小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

スマホ決済とフィンテック

2019年08月10日 | 社会戯評

スマホ決済とフィンテック:

 若い頃から、ITの進化と共に、仕事上でも、私的な生活面でも、ネットの活用を余儀なくされてきたものである。但し、パソコン上では、ネット活用はしていたものの、スマホでの実施は、とりわけ、QRコード決済や、お財布携帯利用というものには、どうも、保守的・消極的で、二の足を踏んでいる。何でも、最近では、セブンのキャッシュレス決済アプリで、社長が、二重認証の意味を、そもそも知らずに、記者会見したとかで、結局、中止の憂き目に遭うなど、まだまだ、そのセキュリティーに対する不安が払拭し切れていない。実際、メガバンクの動きを待ってからでないと、どうも年寄りは、心配で仕方ない。一方、中国では、都市部だけでは無くて、農村部でのスマホ決済が急速に普及、現在進行中で、換言すれば、AIを活用した新手のネット融資システムが、拡がり始めていると、、、、、。私の若い頃は、資金を融資してもらうのも、全て、家・建物・土地を担保にしない限り、そんなに、易々とは、銀行は、融資を実行してくれないもので、雨が降るときにも、晴れた日でも、傘は貸してくれないモノであった。それにしても、フィンテックの進行とともに、メガバンクも、対応を誤れば、手数料収入だけでの収益維持は、間違いなく、収益維持が難しくなりつつ有り、どのような方向性が打ち出されるのであろうか?

それにしても、スマホ・ネット融資などが、ますます、潜在的な眼に見えない形での家庭・個人債務の拡大を逆に促進することになれば、、、、、、、そういう危惧も、光と闇ではないが、無いことも無いであろう。当面は、Wait & See なのであろうか?それとも、ポイントも活用できるキャッシュレス化の波に乗り、更に、ネット融資アプリも早速、使ってみた方が良いのか?融資もポイント制度活用時代なのか?<使い勝手と便利さとの狭間>で、当分、悩むところである。