蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

クランクアップ

2013年01月29日 10時24分56秒 | 日記
昨日は一日、映画「密獣」の撮影。
9:30過ぎに自宅を出て、10:00過ぎ現場到着。
場所は皆神山にある皆神神社。

社務所が控え所になっており
出演者はここでメイクさんにメイクを施してもらい
衣装さんに和服の衣装を着せてもらって撮影に臨む。

時代劇風の映画なので、髪型が特殊のため
侍役のケンジ君などは時間がかかったが
私は主役の母親役で、白い頭巾をかぶるだけ
メイクも眉をつぶし、血色もなく
若干マスカラをつけた程度。
着物は着慣れているほうだと思ったが
待ち時間が長く、撮影開始前に若干疲れてしまい…

雪の中での撮影のため、かなり寒いと聞き
あったかブーツとヒートテック系のタイツ類を購入。
ブーツはかなり役立ちました。
一応足袋をはいたものの、足元は映さないため
結局一度も下駄や草履ははかず
ブーツを履いたままの撮影で助かりました。

午後に入り、撮影のため表に出ると
お天気に恵まれ、太陽に照らされた真っ白な雪原は
きらきらと虹色に光り輝き、とても美しかった♪

ノーメイクの私はみんなから「こわ~い」と言われ
撮影が終わってメイクを通常に戻したら
誰だかわかってもらえず・・・ま、それだけ化けたってことか。

ケンジ君は、雪原の中で上半身裸の体当たり演技!
若いってスバラシイ!

関西から参加された役者のお二人や海外&東京のスタッフさん
市内のスタッフの皆さんとの交流も楽しかった。
昨夜で撮影がクランクアップ。

監督さん始め関係者の皆様、お疲れ様でした!

巫女役のMちゃんは、エキストラ出演もしたそうで
ほぼ毎日撮影現場に足を運んだとのこと。
スタッフとして参加したケンタロウ君もほぼ毎日だったようだが
Mちゃんも健太郎君も良い経験になったと言ってました。

他にも4人程、夢幻関係者が出演。
皆さん、お疲れ様でした。

映画の完成&上映が楽しみです♪

コツコツと丁寧に・・・しかし!

2013年01月28日 23時47分19秒 | 日記
うーむ…
劇団本公演の稽古の進みが今一つ。
理由は、一つずつコツコツと丁寧に創っているから。
こういう稽古は楽しいせいか、あっという間に時が過ぎて行く。

しかし!

残りの稽古日数を考えると、今のスピードでは危うい。
もっと速度を上げて行かねば…

今日は、週刊長野新聞のMさんが取材に来て下さった。
稽古写真を撮影していただき
その後、公演内容について説明。
興味を持っていただけたようで、ホッ。

二人の衣装さんもいらしてくれて、せっせと衣装製作。

MAは、映画のエキストラで夢幻関係者が参加していることもあり
参加者が少なかったので、日舞は細部を徹底してチェック。
すり足の歩き方、扇の扱い方、足のさばき方など
参加者はかなりコツを覚えられたようだ。
演劇も殺陣も、人数が少ないと内容が濃くなる。
参加者にとってはかなりお得だね。

夜、帰宅すると、Moriさんから曲が届いていた。
劇中で役者が歌う歌である。
力強くてかっこいいメロディ♪
Moriさん、素敵な曲を作ってくださって
ありがとうございました!

  この歌…やっぱり録音しないと厳しいだろうな…

可能であれば生歌で…と思っていたが
この歌は男性の声もあったほうが良さそうだし
レコーディングする方向でいこう。

ますます面白い作品になりそうだが
まずは、時間との勝負に勝たねば…うむ!

松本・茅野方面へ

2013年01月26日 10時43分43秒 | 日記
昨日は、松本・茅野方面へ劇団本公演のご案内に行って来た。
同行者はケンジ君。

朝8:00前に家を出て、高速道路で
豊科インターへ向かう。

まず豊科インター近くのマックで久しぶりにMちゃんと再会。
Mちゃんは、オープンエア2011にギタリストとして出演して下さった
枯野見の望月さんの奥様。
NPO法人を立ち上げ精力的に活動中の魅力的な女性で
時々お会いしてエネルギーをもらいたくなるお一人。
お互いの都合で30分しか時間が取れず
ゆっくりお話出来なかったのが残念。
公演へのご来場とチラシ配布をお願いしました。

