蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

信大ゼミ~まつもと演劇祭~ハピスポひろば~オペレッタ

2014年10月27日 23時16分39秒 | 日記
先週末は、イベントづくし♪

土曜日は…
朝8:50頃、自宅を出発して高速道路で松本へ。
同行者は、ダブルケンジ君(笑)
私は午前中、信州大学のゼミを受講。
ダブルケンジ君は、一足先にまつもと演劇祭の観劇へ。

私が受講するゼミは―

「地域戦略プロフェッショナル・ゼミ」
「芸術文化」コース

これは、信州大学が仕掛ける、信州の未来を担う人材育成講座で
地域をつくる市民プロデューサー育成コース。

私はずっと、長野県の舞台芸術界活性化のために
そして、表現教育活動を広く展開していくために
自分が出来ることは何か…と考え続けている。

ゼミの趣旨や内容を拝見して、今の私にない視点や
ノウハウを学べそうだと思ったし
これまでとは異なるご縁をいただけそうだと思い
このゼミの受講を決めた。

期間は10月末~来年2月まで。

劇団本公演前の超多忙な時期…
宿題も多そうなので、やりきれるのか…
という一抹の不安もあるが
未来に繋げる第一歩と考え
時間を生み出し、しっかり学んでいこう。

この日は開校式。
3コースあり、コース別に松本・長野・伊那キャンパスに集い
映像を中継して同時開催。

芸術文化コースの受講生は26名。
年齢も様々、分野も様々な人々がいる。
それだけでも面白い♪
知らない世界を知るきっかけにもなる。

この世は知らないことだらけ。
だから面白いのだわ~

何かをすることは、生きるための暇つぶし…と考えると
暇になれないほどワクワクすることが転がっている。
私のようなじっとしていられない性分の人間にとって
大変有難い世の中であることは間違いない(笑)

このような機会をいただけたことに感謝!
53歳にして、学生気分を味わえるのも嬉しい(^^)

開校式の後、レクチャーがあって
最後は自己紹介。
私は出席番号1番なので、自己紹介も1番。
声が大きい人という印象だけは残せました~(笑)

以前からお会いしたいと思っていた
笹本正治教授がカリキュラム・アドバイザーとして
関わってくださるのも嬉しい。
早速、名刺交換をさせていただきました~

終了後、『まつもと演劇祭』の観劇ツアーに合流(^^ゞ

実は、この演劇祭観劇のため、稽古をお休みにして
団員でツアーを組むことにしたのでした。

団員11名がツアーに参加♪

街中のあちらこちらに会場があり
演劇祭の昇り旗がはためいて、町はお祭りムード♪

この雰囲気がいい。
実行委員の皆さんの思いが詰まった演劇祭だ。
毎年、お客様に足を運んでいただくために
みんなで知恵を出し合い、様々な工夫を凝らしている。

長野市でも、こういう演劇祭が出来たらなぁ…

私が観劇したのは全部で5本。
うち2本は、移動の関係で途中までしか観られず
とても残念だった。

今年初めて拝見した「札幌ハム・プロジェクト」さん
演出が面白くて、役者さんも鍛えられていて
内容的にも興味深く、見応えがあった。

トライブさんは、絶対観たいと思っていたのに
午後の部は満席で入れず、夜の部は
ケンジ君に走って移動してもらって席を確保してもらい
なんとか滑り込みで観劇することが出来た。
素直に笑えて楽しめました~
小さな空間を生かした芝居だったと思います。

大きなホールで思ったことは…
台詞が聞こえないストレスというのは
想像以上の負荷がかかるなぁと…
キャパにあった声量と演技、身体表現を
私も更に探求していく必要があると思いました。

どの会場も満席状態。
そして、どの劇団さんも特色があって楽しめました(^^ゞ
全部観たかった~ それだけが残念。。

日曜日は、朝9:00から「ハピスポひろば」さんのお手伝い。

会場はビッッグハット!
広いっ!

