蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

エンターティナー

2013年07月31日 23時23分35秒 | 日記
今日は、午後から中野職業訓練センターの講師の仕事。
コミュニケーション講師として、前期最後の講座である。

講師として受講生に講義する立場でありながら
毎回、人間として学びのある時間でもある。

何を学んでいるかというと

 他者の価値観
 他者の人生
 他者の生き方

判断基準の差異、感情スイッチのポイント…

様々な人々と出会い、色々なケースを知ることができる。

今日も到着早々、そんな出来事が…

授業の時間は3時間。

本日のテーマは「他者の強み」

ペアになってお互いにヒアリングして
相手の強みを見出だし、プレゼン形式で
大勢の人の前で、相手の強みを紹介する。

終了後、短時間ではあるが、みんなでディスカッション。

全ての受講生がそれぞれの感性や状態に応じて
この講座で気付いたこと、大切だと認識したことを
真摯に話してくれた。

劇団員・ケンジ君は、サポート講師として同行し
若いながらもその若い感性と多角的視点で
受講生の皆さんの意見や考えを導いてくれた。

皆さん、お疲れさまでした。

このクラスは、明日以降9月までパソコン・簿記と
接客マナーなどを学び修了となる。

原点を忘れず、最後まで頑張り抜いてもらいたい。

そうそう!
受講生の何人かが、オープンエアに来てくれることに♪
嬉しいですね~

こうして無事最後の講座を終え、稽古場へ急ぐ。

今日は、特別出演の牧さんと無茶さんが稽古に参加。
初☆顔合わせのお二人。

牧さんは、須坂の株式会社ニットーの社長さん。
地域貢献の一環として、舞台に参加して下さることになり
ご多忙の中、幾日も稽古に参加してくださっている。

グレート無茶さんも、超多忙なスケジュールの合間をみて
幾日も稽古に参加してくださっている。
今日も伊那から駆け付けて来てくれた。

衣装さんも来てくれて、牧さんの衣装調整をしてくださった。

そして、今日はナント!
高山村にある高井寺の和尚様が稽古場に足を運んでくださった。

和尚様には、台本執筆前に福島正則公について
ヒアリングをさせていただいたこともあり
公演パンフレットへのご寄稿をお願いしたところ
ご快諾をいただき、今日はその原稿を
わざわざ稽古場へ届けて下さったのです。

 和尚様、ありがとうございました!

和尚様は稽古を暫しご見学になり

 いやぁ、凄いね~
 楽しみだねぇ~

と、しきりに仰って、稽古場を去った。

また今日は、特別出演の松本恭子さんもご参加いただき
脇を固めてくれる個性豊かな役者陣に感謝♪

無茶さんは役者ではないけれど、根っからのエンターティナー。
笑いのツボを心得ているし、風格がある。

牧さんは、毎回役作りをして持ってきてくれる。
その真摯な姿勢は、見ていても気持ちいい。

恭子ちゃんはベテラン役者なので、安心して観ていられる。

もっちゃんもくぼちゃんも、役者として信頼度が高い。

個性豊かな特別出演の皆様に刺激を受け
夢幻の役者陣が成長してくれることを願う。

互いに触発し合い、互いに成長していく。

そういう関係っていいよね♪

体が資本☆

2013年07月30日 23時41分58秒 | 日記
いやはや、体が資本なんだよね、ホントに。

いくら動ける体でも、怪我をしたり病気になれば
思い通りに動けない。

昨夜はかなり具合が悪かったが
早めに横になったせいか
今日は、胃の痛みは鈍痛に変化。
この程度なら動ける。

私は、ストレスを感じないようにコントロールできるし
プレッシャーを跳ね飛ばす精神力を持っていると自負しているが
知らぬ間に負荷がかかってるんだろうね、やっぱり。

気にしても仕方ないので
兎にも角にも前向きに取り組もう!

しかし…
今日は終日ずっと事務仕事とメールのやり取り…

む…なんなんだ、この状況?!

まあ……こんな日もあります。

結局自分の作業は何一つできず、稽古場に向かうことに。

今日は、S軍団の稽古。
残念ながら、一人が発熱のため欠席。

何と言っても『体が資本』

体がSOSを発信しているときは、まず休みましょう。

代役を団員にお願いして、残っていた2シーンを作った。

うち一つは殺陣のシーン。

S軍団は、殺陣など身体を使う演技が多い。
怪我をすると役どころを全うできなくなってしまう。

どうか怪我をしませんように…

殺陣はケンタロウ君が、安全を考慮しながら
振り付けてくれているが、模造刀とは言え
当たれば怪我をする可能性大。

殺陣を行うメンバーには
しっかりと手順を覚え、繰り返し稽古をして
体に叩きこんでもらいたい。

今日の稽古で、S軍団の目途は立った。

後は繰り返し稽古で完成度を上げて行く。

皆さん!