その後、茅野市民館へ移動。
著作権の関係で大変お世話になったK氏に御礼を申し上げつつ
劇団本公演の内容についてお話しさせていただいた。
実は、著作権の関係で武内雷龍先生をご紹介くださったのが
ここ茅野市民館の学芸員Mさんで
そのMさんを紹介して下さったのがK氏だった。
本公演や劇団活動についてお話しつつ
会館運営・市民サポーターのことなどを伺っているうちに
あっという間に一時間以上が経過。
偶然にも市民サポーターの皆さんが主催するダンス公演の仕込みで
市民の皆さんが大勢いらしていて
有難いことに仕込みの様子を見させていただくことができ
また、仕込み中だったにもかかわらず
T専務さんが手を止めて運営に関するお話をして下さり
大変有意義な時間となった。

その後、松本に移動し、いつも何かとお世話になっている
Nご夫妻とお会いして、お互いの活動状況を話しつつ
本公演のチラシ配布をお願いした。
次に、音楽隊の関係者のお一人Sさんにお会いし
チラシについてのアドバイスをいただいたり
面白いダルマさんを見せていただいたり
楽しいひと時を過ごしつつ、帰り際にチラシ配布をお願いした。
続いて、S大学に移動し、シアターWSに参加したメンバーに会い
最後に芸術館のI氏を尋ね、チラシを置かせていただきつつ
芸術館で開催される公演時の折り込みを依頼。
I氏とも会館運営を含め、色々お話をさせていただいた。

お時間をいただいた皆様、ありがとうございました!

松本方面の広報活動を終え、帰宅したのが20:40頃。
今日は自主稽古日だったが、結局行けずじまい。
その後、約束していた賛助会員Yさんのお宅へ。
深夜まで色々なお話をさせていただきました。
遅くまでありがとうございました。

今回はなるべく大勢の方に公演のご案内に伺いたいと思っているが
実際こうして動いてみると、お会いできるのは一日数人…

とにかく動けるだけ動こう!

県の芸術文化振興に関するご提案

2013年01月24日 23時19分18秒 | 日記
今日の午後は、県の生活文化課職員の皆さんとの意見交換会だった。

先日、県知事に芸術文化振興に関するご提案を
させていただいたところ、その中から
平成26年度に向けて実現できそうな案件のご提示があり
実現に向けての意見交換をさせていただいた。

同行者は、劇団員ガンちゃんとケンジ君。
このような機会を与えていただいて大変光栄です。

もしこの提案が現実化すれば
芸術を志す若者が希望を抱きながら
芸術活動に励める長野県になるだろう。

これからどんな長野県になっていくのか
とても楽しみです!

その後、賛助会員さんのお宅へご優待券とチラシをお届けし
休む間もなく、稽古場へ。

連日、こんな調子。
なかなか役作りにだけ専念できる時間が取れない。
何としても時間を作らなければ…

焦点

2013年01月20日 23時13分21秒 | 日記
  

演出の迷いが吹っ切れ、焦点が定まった。

選択肢がいくつも浮かぶが故に
迷いが生じてしまうのが私の悪い癖。

どちらかというと、イメージ先行型でもある。

理論も柱もテーマもあるのだが
理論に沿ったイメージとは別に浮かんでくる映像がある。

しかし、よーく考えてみると
コンセプトと密接に関連していることが分かる。

ただ先に映像がポコッと浮かんで来るため
コンセプトとどう繋がるのか、すぐには見えづらい時がある。

今回もイメージがどんどん浮かび
裏付け探しが難航…

けど、ようやくそれらが合致して、ホッ。

本番まであと一ヶ月…
役者陣にはかなりの試練となるが
みんな力も根性もあるメンバーなので
必ずクリアしてくれると思っています。

今日は衣装さんが二人、舞台衣装の打ち合わせに
稽古場へ足を運んで下さった。

また、Tさんが当日パンフレット作成のお手伝いをしてくれることになり
MA終了時間に顔を出してくれて、久しぶりに暫しの雑談♪

作曲をして下さっているMoriさんや
チケット販売を協力して下さる支援者の皆さん
宣伝、裏方のお手伝いをしてくれている団員諸君や夢幻関係者の皆さん…
大勢の皆さんの顔が脳裏に浮かぶ。

本当に有難いことです!

お客様は勿論のこと、お手伝いして下さっている皆さんにも
納得していただける舞台をご提供するのが私の役割。

疲れたなんて言ってられない…
目標に向かって邁進するのみ!