小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

千曲ワインバレー・テイスティング循環バス:

2016年09月19日 | 社会戯評

千曲ワインバレー・テイスティング循環バス:

もう、30年程も昔の事であるが、米国に駐在していたときに、輸入ワインの輸入で、ナパ・バレーやワシントン州の小さなワイナリーを車で、駆け巡ったことを思い起こす。長野県は、県を揚げて、各地方の千曲川、日本アルプス、桔梗ヶ原、天竜川沿いと言った具合に、千曲川ワインバレーでも、既に、大小含めれば、25社のワイナリーが、良質のワインを醸造している。ワインの樹を植樹することから、それこそ、選定や、収穫、醸造体験なども含めて、体験型のマイクロ・ワイナリーによる地域起こしが、大変盛んであるし、都会からの移住も含めた、新規起業や新規参入も、可能になりつつある。りんご栽培からの転作も、耕作放棄地の再生も、なかなか、盛んになりつつある。そんな現在進行形の中で、軽井沢駅・小諸駅と田中駅と上田駅を、線で結ぶように、各ワイナリーを千曲バスによる循環バスサービスで、広域的に、地方に、ワイン好きの方達に、チーズややグルメ・カフェも含めて、テイスティングして貰いながら、ワインを購入して貰い、お金が循環するように、引いては、地元の活性化への繋がるように、イベントが、9月中旬から12月中旬までの土日週末に、開催されるという宣伝のビラが、東京の自宅の新聞折り込みに入っていた。成る程、顧客は、都会の不特定多数が、ターゲットなのであろうか?一つ一つは、小さな点でしかないが、これらを広域的に、線で結び、互いに、結びつきつつ、独自性を打ち出し乍ら、相乗効果を地域社会で、創出して行ければ、それに越したことはない。まずは、こういうイベントを、しつこく、毎年毎年、繰り返して、やることが実は、肝要なのであるのかも知れない。

 千曲ワインバレー・テイスティング循環バス: