蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

カン太の無料公演

2012年01月31日 23時30分35秒 | 日記
昨日、中野市「なかの21市民講座」運営委員会さんから
来週末予定している公演に関して
中野市外の方も参加OKとのご連絡をいただきました。

なんと!無料公演ですよ!
ご予定のつく方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!!

詳細は連絡掲示板をご覧ください。


今日の稽古は、上記「カン太の涙」で
今回主役に抜擢した岩ちゃんのための集中稽古。

他の出演者にも協力してもらい
何とか最後まで通し終えた。

あとは回数!

先週あたり、暗闇に入り込んでいた岩ちゃんだが
少しずつ復活しつつある。
きっと本番までには、良い状態になってくれるだろう。

明後日は、照明をお願いしているH氏が
稽古の下見にいらして下さることになっている。

あと残り10日!

皆さんに楽しんで頂けるよう最善を尽くしていこう♪

さすが真打ち!

2012年01月30日 23時30分35秒 | 日記
昨日の午後、久しぶりに落語を拝聴。

会場は篠ノ井市民会館。
主催は、シアターWSでお世話になった
「響つないで」長野市民会館フェスティバル実行委員会さん。
≪落語の祭典≫と銘打たれたこの舞台に
K館長も出演されると伺い
また、立川談慶師匠の落語も
ぜひ聴いてみたいと思い、足を運んだ。

出演者は、プロ・アマチュア・ちびっこたち。
観客の年齢層は高めで、若者が少ないのが残念だった。

どの方も個性があって面白かったです♪
落語って、最初に時事ネタ系を入れた小話が入るんだけど
皆さん、上手いなぁ~と思いました。

取り分け、真打の談慶師匠の落語は

  流石だなぁ~
  やっぱり来て良かった!!

と思える話術であり演技であり
話の面白さだけじゃなくて
緩急を使い、観客をぐいぐい惹きつけていく手法は
大変勉強になりました。

ずっと以前、劇団でも落語を課題にして
訓練した時があったけど
本気で取り組んだ団員が少なくて
そのままお蔵入り(?)になっているが

  勉強になるよね、落語…

と改めて思った。

声の変化・感情の変化・滑舌・緩急・伝達・受信
全てが含まれている上に
観客に笑って頂くという大きな任務がある。

これが出来れば、演技の幅が広がることは確実だ。

ただ…
未だ必修の外郎売も完璧じゃない団員もいるし…

うーん…

以前は、CDを聞きながら覚えて発表するというのが課題だった。

覚えて演じるまでを要求するのは厳しいだろうな。
けど、テキストを読みながら
声色の真似や、間・緩急を課題にするなら可能かも…

初心者用の落語テキストを入手してみようか…

長野市の演劇事情

2012年01月29日 23時09分42秒 | 日記
昨夜は雪が吹雪く中、稽古を休ませてもらって
ネオンホールへ観劇に出かけた。

  長野市民演劇祭事務局劇団「ブレーメン」公演
   『心つながるBBQ』

元準劇団員のNさんと演劇祭実行委員長であり
元団員のM君が出演するということもあり
また、演劇祭事務局が上演するというのも
初の試みとのことだった。
稽古ともろかぶりのため悩んだが

  やはり、観に行こう…

と、ケンタロウ君に稽古をお願いして
観劇を選んだのだが…

テーマは“絆”……

この芝居もそうだけど、演劇祭や
他のアマチュア演劇を何本か観劇して
不思議に思ったのは

  演説風

な芝居が多いこと。
主張を滔々と述べるシーンが多く
観るたびに、不思議と言うか奇妙と言うか
違和感と言うか…そんな触感をぬぐい切れず…

これが長野市の主流?なのだろうか??

うーん…たぶん…
主張があるんだよね、きっと。
その主張をそのまま言葉で届けたいんだよね、きっと。

ただ…演劇って、演説会でもなければ
プレゼンでもない、と私は思うんだよね。

主張やテーマはあっていい。
あったほうが執筆者も書きやすいし。

ただ、その主張やテーマを滔々と語るなら
演劇である必要がないのでは?

演劇とは何ぞや??

