ひとり語り 劇車銀河鐵道 いちかわあつき

 ひとり語りの口演や、絵本の読み語りなどの活動をしています。
 何処へでも出前口演致します。

歩く楽しみ。

2008-12-11 10:54:30 | Weblog
 ここのところ、余裕をもってウォーキングが出来ていません。定まった時間に定まったコースをせかせか歩いて、帰ってくる。

 ちょっとゆとりのある時は、時間を気にせず、コースも定めず、ふらふらと散歩を楽しみたいものだと思います。
 僕は詩が好きです。読むことも書くことも。けれど、詩というものはせかせかした気持ちでは生まれません。
 時々小さなノートをポケットに忍ばせて、散歩詩なるものを書いています。まあ、吟行俳句のようなものでしょうか。そう、俳句でも短歌でもいい。歩きながら詩を詠む。
 ああ、そういう散歩がしたい。ちょっと外は寒いけれども、もう渡り鳥の野鳥たちも姿を見せ、きっと、熟した柿の実をついばんだりしています。

絵本と児童書

2008-12-08 18:19:41 | Weblog
 昨日は、一般向け文芸書を中心の話でしたが、今日は絵本と児童書について少し・・・。

 絵本については今年も何冊か買いました。もうずいぶん前から出版されている、舟崎靖子作渡辺洋二絵の「やい トカゲ」(あかね書房)。とか、山下洋輔・ぶん 元永定正・え 中辻悦子・構成の「もけら もけら」(福音館書店)。ジョン・バーニンガムさく まつかわまゆみやく「ねえ、どれがいい?」(評論社)。

 またお話としては古いのですが、今年の1月に新刊として出された、安房直子作味戸ケイコ絵の「うさぎ座の夜」。そして、絵を見て即座に衝動買いしてしまった、宮澤賢治・作荒井良二・絵の「オツベルと象」(これは発行日としては2007年の10月17日ですが、―ミキハウスの絵本―)。そしてこれも宮澤賢治・作高橋伸樹(しんじ)・絵の「とっこべとら子」(農山漁村文化協会)。

 そのほか古本で数冊購入しましたが、その中で、滝平二郎文・絵の「はだかの王さま」(金の星社)は、掘り出し物だったです。

 それから、児童書(絵本ではない)の新刊購入はなかったのですが、敬愛する先輩から教えてもらった、アンリ・ボスコ著天沢退二郎訳「犬のバルボッシュ」は感動の作品でした。もう絶版になっているということで、地元の図書館で探したのですが、そこにもなく、遠方の図書館から取り寄せてもらって読みました。

僕の読書今年のベスト3は・・・。

2008-12-07 12:56:29 | Weblog
 今年の本のベストセラーランキングが発表されて、やはりハリーポッターシリーズ第7巻「死の秘宝」が185万部でトップだったようです。
 この時期になると、新聞の書評欄で有名人知識人の今年の読書ベスト3のような企画が載ったりしますが、僕もちょっとこの1年を読書で振り返ってみようと思います。仕事関係でちょこちょことつまみ読むものや、児童書などは基本的に除いて、純粋に読書といえるものは、今のところ50冊足らずといったところでしょうか。1冊に費やす時間が結構長かったりするので、そんなに量は読めません。

 さて、そんな中で僕の新刊本ベスト3は、井上荒野著「切羽へ」福岡伸一著「生物と無生物のあいだ」姜尚中著「悩む力」。
「生物と・・・」は去年の出版物ですが、長く時間が掛かった為に年を越して読了したので、一応今年に入れておきます。
 そして新書が2冊もあるというのは、それだけ新刊本を買って読むということが少ないということです。新刊本は中々買えないのです、財布と相談しないと・・・。
 因みに、古い作品ですが読み直したりはじめて手にしたものでは、堀田善衛著「方丈記私記」と長谷川四郎著「シベリヤ物語」といったところでしたか。

