年に1度の上げ膳据え膳

この歳になると、悲しくはないまでも、うれしいのかどうか？分からなくなっていますが
今年も私の誕生日がやってきました自分でも、年齢が分からなくなるので、数字をメモっております。
年に1度、この日ばかりは、彼が私にちょっとばかりの関心を持つ日のようで、
ESLから帰ると、かわいいバルーンが部屋にプカプカと漂っていました。
あら、カラフルでかわいいよバルーンの中には、蝋燭の立ったケーキのバルーンが入っています、なかなか凝っている。
　

そして、赤いバラ
　

私がジムで運動している間、彼が夜ごはんを作ってくれました。
彼がごはんを作ってくれるのは、年に1度だから貴重だぞ普段は、上げ膳据え膳で、お箸1本すら出しませんから。
あ、でも、夜ごはんの食器は洗ってくれます。
おそろしくもあり楽しみでもある、彼の創作料理は・・・
青ネギに味噌、ほうれん草＆玉ねぎ（薄すぎる味付け）、と謎のメニューが続き、
　

これは美味しかったペッパーのベーコン巻き。
彼がペッパーの名前を覚えていないのですが、ほんの少しピリ辛で甘味もあるから、
おそらく、ポブラノ・ペッパー（Poblano Pepper）だと思います。


氷に埋もれた素麺


メインは、酒粕でマリネしたサーモンをBBQグリルで焼いたもの。
表面は焦げているけど、焼き具合はちょうど良く、皮も美味しくいただきました


デザートは、チョコレート・ケーキ
スポンジとクリームが層になっています、チーズの部分も美味しい。
　　

どれもこれも美味しくて大満足。
年に数回あればうれしいけど、1回だけだから、逆に希少価値あってうれしいのか？張り切って何品も作るのか？
まぁ、今のところは、年に1度で感謝＆感謝です、ありがとう来年も楽しみにしていま～す。

転げ落ちたら、頭打って死ぬかも！？

今年もやってきました、Lake Travis Cleanup
年に1回行われるレイクの大掃除イベントで、
歩きながら落ちているゴミを拾うお掃除はもちろん（陸から）、ボートに乗って水にプカプカ浮いているゴミ（水際から）、
ダイビングをして水の中に沈んでいるゴミ（湖の底から）、同時攻撃でレイクをキレイにしちゃおう
という、意欲的なイベントです。
カヌーやダイビング機材は、ボランティア自身のものを持参します。
1994年から始まったイベントは今年で22回目。
今まで、18,000名のボランティアが参加し、108トンものゴミを集めたそうです。

数ある場所から、今年、我が家が選んだのは、Tom Hughes Park（Travis Countyの公園）。
さまざまな公園に行ける良い機会なので、毎年異なる場所を選んでいます。
　　

小さな公園なので、参加者はチビッコ含め15名くらい。
ボランティアのリーダーが、コーヒー＆コラーチを持ってきてくれました。
チーズ＆ソーセージが入っているコラーチは、パン生地が甘めで美味しかった
　　

しっかり腹ごしらえを済ませたら、ゴミ挟み＆ゴミ袋を持って出発です、今日も張り切っていこ～う
急な小道を下ると、すぐレイクに出ました。
すでに泳いでいる中高年夫妻がいました年季の入った自然体ですなぁ。
　　　　

ここからが大変だった
ほとんど陸地のない、ゴツゴツした不安定な岩場
おまけに、岩の表面が滑りやすい（苔？）朝っぱらから、気が抜けませんっ。
これ、バランス崩して転げ落ちたら、頭打って死ぬかも
　　　　　

そんなこと考えながら、へっぴり腰で歩いてゴミを探しました。
普段から運動している人じゃないと、この岩場を歩きまわるのはキツいかも。
と同時に、体感を鍛えるエクササイズだと思って、歩きました。
が、平地がないから人がほとんど来ないんでしょうね、あまりゴミが落ちていません、
つまらな～いという、矛盾した気持ちがムクムク膨らみつつ、
いや、本来、ゴミがないのは、喜ばしきことなんだよねという基本に戻ります。
この手の公園は、人が集まって飲み食いしない限り、そうそうゴミは落ちない、というのがパターンであります。
　

