木材の節(ふし)には様々な種類があります。
最近の住宅でも節はデザインのひとつとして使用されるようにもなってきました。
一方、名古屋城本丸御殿や京都迎賓館などには節のある材木使用は
皆無です。
円空佛でいつかは聖徳太子像を制作してみたいという気持ちがありました。
結構、奥行きのある像ですので材木のかたちや材質を、と思っていました。
フォルムも複雑で一気呵成という訳には参りません。
恰好の木材がみつかり、制作を始めたところ思わぬ箇所に節がでてきました。
最初、一見したところ全く節はありません。
いざ、と鑿を当てたところ、ご覧のように死節がでてきてオドロキです。
写真は節の部分がポロっと取れた状態です。
節のある方は顔のある表面では使用できませんので、裏面にしました。
「死節」は名前の通り鑿で簡単に切除できますが、その痕跡はそのままです。
「生節」というのもあり、節も生きておりこれは鑿でも除去できません。
頑固一徹という感じでとても固く、ノコギリや鑿で形を整えるのが
精一杯です。
節にも種類があり「かくれ節」「丸節」「流れ節」「葉節」なども
あります。
制作した大師像はしばらくそのままにして見直して修正します。
最近の住宅でも節はデザインのひとつとして使用されるようにもなってきました。
一方、名古屋城本丸御殿や京都迎賓館などには節のある材木使用は
皆無です。
円空佛でいつかは聖徳太子像を制作してみたいという気持ちがありました。
結構、奥行きのある像ですので材木のかたちや材質を、と思っていました。
フォルムも複雑で一気呵成という訳には参りません。
恰好の木材がみつかり、制作を始めたところ思わぬ箇所に節がでてきました。
最初、一見したところ全く節はありません。
いざ、と鑿を当てたところ、ご覧のように死節がでてきてオドロキです。
写真は節の部分がポロっと取れた状態です。
節のある方は顔のある表面では使用できませんので、裏面にしました。
「死節」は名前の通り鑿で簡単に切除できますが、その痕跡はそのままです。
「生節」というのもあり、節も生きておりこれは鑿でも除去できません。
頑固一徹という感じでとても固く、ノコギリや鑿で形を整えるのが
精一杯です。
節にも種類があり「かくれ節」「丸節」「流れ節」「葉節」なども
あります。
制作した大師像はしばらくそのままにして見直して修正します。