人生第2幕スタートして20数年、畑を掘り・印を刻り・木を彫りの半分・自然に親しむ生活です

篆刻(てんこく)という
漢字の文化、庶民的な
円空佛、こんな世界が
今も存在している!
つれずれ日記です

作品展・会場での交流

2022-03-16 19:52:38 | 日記


 昨日から一宮市尾西歴史民俗資料館で円空佛・絵画・焼絵・書の
 作品展が始まりました。(3月20日まで)
 コロナ禍が完全に終息していない微妙な時期ですが、昨年秋予定の
 延期にてご来館を心配していましたが無事開催となりました。
 最近はLINEでの案内も増えていますが、小生はもっぽらメッセージを
 添えてのハガキでのご案内です。

 円空佛は模刻になりますが絵画の模写や書道の臨書と異なり
 立体形ですので、制作する人の個性が出ます。
 制作はアマチュアの円空佛愛好者によるものですが、その出来栄えは
 別にして精魂込めてという気持ちが表現されています。
 数年ぶりの作品展を通じて時節柄なかなかお会いできない方との
 交遊を楽しめることができています。
 「本当に久しぶりの外出よ。案内いただいて有難うネ」

 今の時期は特別な用事がない限り何となくお互いに交遊することは
 少し躊躇しますが
 「作品展の案内もらったから行ってみようかな」
 という外出のキッカケになっているようです。
 会場には談話室もあり、久しぶりに話に花が咲きました。

 円空佛には漠然としたイメージを持っていても強い関心の方は
 そんなに多くありません。
 予想外の質問もあります。
 木の種類によっては斑模様になっていることもあります。
 「この模様はどうやって付けたのですか」
 「木がもともと持っている自然の模様ですヨ」
 
 今回は関市円空館を詠んだ漢詩も掲示しています。
 
 ご来館いただいた方々には談話室にお誘いしています。
 小生がAさんたちBさんたちと知り合いでもAさん、Bさんは
 お互いに初対面です。
 Aさん、Bさんたちもお互い初対面ですが話が弾むのはいいものです。
 初対面ながら談話室で会話できるのもこうした作品展だからこその
 メリットと思います。

 ご来館の方々は同年配の方が主ですので加齢が主原因と自粛生活の余波
 からの体調の変化についても話が及びます。
 こうした話題もグチ話で終わるのではなく、身につまされる話題もあって
 お互いに参考になることもあります。
 老いるということは誰でも避けることができませんので、そうした話題も
 この機会にお喋りによってスッキリし、
 「明日からは明るい気持ちになって過ごそう」
 ということになればより一層良いことだと思います。

 今回は壁面に友人たち3人の絵画も賛助出品で良い思い出になって
 僥倖です。
 「今、できることを」と。