ゴーヤは最盛期終了ですが、畝には競い合うかのように
ひとり生えのゴーヤが出現しています。
菜園をされている方は勿論、ご存知ですがシーズン初めに種から
苗を作るのは一苦労です。
種子の皮はとても固く、発芽するまでの時間が結構かかります。
種子のある部分をほんの僅かカットしたりして発芽を促しますが
容易ではありません。
それがどうでしょう。
シーズン終了後、ゴーヤの畝の後には驚くほどに新しい苗が群生しています。
完熟したゴーヤの種子が畝に散乱していますのでこれらが
「ひとり生え」になっています。
季節は秋ですのでひとり生えのゴーヤは全て撤去ですが。
その姿を見ていますとにんげんの手の助けを拒否するかの如くです。
自然の面白さということでしょうか。
ひとり生えのゴーヤに似て我々戦前生まれの大半の子供はほったらかしで
育ちました。
躾もろくになし、勿論、塾なんてなしで遊び惚けていました。
「教育」という「教え育てる」という環境でなかったのです。
「ほったらかし」なれの果てがわが身なり、ということでしょうか。