『体が資本』

くれぐれも体調と怪我には気をつけてくださいね。

と、自分にも言い聞かせている私でした。


今日のニュースには驚かされた。

『オスプレイの横田配備』

沖縄で強い抗議行動が起きている安全性の低いオスプレイを
多摩地域とは言え、東京にある横田基地に配備する?!

あり得ない…

夕方、菅義偉官房長官が記者会見で

 聞いていないので実現性はないと思う

と発言したが、本当だろうか?

もし本当なら、米国は何の打診もなく発言したことになる。
日本の弱腰を見据えての発言か。
あるいは、常套手段のごまかしか。

武器三原則の緩和→破棄
集団的自衛権の導入
自衛隊→国防軍へ

この流れ、このまま放置していいのか?
第二次世界大戦後、日本が平和を保てたのは
上記三つを保持して来たからだよね。

国民の命を守るのが第一。

そのためにいざとなれば他国と戦う?

誰が戦うの?

国民です。

そしてまた、たくさんの国民の命が散ります。

おかしな論理。

人間は、おかしな生き物なんだな、やっぱり…

通し稽古

2013年07月29日 23時15分34秒 | 日記
土曜日12時間、日曜日12時間…
稽古づけの週末は、オープンエアが終わるまで続く。
正確には、今日は8時間だけど
打ち合わせとMAを合わせると12時間…

土曜日は、バイオリンの牧さんが
日曜日は、パーカッションの波田野さんと
ベース奏者の多美ちゃんが稽古見学に来てくれた。

日曜日は、稽古終了後2時間程かけて
波田野さんと多美ちゃんに音楽きっかけと
演奏の内容を説明。
途中でMA声楽講師としていらしていた森さんが合流。
森さんは連日の作曲で、若干お疲れの様子だったけど
奏者の皆さんと会い、少し元気をもらった感じだった。

お互いに刺激を受け合える仲間って素敵だよね。
オープンの参加メンバーは全員、そんな素敵な仲間たち♪

週末の長時間稽古のおかげで、おぼろげながら完成形が見え
幾分ホッとした感じだが、まだまだ完成度が低いので
繰り返し稽古しながら、徐々に完成度を上げて行こう。

今日(月曜日)は、13:30に県庁へ。
某課の方より、とある事業に関するご相談をいただき
2時間程、お話をしてきた。

秋ごろ、面白いことが行われるかも?

詳細が確定したらご案内しますので
どうぞ楽しみにしていてください。

その足で、三光スタッフさんとの打ち合わせ。
オープンエアシアターの舞台製作・音響・照明に関して
2時間半かけて、入念にご相談させていただいた。

難易度の高い演出プランを何とか実現しようと
知恵を出してくださるスタッフの皆様に感謝です。
ありがとうございました!

帰宅後、かなり疲れたようで体がフラフラ。

夕飯は、次男が作ってくれてとっても美味しかったんだけど
胃の調子が絶不調で、食後、七転八倒の苦しみが…
事務作業が終わっていないのでパソコンに向かったが
キーボードを打つ元気が出ない。
仕方なく薬を飲んで、横になった。

何軒かメールを送りたいところもあったのに…

明日に持ち越し、今日は寝ます。。

本番まで一ヶ月!

2013年07月22日 23時19分09秒 | 日記
先週末から、土曜日の夜に加え土曜日午後と
日曜日(10:00~17:00)の稽古が始まった。

オープンエアシアター本番まで、あと一ヶ月!
これから週末は、ずっとこのスケジュールが続く。
稽古もほぼ毎日である。
お盆中は、午後から夜まで稽古の予定。

体力勝負だね!
体調管理に気をつけて、8月を乗り切ろう!

長時間稽古はきついけど、シーンを作っていくには有効だ。
少人数のシーンは短時間でできる場合もあるけれど
大勢が舞台に立っているシーンは
交通整理だけでも相当な時間がかかる。

昨日の午後は、大きな山になるシーンを作ることができ、ホッ!
民衆のシーンの残りは、一つだけ。
これを今週土曜日の昼間に作れれば
夜の稽古では一応通し稽古が出来る…ということになる。

が、そう簡単にいかないのが芝居。
今週末以降は、何度も繰り返し稽古をしながら
本番に向けてみんなのテンションが上がるように支えて行こう。

ダンサーのNちゃんから電話があり
同じくダンサーのJ君が来る予定である8月5、6日に
一緒に長野に来て稽古に参加してくださることになった。
この日の夜の稽古は、ダンサー中心の稽古になるが
ダンスの指導もしてくれると思うので
スケジュール的に可能なメンバーは
積極的に参加してもらいたいと思っている。