後半は、斜面を探すことにしました。
が、こっちはこっちで、木の枝や草が生え放題に伸びていて、トゲトゲが痛いのなんのって
顔や腕には引っ掻き傷ができるし、クモの巣（糸）はまとわりつくし、虫に刺されてかゆいし、
散々な目に会いましたが、まぁ、がんばって作業しましたよ。
　

レイク周辺は豪邸が並んでいます専用の船着き場も完備。
　　　　

作業が終わり、Volunteer Partyの会場であるThe Oasis Lake Travisへ。
各所で作業していたボランティアが、このレストランに集まり、今日のイベントをお祝いするパーティをします
　　　

レイクトラビスを上から眺めるように崖っぷちに建っています、
特に、夕暮れ時（＝サンセットをレイク越しに見る）が人気なレストラン。
　　

ホットドックかハンバーガー（牛肉かベジ）から選べます、私はベジバーガー。
今日は、気温もそう上がらず、爽やかなお天気だったので、空も湖もキレイに見えました。
作業の後、屋外で食べるランチは、何を食べても美味しく感じるっ


2年前は水不足で水位が下がりまくり、白い岩肌が見えていましたが、昨年＆今年は水位も上がりました
↓2年前の写真↓　　↓今年の写真↓
　　　　　　　

今年のボランティアＴシャツは赤ナマズのゆるキャラがかわいいね。

紫蘇の暴走＝大量消費レシピ

このところ、雨が降ったり＆暑かったりをひたすら繰り返す日々が続き、
青紫蘇の勢いがものすごい
日々の地道な暴走により、繁茂しまくってます。
夏の終わりのひと頑張りとも思える成長っぷりに、どことなくいじらしくて可愛い青紫蘇です


このまま放置しても良いのですが、
青紫蘇の頑張りに応えつつ、自然の恵みに感謝しつつ、
私の務めと思って、背中にジリジリの日差しを感じながら、せっせと摘みました。
枚数にして、350枚


保存できるものが良いかと思い、紫蘇味噌を作りました。
まずは、青紫蘇を千切りにします（手触りフワフワ）。
　

油（サラダ油＆ごま油）で生姜を炒めたら、
調味料（味噌、みりん、砂糖）と青紫蘇を入れて、4分くらい練るように炒めます。
レシピに対して、青紫蘇が超大量というアンバランスさですが、まぁ気にしない


小瓶に2つ出来ました。
ごはんにのせたりおにぎりにしたり地味に楽しめそうです

そびえる塔をイメージ

お土産をいただきました
日本の貴重なスイーツですからね、うれしくて冷蔵庫に入れておいたのを、すっかり忘れていました
改めて、賞味期限をチェックすると、数日過ぎていますが、大丈夫でしょう。
アメリカに住んでいると、賞味期限に疎くなるのです。
というか、疎くならないと生きていけないというか

ユーハイムのバウムクーヘンです
こういう定番モノが、実は、1番うれしかったりする。
素材が単純で（卵、砂糖、バター、小麦粉）、厳選された良いものを使用して、丁寧に作られたもの、
アメリカにはない、あっても珍しい、だから、うれしい

まるで茶筒のようなパッケージは、2016年限定パッケージ。
そびえる塔をイメージしたスタイリッシュなフォルムのバウムクーヘン、だそうです（横文字の連続）。
　　

丁寧に包まれているバウムクーヘン、“ここからあけてください”との表記あり。
日本のパッケージって、いちいち指示が多いのだけれど、ちゃんと考えて作ってあるよね。
アメリカは、切れ目が付いていても切れないし（一体、誰がどういう開け方すればストレスなく切れるのか）、
簡単に開きます的な表記があっても、結局は切れなくてハサミを使うハメになる＝パッケージ不信、
さんざん裏切られ続けた末、最初からハサミで切るという、意味不明な行動が当たり前になります


バウムクーヘン入刀
　

バウムクーヘンといえばユーハイム
100年の期待を裏切らない、美しい年輪（桐の木目みたいな）。
この美しさ、アメリカの人には分からないんだろうなぁ、赤や青に塗りたくっちゃいそうだよ。
そういう意味では、ドイツと日本って、価値観が比較的似通っているのかしら
　
美味し～いわたしゃ、幸せモノです欲張らずに、ちびちび食べよう。

LINEを始めたらしい。。。

今、Wacoが熱い！

Wacoのダウンタウンに来ました。
月～土曜日の9：00～18：30は、ダウンタウンに無料のトロリーがグルグルしています（10分おきくらい）。
せっかくなので、車を無料駐車場に停めて、トロリーに乗ることにしました。
というのも、とある商業施設ができて以来、Wacoを訪れる人が増えて、
ダウンタウンは、その客を標的にした有料のパーキング（＄5～10）ばかりになりました
　　　

