小諸 布引便り

信州の大自然に囲まれて、風を感じ、枝を眺めて、徒然に、社会戯評する日帰り温泉の湯治客です。愛犬の介護が終了しました。

一寸、気になるCM:虫コナーズ篇

2015年05月12日 | 映画・テレビ批評
一寸、気になるCM:虫コナーズ篇
そろそろ、初夏を迎える季節となると、小さな羽虫や小バエ、うるさい蚊などが生えてくる。玄関の扉にも、そろそろ、ネットも取り付けなければなりません。そんな時に、ふとテレビを観ていたら、例によって、殺虫剤のCMに混じって、虫がこないという例のベランダや玄関口に吊すタイプのCMがオンエアーされ始めました。あれれ!確か、この種の商品は、「蚊などには、効果がない」と、消費者庁から、是正勧告が出されたはずなのに、何の反省も、或いは、改善のコメントもなく、性懲りもなく、正々堂々と、主婦が躍っているでは無いか?誠に、見事に、消費者である主婦層が、「躍らされている」ではないか?一体、企業倫理とか、スポンサーに依存しているTV局側にも、どんな「倫理性」が、あるのであろうか?或いは、ほんのひとかけらすらも、そこにはないのだろうか?東南アジアのホテルなどでは、揮発性の植物性オイルを虫除けとして、廊下や部屋に使用していることを想い出して、こうした吊すタイプや、オイル系の虫除けを購入したものの、充分に期待するほどの効果も観られないのが、これまでの実情だった。ペット用も、屋外で試したが、結局は、蚊取り線香が、一番効いたような気がしないでもない。いずれにせよ、何の反省も告知もなく、性懲りもなく、CMを打つとは、消費者は、決して、消費者庁の勧告を忘れていないぞと、声を大にして、叫びたいところである。怖いスポンサーには、所詮、テレビは、鈴をつけられないと云うことの裏返しかも知れない。