制作サイドは、ご案内状の発送や
会場周辺のご近隣の皆様へのご挨拶回りで大忙し。

広報は、マスコミ関係を始めPRに余念がない。

衣装製作は、Kitamuraさんが中心となり
元研修生のYukaちゃんや、元オープン参加者のNamiちゃんが
縫製を手伝ってくれている。

今回は小物や小道具が多く、早めに製作しないと
また間際になって徹夜で作ることになりかねない。
各担当者は、早めに指示を出して、製作に取り掛かってもらいたい。

本番2週間前までには全ての道具・衣装が揃うように…

よろしくお願いします。


参議院選挙の結果が出た。

想像したくない予想が、あたってしまった。。
自民党圧勝…

なんとなくね…
こうなるんじゃないかと…
周囲の雰囲気から感じていた…

思ったことが現実化するという意味で
思い浮かべてはいけないイメージだった…

自民党議員団は

 国民が原発再稼働を許された思っているかもしれない
 国民が憲法改正を認めてくれたと思っているかもしれない

本当にこれでいいのか?

投票率52.61パーセント。
有権者数の半数しか投票していないというのに
民意によって選ばれたと受け止めている議員の皆さんには
断固異議を唱えたい。

相変わらずの低い投票率は、政治に無関心なのか
政治不信なのか、諦めているのか…

政治に関心を持たない国民が愚か、という考えもわかるが

国家が関心を持たないように仕向けているようにも
何も考えない、考えたくない人間を大量生産しているようにも見える。

ふぅ…芝居より政治活動をしたほうがいいんじゃないか…
と、選挙の終わるたびに思うのは、きっと私だけじゃないだろうね。

けど残念ながら、私の天分は舞台にある―
と思っているので。

子どもたちの明るい未来のために
私たちに何が出来るのか…

常に考え、行動していきたい。

音楽プラン♪

2013年07月19日 13時42分49秒 | 日記
昨夜の稽古後、我が家に作曲家のMoriさんをお呼びして
劇団員・音楽担当でバイオリニストの牧さんにも来てもらい
「石の城」の音楽プラン作りを行った。

基本路線は決めてあったので、それに沿って
3人でアレコレ音楽談義をしながら
台本を1ページずつめくり
シーンごとに一曲ずつ決めて行く。

やっぱり一人で決めるより
専門知識を持つ人たちと対話すると
刺激を受け、閃きのスピードが上がる。

こういう建設的な時間は、楽しくて
アッと言う間に時が過ぎる。

気付くと、午前1時半を回っていた!

Moriさん、牧さん、遅い時間までお付き合いいただき
また、参考になるアドバイスをいただき、ありがとうございました!

今年の演奏隊の構成は

 バイオリン・二胡・笛・ベース・パーカッション・シンセサイザー

各楽器の特色を生かしながら
シーンや役どころのイメージに合う音楽を作っていく。

更に今年は、昨年の美しい女性コーラスに加え
男性メンバーが3人参加して下さることになっている。
美しい女性の歌のシーン、力強い男性の歌のシーン
そして、迫力ある混声合唱と盛りだくさん。
更に、演奏隊も歌っていただいたり(?!)
役者陣も歌ったりするシーンも♪

演技・ダンス・音楽・歌

どれをとっても、見どころ・聞きどころ満載♪

夏の終わりの一夜の夢『NAGANO open-air THEATER 2013』は
小布施ハイウェイオアシスにて上演します。

 タイトル 石の城 ~永久(とわ)に~
 日時 2013年8月24、25日(土、日) 18:30開場 19:00開演
 会場 小布施町 小布施総合公園 野外ステージ
 料金 前売/一般2000円 高校生以下1700円(当日300円up)
 チラシ表 チラシ裏
  
今回は、久しぶりに歴史上の人物に挑みます。

江戸初期に小布施町にやって来た武将・福島正則公は
豊臣秀吉公の家臣としていくつもの武勇伝を残した人物
が、秀吉公が亡くなり、豊臣家存続のために
徳川家康公に力添えをして功績を上げ
安芸広島約50万石の大名になるも
その家康公が亡くなり
正則公に脅威を感じている人々から足を救われ
川中島・魚津の4万5千石の旗本に格下げ、配流された。

この作品は、その正則公の嫡男・忠勝公をモデルに
一族の血脈を死守することに命をかけた男の
愛とロマンを描いていきます。 

大勢の皆様のご来場をお待ちしております!