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Round Rock日記

テキサスの田舎でのんびり暮らし。
カロリー消費を目指して、オースティン近郊を今日も走る!

真ん中から東へ進む旅(ゴルフの聖地を覗き見編)

2023-04-24 06:26:00 | 旅行

Plain(GA)からColumbia(SC)まで、

代わり映えのしない田舎道を移動します

途中、刑務所もあったから、たぶん田舎です

(脱獄しても、その先どうすれば、って場所

 

そんな中、彼の強~い希望により、

ルート途中にある、ジョージア州オーガスタに寄ることにしました。

で、オーガスタって何よって話ですが、ゴルフしている人なら、

いや、していなくても、有名な大会"Masters Tournament”の舞台です

大会が行われるのは、"Augusta National Golf Club”、

プライベート・コースなので、会員じゃないとプレイできない。

しかも、会員になるのすら難しい、ってな訳で、

一般人がプレイするのは実質できない、いくらお金積もうができない

 

当然、中には入れないから、入り口だけ。

 

真っ直ぐ伸びる道の向こうに、

テレビで見たことのある花壇?が見えました

コース周りは高い木(松が多い)で囲まれて、全然見えない。

それでも、ここに来ただけで、彼はうれしそう

そりゃそうだ、ゴルフの聖地だもんね

 

2021年、松山英樹氏が優勝したのも、記憶に新しいところ

先日、車の点検で待っているとき、

マスターズ直前号のゴルフ雑誌を手に取ったら、

あら、びっくり松山英樹氏が優勝したときの、

キャディさんがお辞儀する姿が表紙になってる

 

何がスゴいって、優勝したのは昨年ではなく2年前なのに、ってこと。

それだけ、キャディさんの所作が印象に残った、ということなのでしょう。

お辞儀は、日本人にとっては自然なことだし、

プレイ終わってグリーン(人じゃなくてモノ)にお辞儀するのも、

そんなに珍しくないかな?って感じだけど、

(マラソンでも、フィニッシュ後に、振り返ってお辞儀する人いるよね)

欧米人にとっては、新鮮&印象的なんだろうね。

いずれにしても、良い意味で載ってることなので、とってもうれしかったです

 

 

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真ん中から東へ進む旅(ど田舎Plainsから大統領編)

2023-04-19 01:35:00 | 旅行

ロードトリップ3日目は、

Montgomery(AL)を出発、

Plains(GA)で観光した後、Columbia(SC)に移動します。

合計で420マイル(=680km)

 

ど田舎のPlains、

最大にして唯一の目玉は、

ジミー・カーター(アメリカ39代大統領)が生まれ育った土地ってこと。

ついでに言うと、大統領退任後も住んでいます

ほとんどの方は、アトランタにあるThe Carter Presidential Centerに行くでしょうが、

我が家はJimmy Carter's Plainsにやって来ました。

PlainsとAtlantaは、160マイル(=260km)離れているから、そこそこ辺鄙な場所。

 

有名人のミュージアム全般に言えることなんですが、

そもそも私たち一般人は、有名になってからのその人は知っている、

知らないのは、有名になるまでの人生どうだったのか?ということ。

過去いくつか、有名人になってからのミュージアム、

なる前のミュージアムの両方に行ったけど、

興味深くて面白いのは、なる前のミュージアムでした。

その人となりが分かって、身近に感じるというか、

こういう生まれ育ちを得て、その後の人生(有名になる)に繋がっている、

と感じることができるんです。

 

さて、カーター大統領の通ったPlains High School(1941年卒)は、

ミュージアム&ビジターセンターになっており、

オバちゃんスタッフに、見どころを説明してもらいました。

見どころが離れているから、車移動しながら見学ですが、

全て小さなPlainsの中に収まっています。

  

大統領の奥さまも、Plainsで生まれ育ち、この高校の卒業生です。

なので、2人とも余生を故郷で過ごしているんですね。

講堂に座って、私と彼2人だけで、ビデオ鑑賞。

 

車で移動し、"Public Housing Unit 9-A”(1953年)。

海軍退役後の2年間、まだ収入が少なかった大統領夫妻が住んでいた、公営住宅です。

今でも現役の、タウンホームみたいな小さな平屋でした。

 

お次は、大統領が生まれ育った"Carter Boyhood Farm”(1922年)。

カーター一家は、ここで、綿花、ピーナッツ、とうもろこし等の野菜、

家畜(豚、鶏、牛)を育てていました。

それらを販売したのは、お父さんのお店"Carter Commissary”。

 

 

カーター一家のお家"Carter Boyhood Home(1928年)”

田舎の素朴な家という印象。

 

