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RoboCupJunior "Robot Communication"

2022-05-22 | Rescue Rules 2022
RoboCupJunior Rescue Rules 研究家のM&Y父です。(笑)
これまで、このブログで何度も General Rules の通信について書いてきました。

で・・・本日改めて確認しました。
なぜかと言うと、懲りもせずにRCXでのプログラミングをしていて・・・「このPCとRCXの赤外線通信は、General Rulesに抵触するんじゃないかなぁ・・・」と思ったからです。



RoboCupJunior General Rules の「Robot Communication」では・・・
①競技の間は
②2台のロボット間の通信で
③Bluetooth の class1 or class2 または Zigbee の通信だけが許可される
(それ以外の通信を使用してはいけない)
ということですよね。
もう何度も書いてるから「しつこい」と言われそう・・・

改めて、General Rules を読むと、単に通信(Communication)と書かれているだけで、無線通信(Wireless communication)とも電波(Radio wave)とも書かれていません。
Rescue Line のルールでは 3.2.4 に Wireless communication と書かれています。(Rescue Maze  で同じ内容が 3.2.6にあります)
ここにも、電波とは書かれていません。

と言うことで、現状のルールをそのまま解釈すると・・・競技の間は無線通信は使えないよ、です。
だから、8分の競技の中で調整(Calibration)をして、その結果、プログラムを修正してPCからロボットに転送しますよね。このときに無線は使っちゃダメ! だから、有線で接続してプログラムを転送します。

ところが・・・RCXは、PCとロボットを有線接続することができません。赤外線タワーを使って赤外線で通信してプログラムを転送します。
これ、無線通信(Wireless communication)になっちゃいますよねぇ・・・

赤外線通信も無線通信ですよね。

だから、RCXを使ったチームは、競技の調整(Calibration)をしても、その場では「プログラムの修正→ロボットに転送」ができません。(笑)
(まあ、現実的に、現在の競技の中でRCXを使用しているチームは皆無だと思いますので、実質的には問題なし、ですけどね!)

で、一つ思い出したのが・・・
過去にある Rescue Maze のチームが、EV3の他に micro:bit  を搭載していました。micro:bit には(何かの)センサー(カメラだったかな)が付いていて、被災者を発見したと判断すると、micro:bit のLEDを光らせます。その光をEV3に取り付けた光センサーが感知して被災者発見の動作をする・・・という、仕組みのロボットがありました。

これは、ロボット内の複数のコントローラの通信に無線通信(光による通信)を使っていることになりませんか !?

真面目に考えるとこうなります。

と、余計なことを考えてました・・・

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