ブースが立ち並ぶ。
美容師さんたちもボランティアで参加。
出演者や、お子さんたちのメイクとヘアを
素敵に施していく。
その美容師さんたちの表情は優しくてにこやかで
これまたとっても素敵でした~

夢幻工房から、もっちゃん・ケンジ・サリアと私が
ステージ回りのお手伝いをさせていただいた。

健常者も障がい者も大人も子供も
みんな垣根を取っ払って
みんなで楽しむ「ハピスポひろば」
笑顔がいっぱいのイベントでした♪

グレート無茶さん率いる信州プロレスさんや
夢幻の大道具製作を手伝ってくださっている
Sさんが所属するバンド演奏もありました。

衣装を身に付けたSさん、とてもカッコ良かった(^^)

私はオペレッタ鑑賞のため、途中で会場を抜けたので
バンド演奏を聞けませんでした(>_<)
次の機会を楽しみにしたいと思います。

12:30頃、クボちゃんの車に乗せてもらって
オペレッタの会場である中野市民会館へ。

 『こうもり 土の会 第13回オペラ公演』

会場前で、ガンちゃんと合流。
3人で鑑賞させていただきました。

オープンエア声楽隊のMさんが
宝塚の男役ばりの役でご出演♪
とても素敵でした(^_-)-☆

皆さん、声楽の声で台詞を発していて、驚いた。
マイクなしでも、よく通る声!
流石ですねぇ~
オペレッタって初めてみたけれど
非常に面白かった(^^)

そして、私も声楽の発声方法を
修得したいと、改めて思いました。

美幸さん、関係者の皆さん、お疲れ様でした!

クボちゃん、ガンちゃん、お疲れ様でした(^^)

怒涛の一週間の締めくくりはMA♪
面白いエチュードを見せてもらえて満足(^_-)-☆

書きたいことはいっぱいあるけど
取りあえず、今日はこの辺で(^^ゞ

就職支援講座

2014年10月26日 23時50分29秒 | 日記
一昨日、今年3回目の職業訓練校での講座が開講。
来年2月からの講座も決まっている。

今回は、受講生18名。
サブ講師は、ケンジ君。

この講座、夢幻工房の存在を知っていただく
機会にもなっていて、本当に有難い。

中途採用に向けての就職支援講座である。
なぜ劇団の演出家が講師??
と、毎回講座初日は?マークが飛び交う(笑)

で、演劇とコミュニケーションの関係を説明し
実際に身体を動かし声を出しながら、半ば強引に(笑)
他者とのコミュニケーションの取り方を
体験してもらっている。

また、自分を知るという意味で、初日に
自己分析シートへの記入もお願いしている。
このシート、記入していくうちに
自然と自分を振り返ることになる優れもの(笑)

今の自分を知り、未来の目標を定め
その目標に至るための課題を明確にして
課題をクリアするための手法を見つけ
それをコツコツ継続していく。

これを繰り返せば、誰でも目標に近づくことが出来る…はず。

この講座の効果は、受講生同士の繋がりに現れているようだ。
互いに呼び名で呼び合い、まるで学生時代に戻ったかのよう。
講座終了後も、互いに連絡を取り合っている受講生も多いとか。

学生時代、同じクラスにいるのは大抵同年齢の学生だ。
職業訓練校は、20代~60代と幅広い年齢層。
オープンエアシアターもそうだけど
世代間交流というのは、異なる価値観を知るのに
大変役立つと思っている。