着きました、これが噂の商業施設“Magnolia Market at the Silos”。
おいおい、ここは週末の自由が丘か？二子玉川か？ってくらい、人で溢れています、びっくり
　　　
敷地内には、雑貨屋インテリア用品を扱うMagnolia Market、園芸用品を扱うSeed+Supply、
スイーツやパンを販売するBakery、フードトラックが集まるエリア、大人も子供も遊べちゃう芝生エリア、に分かれています。

で、そもそも、何でこんなに人が集まるの？って話ですが・・・
HGTVという、家に関することばかりの番組を放映しているTVチャンネルがあります
家を売ったり買ったり、自分の家を改築＆改装したり、ボロい家を買って新築同様に改築＆改装したり、
見ているだけで、ふむふむなるほどというアイディア満載のチャンネルで、
いざ自分が家を買ったり売ったりするときや、インテリアを考えるときの参考になります
（アメリカは、家に対する考え方が日本とはまるで違うので）。

HGTVには、様々な人気シリーズ番組がありますが、
そのうちの1つが、Fixer Upperという、ここWaco周辺を舞台にする番組。
まず、依頼主の希望（家の大きさ、部屋数や内容、予算など）を聞くところからスタート、
古い家を買って改築＆改装し、依頼主の希望に沿った家を作ってしまう、という、とっても面白い番組。
Wacoは歴史ある街なだけに、古い家と言っても、ほとんど廃屋状態の家もあるし、
主たる柱だけを残して壁を取っぱらっちゃうのが基本ですね（日本より建築基準法がユルそう）。
それらをやり遂げちゃうのが、ChipとJoanna夫妻、
彼らは、Waco郊外の牧場に子供4人と住み、畑を作ったり、100頭以上の動物も飼っています
番組内での役割分担は、Chip（夫）が建築関係、Joanna（妻）がデザインやインテリア関係です。
もともと、ダウンタウンからちょっと離れたところにMagnolia Marketのお店はありましたが、
人気が爆発したらしく事業を拡大、昨年ダウンタウンに、大きなMagnolia Marketをオープンしました
お店の大きさは、以前と比べて6倍ですから、すっかり実業家ですね
全米各地からファンが訪れるそうで、すっかりWacoの観光名所の1つになりました。

さて、話を戻して・・・まずは、大混雑のMagnolia Market。
インテリア雑貨を扱う、自由が丘にありそうなお店お客さんも女性が多い。
サイロや倉庫を利用した建物で、冷房がほとんど効いておらず（扇風機は回っていた）、蒸し暑いのなんのって
　　　

お次は、園芸雑貨やプラントを扱う小さなお店Seed+Supply
お店の周りには、ハーブやお花がいっぱい。


スイーツやパンを販売するBakeryは、あまりの大行列で諦めました


フードトラックのエリア


あちこちに屋根付きベンチもあるので、ひと休みできます。
ちびっこが走り回れる芝生エリアも人気ここで子供＆パパを遊ばせて、ママはお買いもの、という図式でしょうか。
　　　　

ついでに、Magnolia Marketから1ブロックのお店The Finderyにも行ってみました
炎天下なので1ブロックだけでもキツい。
お洋服、家具やインテリアに関する雑貨を取り扱うお店、古い建物で天井や床に味があります。
アメリカには、お洋服や雑貨をまとめて扱うお店が少ないのです（日本では当たり前ですが）。
　　　　

熱いよぉ歩き疲れたよぉ人が多すぎるよぉ
トロリーに乗って、Riversquare Centerへ、1908年に建てられた倉庫を利用していて、
1階はレストラン、2階は雑貨屋さんです、あら、日本の駅ビルみたいよ
お手頃価格のものばかりなので、Baylor Universityの女子大生なんかが好みそうな感じ。


いやぁ、テレビの力ってのはスゴいねぇ、
今や、すっかりWacoの観光名所だし、Wacoの観光課も結託して宣伝していますからね、
ChipやJoanna（アジア系ハーフ）も実業家の仲間入りです
この波に乗って、Wacoの良さ（歴史ある田舎街＆文教都市）を生かしつつ、活性化してゆくのも楽しみです