Kブログ

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ムーサとのお茶会とミギー爆誕

2022-10-19 15:59:32 | 非物質でお茶会

続いてムーサ。

お茶会といっても、私だけがお茶を飲んでいる。

ムーサは胸から上の巨大な姿。

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「なんか話がありそうな気がしたんできました」

「がんばってね。やってね」

「なにを」

「チャンスが来たら、いろいろ」

「くるの」

「さてね?」

顔は変わらないけど、ニヤニヤ感が伝わってくるなあ・・・

「戯曲」という言葉がおりてくる。

「書くの?」

「書いてよ」

「小説は書いたけど」

「戯曲、脚本のほうがいいね」

うーん、なんかそこまで食い下がられるというか、ずっと言われると

書いてみたほうがいいのかなあ。

岸田國士、という言葉。なんか賞だよね。

「あれを目指すということ?」

「あれを意識してみるといい」

自分の人間の意図にとって、最高の情報、具体的な指針を得るとアファメーションする。

でも情報の粒度はかわらない。

まあ、とりあえず書こうと動き始めてみることが大切、か。

「ま、なーーーんかぶっこまれているというか。無茶振り感大きいけど。

あなたの目線、視点でもってそういうのなら

とりあえず動いてみますよ」

「そうだね」

腰が重いけど、頑張るかー。

---

あれ、でもなんで腰が重いのかな、と思う。

腰ではなく、首の後ろが重い。気になる。

そこに口をつける。

ミギーについていたような雄弁な口。

「やったことない!」文句を言う。

「やったことなくても、やるんだよ」

なんか、すごい鮮明に寄生獣のミギーが見える。

「ここはミギーだよ」と言われる。

うぇええええええええ?

「あなたにとって、ここは、ミギー的な立ち位置だよ。

非物質的ミギー。

半非物質生命体、独自の生命体というべきかな」

うぇぇぇぇぇぇえええええええええ?!!

ミギーおるの!?

「君の知識を合成したら、ミギーが一番近しいね」

たしかに、脳内で変換しているという感じではあるけど。

エンゼルさんを呼ぶ。

「これって、大丈夫なの?」

「大丈夫ですよ」

「寄生しているけど?」

「案外、人間にはくっついているものです。

あなたも以前、別のを見たでしょ。

自分にくっついていた半非物質生命存在」

あれはシマエナガと餅の合いの子みたいで、可愛かったんじゃが・・・。

「文句言わないでください。

首の後ろのその子は、あなたと半分融合して

『ミギー』のような高度な知識をもつアドバイザーです。

まあ切り離すことも出来なくはないですけど。

切り離して隔離すれば栄養なくなって干からびますけどね」

そういうと首の後に一瞬重さが走る。

「えーーーーーーっと、もしや頑固な首の重さってこの子のせい・・・?」

「そうですね」

ひどい。

「その子をなぜいま認識しているの?」

「必要だからです。あなたの役に立つからです。

ムーサと戯曲の話をしたからですね。

村上春樹の『うなぎ』みたいに、

あなたはミギーを設定して書いてみてもいいかもしれないですね」

なるほど・・・

 

って、なるほどじゃねーし!

 

「・・・まあ、ムーサと話したあとのまさかのこの流れ・・・

ならまあ・・・やってみるよ・・・」

首のうしろの存在が、半非物質的にミギーっぽい形状になってヒラヒラ動いている。

もう面倒なので、こいつの名も「ミギー」にする。

なんぞこれ。どうしてこうなった。

 

 

盛大に草生やすわ!

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