あんなに寒かったのに、あんなに雪が積もったのに、あんなに凍っていたのに、
寒波がテキサスから過ぎ去って、気温が上がり始めると、
なにもかもが、あっという間になくなります。
道路や庭の雪は、すっかり消えました(溶けました)。
我が家も、氷の重みに耐えきれなかった木が折れて
どうやって処理しようか(かなり高い位置にある)?思案中です
そんな中、電気は復旧したものの、
断水しているエリアは、まだいっぱいあります
水道管が破裂したり、物理的な修理が必要になるから、
プラマー(配管業者)は大忙しだそうで(1日に何千件も問い合わせがあるらしい)、
全ての修理が終わるのって、一体いつになるのか?想像できません。
また、新型コロナウイルスで失業中した人であれば、
その修理費用を捻出できるのか?も気になります。
各地で、お水を給水したり、ボトルのお水を配ったり、
食べ物を配ったり、さまざまなボランティア活動開始
オースティンに住む日本人の間でも、情報を共有したり、
助け合っています(シャワー、お洗濯、宿泊)。
雪や氷が溶けたのを見て、10日ぶりくらいに出かけました(低速走行)。
パントリーや冷凍庫にあるものをやり繰りすれば、食べるものはあるんですが、
新鮮な野菜&フルーツが切れつつあり、様子見もかねて。
1番近くのグロッサリーストア(何でも揃う系)は、長蛇の列で断念
次、いつも行っている生鮮食品が中心のお店は、すんなり入れました。
が、そもそも物がないお肉、野菜の棚はガラガラ、
他は、あるはあるけどスカスカという状態でした。
(ひょっとすると、停電の影響でダメになり、廃棄した可能性あり)
私の欲しいものがなかったので、フルーツちょっとだけ買って、お店を後にしました。
今回、1年前の新型コロナウイルス発生直後のパンデミックとは、
似ているものの、ちょっと雰囲気が違い、
みなさん、あの経験をもとに、比較的、落ち着いて行動していました
あと、あのパンデミック中、買い溜めしたものがまだ残っているんでしょうね
なんでもかんでも買っちゃおう、って人は皆無。
断水している、もしくは、煮沸しないと使えない、というエリアも多くあるので、
レンジでチンするだけ、そのまま食べられる、
そのような食品を中心に、買い求められている気がしました。
ただ、卵、牛乳、パンだけは、やたらアメリカ人が欲するのはなぜ?
いつも思うのですが、アメリカって、このような状況になると、
いつも以上に、内と外の境がなくなるのか?
もろパジャマ姿で買い物に来ている人、けっこういる
(ここで言うパジャマは、ジムで着る服やジャージ姿は日常風景なので含みません)
髪ボサボサ、スリッパ的?なサンダル、そしてパジャマ・・・もっとも、
心の余裕がないのは当たり前の事態ですから、
もし、そういう格好でも誰も何も思わない、ということは、
ある意味、気が楽ですから、
そういうところ、アメリカの良いところですね
その2日後、野暮用で出かける機会があり、
ついでに(2日前、長蛇の列だった)グロッサリーストアに寄ってみたら、
すんなり入れたし、特定のもの除けば、品揃えもほぼ回復しつつあり、安心しました。