人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

面倒なこと

2019-12-17 13:16:29 | 篆刻

 


年末になりますと「面倒」なことが増えてまいります。
この「面倒なこと」をパスするか、(やってみるか)で結果は随分と
違ってくることもあります。

例えば、年賀状。
最近はいただく年賀状の内、95%程度は表裏ともパソコン印刷です。
便利な時代になりました。
パソコン印刷でも手書きでも心が通うことが第一と思っていますが。
若い人はメールでほとんど済ますと報じられています。

離れて暮らしている中学生以下の孫たちにだけ予め未記入の年賀ハガキを郵送し
「絵でも漫画でも文章でもなんでもいいから、おじいちゃんとおばあちゃんに
 (小生たちのこと)手書きの年賀状を書いて送ってね」

我々、老耄夫婦にできることはチャンスを与え環境を整えること程度です。
1年前もそれぞれに工夫して書いて送ってくれました。
一生懸命工夫して送ってくれた年賀状は貴重な記録です。

あと2週間もすればお正月、最近はおせち料理は家庭で作らなくてもデパートなどで
豪華な品が販売されています。
でもよく観察するとエビ、卵巻きなど各品3~4点しか入っていません。
大勢の家族が集まったらどのように分けるのでしょう。

稚拙なおせち料理でも手作り文化を大切に、と年に1回のことです。
(おかあさん、がんばって!)
30日と31日の2日間で家内はTV番組を見ながら老骨にムチを打って励みます。
黒豆などは大きなどんぶりに山盛りです。


「空即是色」 般若心経 第10節

「囲碁の石には将棋の角とか歩といった属性は与えられず、碁盤に置かれる前の石は
相手と自分の石を区別する白と黒以外の属性をもたない無の状態である。
ところが、いったん碁盤に置かれると他の石との位置関係によって強い石、弱い石と
いった性質が生まれる。」
「人生は囲碁以上に複雑だが共通点もある」

今日、12月17日はベートーベンの誕生日だそうです。
(1770.12.17.~1827.3.26.)

家内も毛筆を持ちながら年賀状を書き始めました。
裏面はパソコン印刷に少し手書きを添えてですが。
 


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