違いを知り、違いを受け入れる。

これが出来れば、大抵の人とスムーズに
コミュニケーションを図れるようになる。

言葉で言うのは簡単だけどね。

人間には感情というものがあって
そのコントロール方法を覚えるには
様々な体験を重ねるより他はない。

だって手法はノウハウ本にだって書いてあるし
ネットにもいくらでも転がっている。

つまり、読んだだけ、知っただけでは
容易に修得出来ないのが、コミュニケーション術。

怖れず、まずは人の輪に飛び込んで
時々痛い思いをしながら学んでいくのだ。

コツと対処方法は、いざという時に役に立つ。

旺盛な好奇心は、怖さや不安や恥ずかしを凌駕する―

受講生の皆さんの好奇心を触発する授業を目指そう♪

幸せの種

2014年10月25日 23時03分41秒 | 日記
母と母の直系の子どもたちだけの
本当の意味での水入らず旅行。

その家族旅行を振り返っているうちに
様々なことが脳裏をよぎった。

家族水いらず…か。

気を使わないかと言えば、そんなことはなく…

家族というものは、ある意味やっかいだ。
お互いに甘えが出やすく
気配りや気遣いを怠りがち。
すぐ感情が態度に出ちゃうしね。

本当に大事に思っているのであれば
大事にしたいと思っているのであれば
その気持ちを言葉や態度で伝えないと
家族といえども伝わらない。

面倒がらずに、ちゃんと言葉で伝える。
面倒がらずに、ちゃんと耳を傾ける。

これさえできれば、大抵の家族のゴタゴタは
免れるはずなのだが、なかなか難しいようで…

家族だから素直になればいいのに
家族だから素直になれない人もいる。

うちの兄弟姉妹は、幼い頃はよく喧嘩もしたけど
大人になって、お互いに視点も増えたため
言い争うことは、ほぼなくなった。

それでも、今回は母のお祝い旅行なので
みんなが楽しく笑顔で過ごせるようにと
お互いに気配りし合い、お陰様で
とても良い旅行になったと思う。

今回の子どもたちの役割分担は

 私   行き場所の選定、ホテル予約
 上の弟 実家から旅行先までの往復や旅行中の運転
     旅行中の料金の支払い
 妹   兄弟姉妹への連絡
     観光地やグルメ情報の収集と観光場所
 下の弟 母の介添え等

子どもの頃は、家が狭くて経済的にも厳しくて

 なんで四人兄弟なの?
 もっと少なければ、部屋も広く使えるし
 生活も楽だったかもしれないのに…

とか、喧嘩するたびに

 弟なんかいなきゃいいのに…

とか、今思えば酷い姉だった(汗)

ごめんね、弟よ。。

今は、四人兄弟姉妹で本当に良かったと思っている。

離れて暮らしていても、いざとなれば
必ず助け合う…それが兄弟姉妹。
そういう存在がいることを心強く思う。

私たち四人を育ててくれた両親に心から感謝!

ありがとう、お母さん(^^)
そして…
今は亡き父へ…
なかなかお墓参りにいけなくて、ごめんなさい…
いつも見守ってくれて、ありがとう…

家族は社会における一番小さな共同体。
一つ一つの家族が幸せならば
社会全体も幸せになるのではないか…

そして、今いる近くの人たちを大切に
自分がいる共同体と思えるコミュニティが幸せになれば
社会全体も幸せになるのではないか…

一人ひとりが幸せだと感じる瞬間
自分が幸せだと感じる瞬間を持続できれば
社会全体も幸せになるのではないか…

何を幸せと感じるか。

ここが一番の問題点。

ここが一番難しいところ。

資本主義社会は傾き始めている。
戦後、多くの人々の価値観が壊れた。
そこから立ちあがり、経済大国になった日本。
貨幣中心の経済だが、今後どのように変化していくのか。
お金がただのごみになってしまう可能性だってある。

その時―
私にとって大切なものは何か…
あなたにとって大切なものは何か…

死を迎える時、どんな自分でありたいか…

私が考える幸せの種は、ここにある。

喜寿祝☆家族旅行♪

2014年10月24日 20時44分10秒 | 日記
10月22-23日(水・木)は、実家の母の喜寿祝い一泊旅行だった。
家族旅行は、古希祝い以来だから7年ぶり。

あ、この場合の家族とは
私の実家の、母の娘と息子だけ。

私は長野駅から新幹線で高崎へ。
10:00に高崎駅そばのファミレスで
母たちと合流した。

お天気は残念ながら雨(^_^;)
晴れたら榛名湖のロープウェイに行く予定だったが
観光先を変更して冨岡製糸場へ向かった。

お昼前、製糸場に到着。
雨天だと言うのに、大勢の観光客で賑わっている。
ここは、平成26年6月25日に世界遺産に登録され
群馬県の観光名所の一つになっている。

富岡日記を執筆した和田英さんは松代出身。
この日記に関しては、様々な見解があり
明治~昭和初期の製糸業を語るには
長野県や横浜などの他地域も知る必要がある。
ただ…
優れた日本製糸業技術の裏には
一時期的にでも国営の富岡製糸場の誕生が
深く関わっているのではないか…と
富岡製糸場内を見学しながら思った。

国営の富岡製糸場は品質の良い糸を作ったけど
工女待遇の良さや教育に資金を投入したため
赤字続きで、民営化せざるを得なくなった。

労働と賃金と待遇

このバランスは難しいよね。

製糸工場で働く工女の話は
「あゝ野麦峠」のイメージだが
富岡日記に登場する工女たちからは
野麦峠の工女たちのような悲惨さは感じられない。

きっとどちらも本当なのだろう。

どんな事柄も一面だけを観て判断するのは危険だ・
多面的に捉えられる眼を持ちたい…と改めて思う。

蚕から糸をつむぐ作業を見学。
気が遠くなる作業だわ(汗)

