篆刻家の年賀状

2023-08-13 19:39:04 | 篆刻

このムチャクチャ暑い時に年賀状の整理とは!

でも今年も残り4ケ月強、あっという間に新年到来と思います。

年賀状を交換する風習も徐々に減り、いずれ将来

「あの当時はこうして年賀状をやりとりしたんだヨ」

という語り草になるときが来るかもしれません。

でも歴史的にも和紙などは経年変化に強く、千年、二千年の時を経ても

記録媒体として貴重なことは周知の事実です。

日常的に使用しているDVD、HDD、SDカードなどはある種のプラステイックであり

経年変化に耐えられるのでしょうか。

 

今日からお盆です。

拙宅では毎年のことですがお寺様の月命日の読経が今月だけお盆に変更です。

読経は15分ほど、その後、篆刻の雑談が30分ほど、めったにない話題です。

話題は篆刻家の年賀状についてでした。

篆刻家の年賀状は表書きはほとんど毛筆で裏面も毛筆の先生方が多いです。

元、全日本篆刻連盟会長の故・何某先生の年賀状も手元に大事に保管しています。

葉書ファイルに数十年前から大事な年賀状は百枚以上は保管していますが将来、

息子や孫の代には紙くずになるのか、貴重な資料になるのか、まあその時はそのとき。

でも高齢に伴う年賀状の欠礼の挨拶は年々増えてきています。