 上記2作品は、若い人にも是非読んでほしいなと思います。「蟹工船」を読むのもいいですが、現実の、目の前の大変さ苦しさを乗り越えていく力が必要な時に、本当に力になってくれる本ではないかと思います。
 スタジオ・ジブリの宮崎駿監督も言っておられましたが、僕も堀田善衛氏の著作物には、様々な状況下で、何度も救われたように思います。
 殊に「ミシェル城館の人」3部作は、最も好きな作品です。
 と、いつの間にか今年のベスト3の話題から外れてきましたねえ。
 もうひとつ、これは私のやっているラジオ番組で紹介した作品、ミッチ・アルボム著「モリー先生との火曜日」これも、ちょっと昔のベストセラー本ですが、とても読み応えのある1冊でした。 

とうとう里にも雪が降りました。

2008-12-06 16:57:58 | Weblog
 昨日は雷、今日は雪です。朝方はまだ日差しもあり、青空も覗いていましたが、だんだん山から雪が舞い降り、とうとう里にも雪がちらほら舞いました。

 そんな寒風吹く中、今日は午前と午後、2ヶ所での語りの口演がありました。
午前はちょっと寒い体育館で・・・。午後は暖かいホールのステージの上で・・・。
 朝は若い人たちに向かってだったので、少々寒くても平気です。昼からはややご年配の方が多い場所でしたので、暖かいところで、ゆったりと・・・聴いていただけましたでしょうか?
 演じる私は、どちらの会場でも、ちょっと汗をかきました。不思議とどんな中でも、そのお話の決まったところへ来ると、汗が噴き出すということがあります。
 これは条件反射なのでしょうか? まあ、この季節暑い夏よりも語りやすく、また聴いていただくお客さんにも、聴き易い環境かもしれませんが、あまり暖房が利きすぎていても、暑がりの私は頭がボーッとしてしまいます。
 暑からず寒からず、難しいですねえ。

 今日お会いできた皆様方、本当に有難うございました。このご縁を心からうれしく思います。

今、雷が鳴っています。

2008-12-05 11:05:51 | Weblog
 12月の雷、冬雷!?っていうんでしょうか。雪が降れば冬来、いや冬到来でしょうが、雷となると季節感もあまり湧き上がってきません。

 さて、ひとり芝居の公演もひと段落して、今は通常の語りや、絵本の読み語り口演に随所伺いながら、来年5月の多治見でのお芝居、マーシュマロウ第4回公演の台本執筆の大詰めを迎えています。
 来年5月9日、10日の両日、まなびパークたじみ7Fホールにて公演が決まり、出演者への打診も出来たのですが、肝心の本が完成していません。
 もう後一歩なんです。
 
「ブログの更新もいいが、早く書け!」という関係者の声が聞こえてきそうです。週明けには上げると宣言しましたので頑張ります。すみません、もうしばらくお待ちください。
 因みに題名は「調べは、アマリリス」です。花の名前が続きます。楽しいお芝居にしたいと思っています。またよろしくお願いします。

今日から12月ですねえ。

2008-12-01 17:40:01 | Weblog
 先のひとり芝居公演の写真を公開しようと思っているんですが、デジカメが変わったので、1メガ以上の画像が不可と出て、いまだに出来ていません。ごめんなさい。

 そうこうしているうちに、12月となり、今朝は霜が降りました。もう師走です。うかうかしているとクリスマスが来て、今年も終わり、お正月が来てしまいます。

 どうも世の中不景気で・・・と暗いニュースばかりで、来年以降も明るさの見出せないような昨今ですが、こういう時こそパーッと明るく行きましょう。
 私なんぞは、バブルの時だって、何の影響もなく踊ることも萎むこともなかったのですから、今回も差ほどでもなかろうと考えています。が、それでも今を生きる社会の一員である事は変わりないですから、関係なくはありません。
 ただ、歴史的にどんな状況のときでも、人間は何とか凌いでここまで来たのですから、私わりと楽観視しております。

 危機こそチャンスかもわかりません。変動の時代を面白がって生きていきませんか? 今を選んで生まれてきたわけですから。「いいや、選んだわけじゃない!?」
 ええ、そうかもわかりませんが、選んだと思ったほうが潔い。自分に責任を負わせた方が、腹も据わるでしょう。ノーテンキで行きましょう。