にしても…
人間の英知って凄いなぁ。

ここは、30年かけて整備し、展示だけでなく
研究・教育の場、そして楽しむ空間にするそうだ。

もしかしたらここで演奏会や芝居が行われるかも?
そう思うとワクワクする~♪

製糸場のそばの素敵な喫茶店で休憩したこともあり
ふと時計を見ると、16:00だ。
初日は、ここしか行けず、その足で
伊香保温泉のホテル「きむら」へ向かった。

17:00過ぎにホテルへ到着。
お部屋に案内してもらったところ
とても眺望が良い。
けど、雨なので山が見えない。。
残念…

早速、お風呂へGO♪
温泉のお湯は熱過ぎず、ぬる過ぎず
とってもいい感じ。
その上、ナント! お風呂の床が畳なの!
驚いたけど、滑らないし冷たくないし
凄く具合が良かった(^^)

畳なのに、お湯がかかって濡れても
あっという間に水分が消えて行くの(@_@;)

誰が考えたんだろうね~すごいね~

母はマッサージもしてもらって大満足♪

夕飯時に、ホテルにお願いして母のお祝い用の
ケーキを用意していただいた。

みんなで乾杯して、喜寿を祝う。

77歳か…

髪の毛が白くなり、少し背中が曲がりかかった母の姿をみながら

いつまでも元気でいてね、お母さん(^^)

と呟く。

担当の仲居さんが若くてもユニークだったし
お食事も美味しくて、量も十分過ぎるくらい。

午前0時頃まで、みんなでおしゃべりして
もう一度、温泉に入って就寝。

お布団もふかふかで良い寝心地だった。

朝6:30に起きて、まずは朝風呂。
それから食堂へ。
朝食はバイキング。
種類の多さにびっくり!
しかも美味しい♪

この宿は、値段も安いしお勧めです(^^)

9:30にチェックアウト。

外は霧雨。
濃霧で全然山が見えない。。
こんな日にロープウェイに乗っても仕方ないということで
「伊香保 人形とおもちゃ 自動車博物館」へ。
ここが想像以上に楽しかった。
昔懐かしいおもちゃやお人形、お菓子、雑誌、車が
ずらりと勢ぞろいしていて、興味深かった。
懐かしいおもちゃを見た瞬間
忘れていた子ども時代の記憶が蘇った。

これも非日常の世界だね。

ここも長居になってしまい、時計を見ると既に13:00。
弟や妹は、次の日の仕事が朝早いため
千葉へ17:00に戻りたいとのこと。
逆算すると、15:00には高崎を出発しなければならない。
お天気は徐々に晴れて来て
時間があれば榛名湖へも行ってみたかったが
今回は諦めて、日本三大うどんの一つ
水沢うどんの老舗へ向かった。

お店の名前は「元祖 田丸屋」

和風のおしゃれな建物で、うどんも最高に美味しかった。
私は消化器系が弱いので、うどんは好きなんだけど苦手。
けど、食べちゃいました(^_^;)
よーく噛んでゆっくりとね。
噛めば噛むほど美味しくて驚いた。
あ、さすがに全部は食べきれず
少し妹に食べてもらったけど(汗)

このお店で、ゆっくりして
14:00、高崎へ向かう。

私は、ここでお別れ。
次にこの家族が全員揃うのは、いつのことか…

母に

 楽しかった?

と聞いたら

 楽しかった。

と、ちょっぴりはにかんだ笑顔で応えてくれた。

良かった…

別れ際、母が少し悲しそうな
どこか心配そうな顔で私を見送ってくれている。
後ろ髪を引かれるような思いで駅に向かう。

新幹線で長野へ。
16:00過ぎ、自宅へ無事帰還。

母たちは、18:00過ぎに千葉の実家に到着した模様。

長男のマサルは一時間ほど休憩して
神奈川の自宅へ帰ったそうだ。
彼は、ラーメン店を経営していて
毎朝3:00に起きるのが日課。

マサル君、長距離の運転、お疲れ様でした。

妹のミカはJR関係の不規則な仕事。
人の命を預かる大切な管理職のため
苦労も多いようだ。
やり甲斐のある仕事だよね。

一番下の弟マナブは、独立して金物設計の事務所を構えている。

よく考えたら、弟二人は経営者。
親からの援助は一切なく
自分自身の力で独立した二人に頭が下がる。

私も、もっともっと社会のお役に立てることが出来るように…
夢幻工房の発展を目指し、頑張っていきたいと思う。

二日間、お疲れ様でした。

そして、ありがとうm(__)m

再び楽しい家族旅行の機会が訪れることを祈りつつ…

縄文考古館 Part2

2014年10月21日 23時55分13秒 | 日記
11:30過ぎ、茅野市へ向かって出発!
先週に引き続き、フィールドワークPart2♪
運転手はケンジ君。

山は紅葉が始まっている。

が、あいにくの曇り空(^_^;)

