さいはひは のぼる山路の 端の菊 夢詩香
*この句の後の5は、最初「隅の花」でした。でも、もっと具体的にしたほうがいいなと思って、「端の菊」にしたのです。
「suminohana」より、「hatanokiku」のほうが、音感的にかわいいような気もして。
山道を歩いていると、色んな花に出会いますね。
きれいな山の百合や、珍しい山野草に出会うのもうれしいけど、何気ないありきたりの野菊に出会えるのが、なんだかすごくうれしい。
幸せって何だろうって、人はよく考えると思うんですけど。
生きてると、時々、まじめにやってるほうが馬鹿なんじゃないかって思うくらい、つらいことがあって。
そんなとき、道端で、そんなに珍しくもないけど、きれいに咲いてる野菊の花に会うと、こんなのはわたしだけじゃないんだって、思える。
そんな花が、たくさん咲いていて、いつでも会える世界に生きているってことが、きっと幸せなんだろうなって、思います。
また台風が来てますね。今も外で雨が降ってます。今日は外に写真を撮りに行けそうもありません。
皆さんも気をつけてください。