いや、驚きます。
中國では人間そっくりのAIキャスターが登場しているそうですから。
日本でもNHKで顔は出てきませんがAI音声ニュースが日常的になっています。
20数年前に小松左京氏が今の時代を予言されています。
「コンピューターが口をきくとか、ロボットが心を持つというのは、もう
それに近いものができてしまうようだ。
コンピューター回路の中に、意識の片鱗が見えてきたというレポートも
ありますから」
小松左京氏の先見性に敬服です。
時代は激変、こうした時代には職業の種類によってはAIに仕事を奪われたりしますが
逆に申せばAIにはできない人間的な創造性が更に要求されることでしょう。
長年に亘り努力し経験を積んできたスキルが一瞬のうちに奪われる事態が今後
現実化しそうです。
小生の現役時代はAIとかITとか全く無関係でしたが、退職後にこうした環境に
覆われつつあります。
考えてみれば定年退職後の余生の期間は寿命にもよりますがざっと20~30年近くはありそうです。
この期間をITのメリットを積極的に享受するか、敬遠するかによってライフスタイルは
随分と違ってくるような気がいたします。
例えば旅行プランは以前は旅行社の商品から選択していましたが、今では検索して
自分でプランを立てることが自由、という選択肢になっています。
こうした検索エンジンの進化には目を見張りつつ、恩恵を受けることが多くなっています。
のんびり昼寝しようとしても最低限のIT知識を要求される時代とは、眠りも
浅くなりそうです。