会話やボディランゲージ(感情を含む)で生じる摩擦や葛藤
そこで起きる出来事により変化する人間の生きざまを
観客に観て感じていただくものじゃないかと。

そのための色々な表現手法があって良いと思うし
必ずしも主張がNOということでもない。

ただ、その役が主張を独白するシーンがあるとすれば
それが成立する環境を整えるのが執筆者の任務かと。

偶然と思えるような出来事も必然なんだよね。
これ、人生も同じなんだ、実は…

観客の心を揺さぶり、感動や衝撃を与えるのが演劇じゃないかな。
舞台と観客が同じ空間を共にするからこそ
感じられる皮膚感覚や空気感を
もっと探究しながら創作活動して欲しいなぁ…と。。

後は…
リアルを追究するなら徹底的にリアルな芝居を!
あるいは、思いっきりぶっ飛んだ発想力で創造した芝居を!

そんな演劇をここ長野市で観たいと思っています。

さて…

今日は、寄席に行って来ました。
面白かったですよぉ~

取り敢えず、長くなってしまったので
明日記載することにします!

順序→道筋→道理

2012年01月28日 14時09分03秒 | 日記
完全に風邪をひいちゃった!
が、一昨日より体調は楽になった。

昨日は、くしゃみの連発でマイッタマイッタ!
不思議なのは、稽古に集中すると
何故かクシャミが止まるんだよねぇ。
で、終わると途端にクシャミが出始める。

  病は気から

気が勝れば、病も吹っ飛ぶ!
確かに一理あるが、まずは健康管理!だよね。

昨日の稽古…
演技が生まれる道筋は

  (出来事・縁・他者からの発信)→皮膚感覚→感情→声・表情・身体+技→演技

この順序が必要なんだけど
演技になると、皮膚感覚と感情の次の
声や表情や動きに走りがち。

なぜかなぁ…

私は、上記の順序を常に考え、それも伝えながら
アドバイスしてるんだけどなぁ…

言葉をきちんと受け止めきれず
最後に印象に残るのが
「どう演じるか」という部分だけということなのか…

だったら「皮膚感覚」→「感情」の部分だけ
徹底してやってみるか…とも思うが
「皮膚感覚」も人それぞれだし
「感情」の湧き方も十人十色。
その役に適した反応速度、振れ幅、表出度合いがある。

とは言え、自分の肉体と感情を利用するのだから
現在の自分を知らないことには始まらない…

感覚と気分は違う。
ここは捉え違いを起こさないで欲しいなぁ。

私が言う感覚は

  研ぎ澄まされた感覚、鋭敏な皮膚感覚、空間認知能力

気分は、テンションの高低で感じ方が変化してしまう。

この違いを理解してもらい
順序を間違えないようになれば
どんどん先に進めるんだろうなぁ~

去年のサンクス・ギビング・デーで上演した
「バス・ストップ」に出て来るの男の台詞に

「それが話の順序なんだ、筋道なんだ、ものの道理なんだ!」

というのがあったけど、やっぱりこれって大切だなぁって。

脳内がごちゃごちゃする原因は、整理されていないから。
ごちゃごちゃしないために、整理整頓が必要なんだよね。

伝達側は、伝わるための努力を惜しみません。
ただ、受信側も、受け取る順序を間違えない工夫をしてくれたら
双方向がうま~く作用して、スムーズに進むだろうなぁと。

まぁ…そうは言っても、人間は思い込みの強い生き物だし
習慣は、そう簡単に変えられない。

気長にのんびりと、待ちましょうか…

風邪?!

2012年01月26日 23時55分22秒 | 日記
昨夜……

うぅ…
喉が痛い…
寒気がする…

風邪かな?……

と、思っていたらクシャミの連発!

慌てて風邪薬を飲んだけど
寒気がひどくて寝付けない。

今朝は、頭がガンガンだったが
お昼から約束が2件あり、11:30から出っぱなし。
気付くと、もう17:00を回ってる!

大急ぎで自宅に戻り、ササッと夕飯を作って稽古場へ急ぐ。

あぁ~具合わるぅ~~

いや気のせい、気のせい!
気合いだ、気合いっ!
と紛らわし、稽古を終えて帰宅。

節々が痛い…
寒い!寒気がするぅ~

いいや、お風呂入っちゃおう!
ゆっくり温まって、何となく寒気は消えた感じ。
明日、良くなってればいいなぁ~

風邪やインフルエンザが流行ってる気配。。
皆さんも、気をつけてくださいね。