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奥野景介のコーチング・ブログ

月曜日の午後はタフにいきました

2005-01-25 | トレーニング
 昨日(月曜日)の午後は少々(?)きつめのハードなメインを行いました。日曜日に試合に出場した選手はオフを設けたので、出席者は少ないです。グループごとのメインセットは
 MD
200x3x4- 2'40/30/20/1t,Fr,Des
50x4x4- 50" Fr(IMer=Br),Fast
100x1x4- 2'30 Fr,Max
 SP
100x3x3- 1'40,IMS50/set(En2)
50x4x3- 50" 2t-Ba,2t-Br,Fast
50x1x3- 30" Fr,Max
50x1x3- 2'10 Easy
 BR
100x3x3- 1'40,Cho(En2)
50x4x3- 50" Br,Fast
50x1x3- 35" Br,Max
50x1x3- 2'15 Easy

でした。このメニューの想定は、最初の200もしくは100でセットアップして、次の50mx4では休息を十分にとらないけれどもFAST!で泳ぎます。この50x4が終わった段階でレースの終盤の状態に近づけるようにして、最後のMAXでガツーンといく!というものです。
 ですから、ラストの前までもレースペースで泳ぎ(もしくは腕や足の感覚、心拍数なども)かつ、最後にどれだけ踏ん張れたかが重要です。きつい状態にならないで、ラストをいいタイムで泳いでも意味ないし、一方、ラストがへばったり、目標のペースを越えることができなかったりでは、レース後に笑うことなどできません。
 というものの、昨日の状況は、みんな1セット目からガンガンいったせいか、3セット目には相当へばっていました。
 このようにレースを想定したメニューだと燃えますね。しかし、必ずしもレースに直結するとは限らないと思うのです。レースのためのリハーサルを何回も重ね、レースで自信を持って高いハードルを乗り越える。すなわち、心身両方のリハーサル(またはトレーニング)になるのだと確信しています。トレーニング中のタイムは最も重要です。しかし、タイムを出しにくいタイプの選手もいるので、一律的な相関関係で説明できるものではありません。
 でもですよ、ハードなトレーニングに打ち勝つ気持ちの部分は、妥協は許せません。自分に克ち、想定するライバルを退け、納得のいく結果を出す。これがアスリートの真髄だと思います。
 こういうセットのときに、ナンダカンダいいながらやるのもいいんですが、「よっしゃ、やったろ!」とシンプルに、ストレートに向かっていけることがアスリートとしての根の部分で大事なところなんでしょうね。
 頑張ることに理由はいらないし、頑張ってる姿勢をそのまま見せることは恥ずかしいことではないと感じます。そういう意味では昨日はガンガンいってたので、安心しました。でもへばった時のもう一踏ん張りが足りなかったので、次はきっちりいってほしいものです。

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