当時このあたりの一般的な家かと思ったら、

ご近所に住むお友だちの家(黒人)が全然違う

カーター家が家だとすれば、こっちは小屋に毛が生えたようなもので、

一緒に遊んだり仲良しだったものの、白人と黒人の差は歴然。

 

 

Plainsの小さなメインストリート。

 

そこにあるのが"Plains Depot(1888年)”、

1976年、カーター大統領が、大統領選に出馬したときの、選挙事務所(本部)、

すでに閉鎖されていた駅舎を、選挙事務所として利用したとか。

  

 

他にも、大統領の奥さまの生まれ育った家や、

大統領が生まれた病院や(1924年誕生)、夫妻が通っている教会や、

何でもかんでも、ここPlainsにギュギュっと詰まって、見どころ満載です

行くのも帰るのも面倒だけど、わざわざ行ってよかった断言しまーす。

 

 

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真ん中から東へ進む旅(アラバマでテキサスBBQのレベルの高さを知る編)

2023-04-17 10:00:00 | 旅行

我が家のロードトリップでは、

朝食付き(無料)のホテルを選んでいます。

朝、そこまでゆっくりする時間が勿体ないし、

レストランを探したり行ったりする時間、支払うお金を節約できます

 

過去の経験から、一定基準を満たすホテルチェーン、

MarriottHiltonIHGの中から、場所や価格で決めています。

アメリカは、外すととんでもないホテルがあり得るのと、

一定以下のチェーン系だと当たり外れあるので、

中高年になると、さすがにそれはキツすぎて、身体&精神にこたえます

それらをクリアしているのは、上記の3チェーンです。

もちろん、朝ごはんだけでなく、Wi-Fiやフィットネスジムも無料。

 

2日目は、ルイジアナからアラバマまで、440マイル(=700km)

ハイウェイ脇の濃い緑、

湿地帯では(増水した時のために)道路が橋のようになっています。

 

 

いかにも南部っぽい橋が好き

  

時間が、ちょっと押せ押せだったので、

ムリしないで、観光を取りやめ、移動だけの日にしました。

多少の時間はあったけど、急ぎ足で消化不良になるのもイヤだったので、

観光はカット(注:私は、じっくり見るのが好きなので、やたら時間がかかる)。

結果、夜ごはんを食べた後、ジムで運動もできたし、この選択は正解でした

 

そんな日の夜ごはんは、”Smokehouse Pit BBQ”、

アラバマのBBQってどうだろう?

私たちが食べ始める頃には、店内がお客さんでいっぱいになりました。

ほとんど白人でした・・・お隣は警察官で(アメリカは、制服姿でお店に出入りします)、

有事の際には、何とかしてもらおう、と思いながら。

というのも、数日前、テネシーで銃撃事件あったばかりだし、

残念ながら、銃関連の事件は日常茶飯事なので。

  

 

アラバマのビールだった気がする。

 

Smokehouse Sampler(豚スペアリブ、プルドポーク、鶏胸肉、

牛ブリスケット、ソーセージ)、

Smoked Ham 、サイドは4つ。

 

ちょっとお肉がパサついていたのと、まぁ、これはこれで美味しいけど。

普段、テキサスで美味しいのが当たり前=高レベルなBBQを食べ慣れているから、

イマイチに感じちゃいました。

と同時に、テキサスBBQのレベルの高さを、ここアラバマで知る

 

 

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真ん中から東へ進む旅(美味しいザリガニ編)

2023-04-13 00:55:00 | 旅行

Alexandriaのダウンタウン

目の前にあるものは、すっかり寂れてはいるものの、

過去、豪華&立派であったことは、今でも分かる

 

それだけに、最盛期どんな風景がここにはあったんだろう?って想像するし、

繁栄も衰退もあっという間、というのもすぐ分かる。

日本人(農耕)と違い、アメリカの人(狩猟)は、

移動をいとわず変化を求める、って気質もあるから、

人が増えるのも減るのも、街の変化も、とにかく移り変わりが激しいんだと思う。

アメリカのダウンタウンは、こういうのが多くて、

今、栄えている街のダウンタウンは再生され

そうじゃない街のダウンタウンは取り残される、差がありすぎて

 

 

さて、そろそろ夜ごはん。

旅行前から、彼からの強いリクエストは、

ルイジアナでザリガニを食べたいというもの。

ザリガニは季節ものだし、せっかくルイジアナに来たんだもん、

本場のザリガニを食べなきゃってのは、心情的に理解できる

ホテルのスタッフおすすめの、Rosie Jo'sへ。

 

 

