バナナの皮を食べている！

植物学者の故・牧野富太郎氏によれば
我々はバナナの皮を食べているのである！
と、ちょっとびっくりです。

バナナには身という部分がほとんど無く
その全部が皮、すなわち果皮でできている。

恐らく誰でもまさか皮を食べているとは
思っていないでしょう。

バナナを横切りにしてみると
植物学上でいう外果皮と内果皮とでできている。

我々が食べているのはその内果皮で、この部分は
軟らかい細胞質の厚い肉で成っている。

ストロべリーは何処を食べているか？
それは茎の末端を食べている！
(以上、1949年、氏の87歳の文献から）




話変わって
今年も山芋のヌカゴが実をつけています。
以前、ご紹介のように収穫後に料理に使ったり、
再来年用の苗にも利用できます。



そして、イチゴはランナーという細い臍の
緒のように子供みたいな苗と繋がっています。
（細い紐のような）
ランナーは一株から最低5～6本は伸びており、
写真左側を来年用の苗にします。
ランナーがこげ茶色から黒色近くになれば
ランナーをカットして苗を来年用の畝に
植え付けます。
時期を急ぐと苗は萎れてダメになってしまいます。

今年、頑張った親株は秋になれば枯れて
命を次の若い苗に繋ぎます。
これが毎年繰り返されるのですね。