晴れていたら、最高のドライブだったのになぁ~

天気予報だと雨マーク。
途中で降り出すかと思ったけど
道中、雨雲の下には入らずに済んだ。

13:25、茅野市縄文考古館に到着。

13:30、館長のM氏と学芸員のK氏とお会いして
「仮面の女神」が発見→発掘されるまでの状況を伺った。

2000年8月23日に中ッ原遺跡で
全長34㎝の大きな土偶が発見された。

8/30に土偶の発掘状況を一般公開し
何と4000人もの市民が押し寄せた。

8/31に100人程の人々が見守る中
仮面の女神が掘り出された、

縄文のヴィーナスに続く大型土偶の発見は
日本中の注目を集めた。

これが、考古館がオープンしてから
僅か一ヶ月後の出来事というのも大変劇的♪

しかも!
M館長さんは、二つの国宝発見&発掘を体験された方。
K氏も発掘現場に立ち会った方。

その方々の話を直接伺えるなんて
なんとラッキーなことか。

お二人に、その時の心境を伺ったり
発掘現場公開の時の様子や
実際発掘する時の模様を伺った。

お話が実にリアルで、面白くて、お陰様で
想像していた人物の表情までもが
リアルに浮かび上がって来た。
先週、発掘現場のビデオを拝見したのも良かったのだろう。

そして、縄文のヴィーナス発見の時の状況も
お話していただき、収穫の多いヒアリングとなった。

M館長さん、Kさん、ご多忙の中
貴重なお時間をいただきまして
誠にありがとうございましたm(__)m

帰り道は、高速道路を使わずに下道で帰ってみることに。
どれくらい時間がかかるかの実験。

携帯ナビに頼りながら車を走らせていく。

茅野から山を越えて出たのは上田市。

途中、白樺湖を通過。
山の木々や赤・オレンジ・黄色・緑と
色とりどりで美しく、目を楽しませてもらった♪

運転していたら、楽しむ余裕なんてなかっただろう。
運転手さんに感謝m(__)m

上田から地蔵峠を抜けて、長野市内に入ったところで
夕方の大渋滞に巻き込まれ(汗)
稽古場に到着したのは18:20だった。

渋滞を差し引いても、茅野から長野まで
下道だと2時間20分位かかった計算になる。

高速を使うと、1時間15分位。

凡そ1時間の差か…

下道のほうがドライブとしては楽しめたけどね。
やっぱり時間を優先したほうが良いかな…

今日から「5000年目の夕陽」の稽古を開始。
一年ぶりなので、まずは思い出すための本読みから。
今回は、大きなステージで上演するため
大きな空間向きの演出・演技の手法を使う。
小さな空間には小さな空間向きの演出・演技の手法があり
どちらも適応できるのが「役者」である。

どんな仕上がりになるか、楽しみにしていてくださいm(__)m

稽古を早めに切り上げて、今週日曜日に開催される
ハピスポさんのイベントの打ち合わせを行った。
ハピスポの代表&副代表のお二人と
イベントスタッフの方々が、わざわざ夢幻の稽古場へ
足を運んでくださり、いざ、打ち合わせ開始!

このイベントは『ハピスポひろば』
体と心で、優しさ、感動、つながりを
実感できる体感型福祉イベントだそうです。

このイベントの会場は、ナント!
ビッグ・ハットなのです。

ステージを知っている人に裏方をお願いしたいと
代表のTさんからご依頼があり
劇団員もっちゃん、ケンジ君と準劇団員のサリアが
ステージ裏のお手伝いをすることに。

大きな会場でのスタッフワークは
うちの団員にとっても良い経験になる。

会場図面と進行表を見ながら入念に確認させていただいた。

スタッフの皆さん、長時間お疲れさまでしたm(__)m

ハピスポの皆さんの熱い思いが伝播して
大勢の皆さんが関わるビッグ・イベント!
様々な障がい、年齢、家庭の事情を持った方々と一般の方々が
同じ時間を共有し・笑い合える場所になりますように…

無事故で素敵な空間になるよう
私も陰ながら応援させていただこうと思います(^^)

さて…

明日と明後日は、母の喜寿祝い一泊旅行!
何年か振りに4人兄弟姉妹が揃います。

どうか楽しい旅行になりますように♪