・「経営者の鏡」、10年間増収、増益の基本戦略といっていいと思います。


 最初は、俺も運が悪いなと思っていたのでR社の提示する、条件をクリアするために、必死で取り組んだ。
100m上手にできた、コンビニ対策、且つその後300m上手にできた、自社の競合店対策、契約最終期を迎えた、MS対策・・・全てに費用が発生した。そのための資金は、用意していたが、自分の予測を上回った。
 
 MSも地区で最初の日、5連休の最後の日の夕方8時、次回からでいいという支店長の甘い言葉に警戒心を
解いた時に実施されたMS評価2点マイナスを理由に半年のばされた。

 本部の支援が全くない、そういう状況のなかでの経営指導も全くなかった。あったのは、いつも通りの商品投入の
数量提示、無意味な本部指導員との「言葉のやりとり」・・・「半年前に再契約できてれば・・・俺も運が悪いな」
とおもっていた。


 けど、再契約交渉を続けていくうちに、だんだんと運が悪いのでは、なく意図的に、政策的に「私らと同様の
加盟店を一斉に契約拒否をする会社の戦略と思ってくるようになった。「今回が、最後の契約になる加盟店が、
まもりに入り商品の、計画数量投入を拒否したり、MSレベルを落とすこと」を避けるためにあと1回の契約を
できる加盟者を強引に契約終了に追い込む会社としての戦略だと思います。
 個店の健康診断と」称して「MS調査」を導入し厳格に適用し、拒否権のない「MO」を養成し、「夫婦
で経営」から「会社での経営」への明確な転換を図ったものと思われます。


 そのためには、手段を選ばない R社の姿勢は、いかがなものかと思う。会社を早期退職し、退職金をもとでに
コンビニにチャレンジし、サラリーマン60才定年を、自営業70才を目指すのが、パターンと思っていたが、
それが、できないコンビニ業に魅力はあるのかなと思う。


 早期退職し、コンビニを目指す方、セブンイレブンは15年契約だからまだしも、10年契約の他社を目指す方
50台で契約したら、あとの契約はありませんよ! 10年で投資回収をはかってくださいね!
60才で自営業定年ならサラリーマンを定年までやったほうがいいですよ!

 
これから、コンビニ経営を目指すかたへの提言です。


ちなみに、強引にやめさせられた訳ですが、家族みんながよろこんでいます。
ほとんど毎日喧嘩していた家内が、「0からじゃなくてマイナスからの出発か・・」ぐらいの心境で
毎日のコンビニストレスから解放され、気持ちがおちついています。息子も娘もいつどうなるかわからない「コンビニ
経営」の不安がなくなったことに安堵しています。


リスクをかかえてチャレンジする加盟店に援助するどころか「後ろから鉄砲をうつ
本部」・・・どうにかならないものでしょうか?