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RoboCupJunior Rescue Line - Rules 2021 (Draft 01) を読んでみた

2020-09-01 | Rescue Rules 2021

ずっと放置してあった、Rescue Line 2021 Rules(DRAFT)を読んでみました。

まあ、読んだ・・・といっても、英語は読めないので・・・Google先生の協力で・・・ですけど。(笑)

 

 

まず・・・これまでは、前年ルールとの変更部分が赤く色付けられていたのですが、今回はそれが無くなりました。(どうも、赤色にすると、そこしか読まないチームが多いということで、変更されたらしい・・・です。)

だから、ぱっと見て全然赤色が無いから、2020年ルールと同じね・・・と、勘違いしないように気を付けましょう。

 

ツールなどで、文書の違いを比較すればよいのかもしれませんが・・・そこまでヤル元気はありませんので・・・私が気が付いた部分だけ(もしかしたら変更されていないところもあるかもしれませんが)記載します。

 

ということで、どこが2020年ルールと違うかは・・・よくわかりません。

以下は、単純に私が「んっ?」となった、部分を列挙してます。(2021年度の変更点かどうかはわかりません)

 

まず、最初に・・・ルールの修正があれば、フォーラムに投稿されるので、正しいルールは 

ルール(PDF)+フォーラムに投稿されたルールの修正

ということになるようです。

 

2.3.4 The line will be 10 cm away from any edge of the field, walls, obstacles, and pillars to support ramps.

障害物から10cm離して黒線を引くということは、黒線の上に障害物を置くことができなくなったの!?

という訳ではないですよね。これは単に書き間違いだと思います。(他のタイルにある障害物からは10cm以上離して黒線を引く、という意図だと思います。)

 

2.4.3 Debris may be adjacent to walls.

昔は、フィールド全体や、各部屋、傾斜路にも壁がありました。しかし、昨今は、壁は救助区域(Evacuation Zone)にしかありません。これ、古い表現のルールが残っているだけでは・・・!?

現在では、このルールは、何か意味があるのでしょうか?

2.4.2では、瓦礫は床に固定しない・・・と書かれているけど、壁には貼り付けるかもしれない・・・ということなのでしょうか?(床には固定しないけど、壁には固定するカモ!?) 楊枝や串を壁に貼り付けてもロボットの障害になるようには思えないですが・・・

 

2.4.7 Obstacles will not be placed closer than 25 cm from the edge of the field and inclined tiles.

障害物の回避がきちんとできるように、ロボットが回避できる領域を確保するためのルールなんだと思います。で・・・傾斜路で持ち上げた2階部分のコース上に障害物を置く場合もあるので、edge of the field だけではなく、その階の床の端からも25cm離さないとダメなんじゃないですかねぇ。(じゃなかったら、障害物を設置できるのは1階のタイルだけにするとか)

 

2.9.4 For teams that choose a level one evacuation point and level one rescue kit, the rescue kit will be placed after the final speed bump and obstacle before the evacuation zone.

レベル1のレスキューキットを選択した場合は、レスキューキットは最初からロボットに載せてますよね。だから、この文章の level one rescue kit は level two rescue kit の間違いでしょう。

 

3.2.7 Robots must be equipped with a handle which is to be used to pick them up during the scoring run.

これは、2020年ルールから変更はされていないと思うのですが・・・(2020年ルールから)なんで、こんなルールが追加されたのでしょうか?(私としては謎のルール追加) 競技進行停止があまりにも多いから!? 安全に持ち上げるためのハンドル(把手)を作るのではなくて、得点走行中にロボットに触れなくて良いようなロボット(ハード、ソフト)を作ってほしいですね。

でも、ルールに規定されちゃったのだから、ロボットには必ず把手が必要なようです。(must be なので・・・だから、把手が無いロボットは車検を通らないので競技に参加できない・・・ということになりますね!?)

 

3.2.8 Robots must be equipped with a single binary switch or button of any kind, clearly visible to the referee, for restarting the robot when a lack of progress occurs.

それから、はっきりしないのが、この3.2.8のバイナリスイッチです。競技進行停止の時に1つのスイッチの OFF-ON だけしか認められない、だと LEGO の NXT や EV3 はどうなの!? と誰しも思いますよね。

ちょっとスッキリしない感じです。

せめて、「競技進行停止の際スタート時には、毎回決まった単純な操作しか許されない」くらいの表現にしてほしい・・・

 

3.4.5 Students will be asked about their preparation efforts and may be requested to answer surveys and participate in video-taped interviews for research purposes.

ここのところ、ずっと同じ文言だと思うのですが・・・だからこそ・・・現在、in video-taped というのは時代遅れなのではないかと・・・(笑)

 

4.2.3 Other team members (and any spectators) within the vicinity of the competition field have to stand at least 150 cm away from the field while their robot is active, unless otherwise directed by a referee.

ここも新しいルールでは無いと思いますが・・・while their robot is active の active とは何でしょうか? 4.2.4 に書かれている during a scoring run のことでしょうか? じゃあ、scoring run 以外の時(例えば、8分の中の Calibration 中は、150cmよりも近づいてよいのかというと・・・4.2.1で競技フィールドに近づけるのはキャプテンと副キャプテンの二人だけ・・・やっぱり while their robot is active とは何なのでしょうか?

ロボットが activeであろうと、activeで無かろうと、二人以外の他のメンバーは競技フィールドから150cm離れなければならない、なんだよね。

 

4.3.2 The checkpoint marker is a marker that indicates for humans which tiles are checkpoints. A disk with 5 mm to 12 mm thickness and up to 70 mm in diameter has been used frequently, but can be different dependent on the organizer. Its purpose is to indicate the checkpoint tiles to humans.

これも、前回と変わりがないと思いますが・・・最初と最後の文に同じことが書かれてますよね。(indicates for humans)2回も書かれると、なんかしつこい感じがします。

 

4.3.7 Once the run has begun, the robot is not permitted to leave the competition area.

Once the run has begun この run は何でしょうか!? 8分の競技のこと? それとも scoring run のこと? 

チームが8分の中で Calibration をしている間は、ロボットを持ち出して良いの? ダメなの? 

競技現場でいつも悩みます。ここは、はっきりして欲しいです。

 

4.6.1 A robot is awarded points for successfully navigating each hazard (gaps in the line, speed bumps, intersections, dead ends, ramps, obstacles, and seesaws). Points are awarded per hazard when the robot has reached the subsequent tile in sequence. A ramp as a hazard accounts for all of the inclined tiles that make up one ramp. Point allocations are, 10 points per gap, 15 points per obstacle, 10 points per intersection/dead end, 10 points per ramp, 5 points per speed bump, and 15 points per seesaw.

だんだん、いちゃもんぽくなってきました。(笑)

最初の文で、得点イベントが、ギャップ、バンプ、交差点、行き止まり、傾斜路、障害物、シーソーの順で並んでいるので、最後の文の得点例も、その順番に並べてほしい・・・障害物とバンプを入れ替えるだけなんだから・・・ね!

 

はい、これくらいでしょうか・・・

まあ、いろいろ書きましたが、(2020年ルールからの)実質的なルール変更は、無いと思ってます。

ただ、あくまでも、まだ DRAFT ルールなので、この先どうなるかわかりません。

 

続きの記事はこちら Rescue Line と Rescue Maze の 2021年ルール FINAL でたよ!

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