本日は、個別競技の最終日です・・・
でも、その前に昨日のことを書きます。
昨日は、私は(一日立っているので)疲れ果てて、8時頃にアパートに戻ってから、(シャワーも浴びずに)寝てしまいました。
で、我が家の他の住人は、夜中に戻ってきて、それからアパートで作業をして寝たのが02:30AMだったそうです。
相変わらず、レスキューはブラックですねぇ。
なにか、根本的に運営方法を変えるべきだと思います。(言うは易しですが・・・)
で、今朝は06:30に起きて、スーパーマーケットに行って、水とジュースを買ってきました。
朝食後に皆を送り出して、台所の洗い物と洗濯が私の役目・・・はい、主夫です。
今日は、個別競技最終日で7回目、8回目の競技がありました。
世界大会の最終日の競技コースが、毎年クレージーなモノと決まっています。
今年のは、コースは普通ですが・・・瓦礫ととして、ストローが(ザクザクと)撒かれました。
これは、2014年の砂に匹敵するかと・・・(競技後にロボットを掃除しなくて良いので、こっちの方が楽か)
それから、キッチンペーパーを裂いたもの・・・
さらに、スタートの直後に2cmバンプの縦置き(正確には高さ17mmバンプです)で、スタート直後に詰まって、どうにもならない可哀そうなチームがいくつかありました。
さて、何回か競技を見ていると、だんだんロボットもチームメンバーの顔も覚えてきます。
特に、チート臭い(いや、もう、完全にチート!)チームは覚えが早いです。
チート例1
2階スタートの時に、2階の全ての得点を得てからスロープを下りる・・・どこにそんな(素晴らしい)アルゴリズムがあるんだよ!? しかも、頃なるコースの2つのフィールドで、「2階の全ての得点を得てからスロープを下りる」を実現していました。
これを、チートと言わずに、何というのか?
チート例2
被災者には10点と25点の2種類の得点があります。
片手法で普通にとれるのが10点、マッピングしないと行けないところにあるのが25点です。
で、スタートして、すぐに25点の被災者のところに行って得点!
これを、チートと言わずに、何というのか?
チート例3
競技進行停止ごとに、毎回違った被災者のところに「的確に」進んでいくロボット
何か、神がかっています。(もちろん皮肉です)
チート例4
競技進行停止ごとに右手法と左手法が入れ替わる・・・
これは、結構なチームがやっているような・・・
チート例5
最初に近くだけど取りにくい被災者に直行し得点をする。すぐに競技進行停止を実施して、競技再開後は普通の走行をする。
まあ、チート例と表記しましたが、あくまでも「疑惑」です。
これらを怪しいと思うのは簡単ですが、競技結果を無効にするのは難しいようです。
何とも言えませんが・・・競技進行停止で同じところから再開(再探索)しているにも関わらず、ロボットの動きが「さっきと違う」チームが多いです。
運営していて・・・これは、なんか、本来のメイズじゃなく、いかにチートを胡麻化して高得点を得るゲームなんじゃないかと思ってきました。
チートじゃないけど
「この得点を入れてよ!」「いいじゃない、入れてよ!」と(とりあえず)せがむチームとか!
ルールに書かれているのに、「何でこれが競技進行停止なんだよ?」とすごむチームとか!
そんな、中で、日本から参加していたメイズの2チームは正々堂々と競技をしていました。
(成績は知らないのですが・・・表彰されるほどではないかも・・・)
ルールの最後の方に「ロボカップの精神」が書かれていますが、第一章に持ってきた方が良いのではないでしょうか(笑)
競技が終わった後は、ローカルボランティアの人たちに手伝ってもらって、スーパーチーム用の競技コースを作りました。
とりあえず、私が作って、その後に多少のアレンジをしてもらいました。
ただ、ちょっと過激(やんちゃ)なものになっている(若さですねぇ)ので、夜にもう一度会場に行って、大人のコースに修正してきたいと思います(笑)
追記
再度、夜に会場に行って、シートを外して競技コースの再確認と難易度の調整をしました。
そして・・・アパートに帰ってから SuperTeams競技用のスコアシートを制作するのに、やっぱり真夜中を越えて作業をしていました。
このブラック作業は、どうにかならないものでしょうか?(苦笑)
そして、なぜ、このレスキュー部屋に居る日本人だけが、こんなに夜遅くまで作業をしなければならないのでしょうか?(苦笑)
補足
チート(臭い)チ-ムが多かった反面、勿論素晴らしいチームもたくさん居ました。
優勝したドイツのチームも素晴らしいチームの一つです。
真っ当なチームが優勝して、本当に良かったと思います・・・