蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

幸せの種

2014年10月25日 23時03分41秒 | 日記
母と母の直系の子どもたちだけの
本当の意味での水入らず旅行。

その家族旅行を振り返っているうちに
様々なことが脳裏をよぎった。

家族水いらず…か。

気を使わないかと言えば、そんなことはなく…

家族というものは、ある意味やっかいだ。
お互いに甘えが出やすく
気配りや気遣いを怠りがち。
すぐ感情が態度に出ちゃうしね。

本当に大事に思っているのであれば
大事にしたいと思っているのであれば
その気持ちを言葉や態度で伝えないと
家族といえども伝わらない。

面倒がらずに、ちゃんと言葉で伝える。
面倒がらずに、ちゃんと耳を傾ける。

これさえできれば、大抵の家族のゴタゴタは
免れるはずなのだが、なかなか難しいようで…

家族だから素直になればいいのに
家族だから素直になれない人もいる。

うちの兄弟姉妹は、幼い頃はよく喧嘩もしたけど
大人になって、お互いに視点も増えたため
言い争うことは、ほぼなくなった。

それでも、今回は母のお祝い旅行なので
みんなが楽しく笑顔で過ごせるようにと
お互いに気配りし合い、お陰様で
とても良い旅行になったと思う。

今回の子どもたちの役割分担は

 私   行き場所の選定、ホテル予約
 上の弟 実家から旅行先までの往復や旅行中の運転
     旅行中の料金の支払い
 妹   兄弟姉妹への連絡
     観光地やグルメ情報の収集と観光場所
 下の弟 母の介添え等

子どもの頃は、家が狭くて経済的にも厳しくて

 なんで四人兄弟なの?
 もっと少なければ、部屋も広く使えるし
 生活も楽だったかもしれないのに…

とか、喧嘩するたびに

 弟なんかいなきゃいいのに…

とか、今思えば酷い姉だった(汗)

ごめんね、弟よ。。

今は、四人兄弟姉妹で本当に良かったと思っている。

離れて暮らしていても、いざとなれば
必ず助け合う…それが兄弟姉妹。
そういう存在がいることを心強く思う。

私たち四人を育ててくれた両親に心から感謝!

ありがとう、お母さん(^^)
そして…
今は亡き父へ…
なかなかお墓参りにいけなくて、ごめんなさい…
いつも見守ってくれて、ありがとう…

家族は社会における一番小さな共同体。
一つ一つの家族が幸せならば
社会全体も幸せになるのではないか…

そして、今いる近くの人たちを大切に
自分がいる共同体と思えるコミュニティが幸せになれば
社会全体も幸せになるのではないか…

一人ひとりが幸せだと感じる瞬間
自分が幸せだと感じる瞬間を持続できれば
社会全体も幸せになるのではないか…

何を幸せと感じるか。

ここが一番の問題点。

ここが一番難しいところ。

資本主義社会は傾き始めている。
戦後、多くの人々の価値観が壊れた。
そこから立ちあがり、経済大国になった日本。
貨幣中心の経済だが、今後どのように変化していくのか。
お金がただのごみになってしまう可能性だってある。

その時―
私にとって大切なものは何か…
あなたにとって大切なものは何か…

死を迎える時、どんな自分でありたいか…

私が考える幸せの種は、ここにある。