年1回の健康診断(保険で無料)、
大腸がん検診は、内視鏡検査ではなく、便潜血検査をしています。
というのも、アメリカの内視鏡は、全身麻酔で何かと面倒なのと
これといって自覚も心配もないから、
私は、便検査で異常が出れば、内視鏡しよう、とう考え。
昨年までは、健康診断当日に、検査キットを受け取り、
その場でして提出するか?自宅でしてから病院に持参するか?でした。
が、今年は、検査キットが自宅に郵送されて、
検査キットを郵送で送り返すだけのCologuard(コロガード)になりました。
コロガードは、便から大腸がんに関与する遺伝子を検出する検査で、
大腸がんの検出感度92%
92%が、高いのか?低いのか?分からないけれど、
90%台って、それなりに高い(=信頼できる)気がします。
ドクターがオーダーすると、2~3日で届きました。
箱の中に入っているのは、説明書、サンプルに貼るラベル、謎の液体ボトル、
チューブ(便をぬぐって入れる)、コンテイナー容器(便を入れる)、
トイレに設置するプラスチックの橋げた・・・
これらが、水色の丈夫なジップロックに納められています。
ちなみに、郵送時の箱は、送り返すとき再利用するので捨てちゃダメ
それにしても、このパッケージのデザインは、すばらしい
必要なものが、必要最小限の世界に、きちっと納まっている。
アメリカ、やろうと思えばできるじゃんだったら、とっととやれ
まずは、便器に橋桁を設置。
橋桁中央の穴に、コンテイナー容器がスポっとハマります。
これがまた絶妙なサイズ・・・コンテイナー容器は、便座内&水面に触れない、
橋桁も、かなり丈夫だと思う(アメリカ人の体重を考慮)。
次は、がんばって便を出そ~うふんばれ~。
コンテイナー容器に、そのまま便を入れちゃう、
かなりの大きさがあるから、便たっぷり入れちゃってもOK
(私は、ちょろっとしか出なかった、もっと立派な便を出したかったよ~)
便のサンプルは2つ
1つは、便の表面をチューブでぬぐう(従来の方式)。
もう1つは、便の入ったコンテイナー容器に謎の液体ボトル1本全て注いで、
蓋をシッカリ閉めます(返送時、漏れないよう、かなり頑丈)。
(便をぬぐった)チューブ、
(便&謎の液体で満たされた)コンテイナー容器、
それぞれに、名前&誕生日&採取日を記入したラベルを貼ります。
それらを、送られてきた箱に詰めて、ジップロックを閉めたら、送り返すだけ
返信先の宛名ラベルは、郵送時の宛名ラベルの下に隠れているから、
ペロっとシールを剥がすと、返信先ラベルが現われます
返信方法は、UPS(運送業者)に持ち込むか?
自宅に取りに来てもらうか?選べます。
便採取した当日もしくは翌日に送りましょう。
私は、採取した日の出かけついでに、
自宅近くのUPSに持ち込みました(もちろん支払い不要)。
以上、とっても簡単でした。
しかも、検査後に残るのは、
説明書(アメリカは、文字だけの説明書も多いのですが、
Cologuardは図柄入りで、分かりやすいし、親切)、
便座に置く橋げた、空になった謎の液体ボトルのみゴミが少な~い
尚、検査結果はCologuardのウェブサイトから確認できるし、
私のドクターにも結果が送られ、何か異常あれば、ドクターから指示があります。
Cologuardは、私は保険がカバーして無料、
保険なしの場合でも$700~800ですから、
無保険の人は内視鏡の1/10くらいの負担で出来ると思います。