ルイジアナのビール"Abita Beer”で乾杯

めちゃ美味しかったBoudin Ball

ねっとりした蟹クリームコロッケみたいな、

今まで食べたBoudin Ballの中で、断トツ美味しかった

 

 

私は、Fish Platter。

多分、キャットフィッシュ(なまず)だろうけど、

薄付きのプチプチした衣で、揚げ具合も丁度よく、ふっくらした白身で、

美味しかったです、タルタルソースが合う

 

彼は、Crawfish(ザリガニ)。

アメリカ南部のザリガニは、スパイスを入れたお湯で茹でます。

なので、お店によるスパイスの違い(味の違い)が楽しめる、という訳。

このお店は、スパイスが薄めなんですが、

ザリガニのサイズが大きいのと、ザリガニ自体の味が濃く、

ミソたっぷりで、さすが本場

ザリガニは、量り売り(ポンド)ですが、

蟹やロブスターと違って、圧倒的に可食部が少ない、

ほとんどが殻の重さだよね、と私は思ってます

 

ザリガニ大好きな彼とは逆で、私は興味なし。

元々、蟹みたいに食べるの面倒なのは好きじゃないのと、

その割に、美味しいって、万人がハッキリ分かる味でもないから、

むき甲斐ないなぁと思う派・・・そんな私を前に、黙々と食べる彼。

殻をむいたり、吸ったり(汁が美味しい)、食べたりで忙しいから、

蟹以上に無言になるテーブルです

彼がザリガニをむいてくれた、美味しんだけどね、1~2個もらって満足

 

 

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真ん中から東へ進む旅(ロードトリップ出発編)

2023-04-11 01:48:00 | 旅行

今日から、久しぶりのロードトリップです

主なる目的は、ノースカロライナに住むお友だちを訪ねること

なんですが、テキサス(真ん中)からノースカロライナ(東海岸)なので、

やたら時間がかかります予想は3,000マイル(=4,800km)。

 

テキサス、ルイジアナ、ミシシッピ、アラバマ、ジョージア、

サウスカロライナ、ノースカロライナ・・・移動距離やルート、見どころや泊まる場所、

あれこれ考え出すと、ほとんどパズルのような状況で、

数日、頭を悩ました結果(いつものパターン)、

行き3泊+お友だち宅に3泊+帰り2泊=計8泊9日になりました。

 

 

朝4:30に家を出発

まずは、いつものBuc-eesに寄って、ガソリン入れつつ、

お友だちのチビッコ(3名)へプレゼント購入(Buc-eesグッズ)。

  

 

ルートはざっくりひたすら東へ向かうだけ

今日は、テキサスからルイジアナまで、360マイル(=580km)。

進むにつれ、テキサスの野っ原から緑が多くなって、目が休まります

ど田舎のガソリンスタンドは、ミディアムとプレミアムが破壊され

レギュラーしか購入できない(我が家はレギュラーなので問題なし)。

 

 

Alexandria(LA)に到着。

見学しようと行った"Melrose on the Cane”が、お休みだった

予定変更"Kent Plantation House”で、私たちだけのツアーに参加。

1796年に建てられたプランテーションハウス、

現存する建物としては、ルイジアナ中央部で最も古い。

  

 

ルイジアナは、川(River)や小さな小川(Bayou)が多いので、

お金持ちの家は、水害対策のため高床式が多い。

他にも、蒸し暑いルイジアナならではの、

疫病(虫よけ)や暑さ(風通し良い)対策でもあります。

 

昔の家なので、階段が外にありました。

バルコニーからの眺めも良し(この先すぐ近くにBayouがあります)。

 

天井からぶら下がっているテーブル上の板は、

これを紐で動かして風を起こす=うちわ代わりという代物。

もちろん人力、動かすのは使用人(黒人)なのですが。

 

 

火事対策のため、母屋とは別棟のキッチン。

作ったお料理は、ここから母屋(2階)に運びます。

 

 

お次は、さびれたAlexandriaのダウンタウン

昔は、ルイジアナ中央部随一の最高級ホテル”Hotel Bentley”、

1907年から今も現役だけど、お化けが出そうなホテルになっていました

当時は、政財界や有名人の御用達で、

さぞかしゴージャスで賑わったんでしょうけど・・・

古いものを残したり&生かすには、手間暇&お金がかかるよね、

ただ、産業が衰退して、人もお金も出ていって、衰退に拍車のグルグルで、

結果、何もしないと、こんな風になるという、お手本のような実例。

たばこ、綿花、さとうきびを船で運び、

製材を鉄道で運び、そこまでは良かったんだけど・・・。

 

 

南部っぽい茶色い川は、ミシシッピ川の支流Red River。

 

 

 

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