円空大賞の20年~コレクションで振り返る・展を見て

2022-03-03 12:32:00 | 円空仏


やっと春らしくなり、気持ちも少し騒ぎ出し、という次第で
岐阜県美術館で開催中の
「円空大賞の20年~コレクションをふりかえる」
を見学しました。

11氏の作品が展示されていましたが
小生の鑑賞力は時代から数十年以上、遅れていることを痛感しました。

書でも彫塑でも芸術作品には鑑賞力がないと心に響くことがありません。

円空大賞、第1回の西村公朝氏の作品は印象深くとても良かったと
思います。
その後の大賞では、当に時代の先端を行く作品がメインです。
各地を行脚しながら庶民的な仏像を作った円空さんと時代の先端を行く
現代アート、その対比が鑑賞力のない小生には悩ましいです。
一緒に同行した家内も静かに通り過ぎて、別室の川合玉堂の方で
楽しんでおりました。

円空大賞の名称でなく「美濃の国から現代アート展」
などあればぴったりのようですが。
まあ、老耄のたわごとです。
江戸時代に生まれた円空さんも展示作品を見れば、
!!!ビックリでしょう。

「円空大賞の制定と理念」
には、郷土にゆかりの深い円空とその精神を、今日改めて
注目すべきものと捉えて、平成11年度に円空大賞を制定
しました」
とあります。
「その精神」とは?







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