蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演「ISHIN version.2024」

NPO法人劇空間夢幻工房 創立25周年記念公演
タイトル 『ISHIN ~狼たちは最果てに~ version.2024』
脚本・演出 青木由里
出演 青木賢治/栗生みな/村松沙理亜/清水まなぶ/井田亜彩実/導星ゆな 他

日時 2022年9月8日(日)11:00~/15:30~
会場 飯山市文化交流館 なちゅら 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/ishin2024

皆さまへ感謝を込めて晴れやかに開催‼
どうぞお楽しみに‼

喜寿祝☆家族旅行♪

2014年10月24日 20時44分10秒 | 日記
10月22-23日(水・木)は、実家の母の喜寿祝い一泊旅行だった。
家族旅行は、古希祝い以来だから7年ぶり。

あ、この場合の家族とは
私の実家の、母の娘と息子だけ。

私は長野駅から新幹線で高崎へ。
10:00に高崎駅そばのファミレスで
母たちと合流した。

お天気は残念ながら雨(^_^;)
晴れたら榛名湖のロープウェイに行く予定だったが
観光先を変更して冨岡製糸場へ向かった。

お昼前、製糸場に到着。
雨天だと言うのに、大勢の観光客で賑わっている。
ここは、平成26年6月25日に世界遺産に登録され
群馬県の観光名所の一つになっている。

富岡日記を執筆した和田英さんは松代出身。
この日記に関しては、様々な見解があり
明治~昭和初期の製糸業を語るには
長野県や横浜などの他地域も知る必要がある。
ただ…
優れた日本製糸業技術の裏には
一時期的にでも国営の富岡製糸場の誕生が
深く関わっているのではないか…と
富岡製糸場内を見学しながら思った。

国営の富岡製糸場は品質の良い糸を作ったけど
工女待遇の良さや教育に資金を投入したため
赤字続きで、民営化せざるを得なくなった。

労働と賃金と待遇

このバランスは難しいよね。

製糸工場で働く工女の話は
「あゝ野麦峠」のイメージだが
富岡日記に登場する工女たちからは
野麦峠の工女たちのような悲惨さは感じられない。

きっとどちらも本当なのだろう。

どんな事柄も一面だけを観て判断するのは危険だ・
多面的に捉えられる眼を持ちたい…と改めて思う。

蚕から糸をつむぐ作業を見学。
気が遠くなる作業だわ(汗)

にしても…
人間の英知って凄いなぁ。

ここは、30年かけて整備し、展示だけでなく
研究・教育の場、そして楽しむ空間にするそうだ。

もしかしたらここで演奏会や芝居が行われるかも?
そう思うとワクワクする~♪

製糸場のそばの素敵な喫茶店で休憩したこともあり
ふと時計を見ると、16:00だ。
初日は、ここしか行けず、その足で
伊香保温泉のホテル「きむら」へ向かった。

17:00過ぎにホテルへ到着。
お部屋に案内してもらったところ
とても眺望が良い。
けど、雨なので山が見えない。。
残念…

早速、お風呂へGO♪
温泉のお湯は熱過ぎず、ぬる過ぎず
とってもいい感じ。
その上、ナント! お風呂の床が畳なの!
驚いたけど、滑らないし冷たくないし
凄く具合が良かった(^^)

畳なのに、お湯がかかって濡れても
あっという間に水分が消えて行くの(@_@;)

誰が考えたんだろうね~すごいね~

母はマッサージもしてもらって大満足♪

夕飯時に、ホテルにお願いして母のお祝い用の
ケーキを用意していただいた。

みんなで乾杯して、喜寿を祝う。

77歳か…

髪の毛が白くなり、少し背中が曲がりかかった母の姿をみながら

いつまでも元気でいてね、お母さん(^^)

と呟く。

担当の仲居さんが若くてもユニークだったし
お食事も美味しくて、量も十分過ぎるくらい。

午前0時頃まで、みんなでおしゃべりして
もう一度、温泉に入って就寝。

お布団もふかふかで良い寝心地だった。

朝6:30に起きて、まずは朝風呂。
それから食堂へ。
朝食はバイキング。
種類の多さにびっくり!
しかも美味しい♪

この宿は、値段も安いしお勧めです(^^)

9:30にチェックアウト。

外は霧雨。
濃霧で全然山が見えない。。
こんな日にロープウェイに乗っても仕方ないということで
「伊香保 人形とおもちゃ 自動車博物館」へ。
ここが想像以上に楽しかった。
昔懐かしいおもちゃやお人形、お菓子、雑誌、車が
ずらりと勢ぞろいしていて、興味深かった。
懐かしいおもちゃを見た瞬間
忘れていた子ども時代の記憶が蘇った。

これも非日常の世界だね。

ここも長居になってしまい、時計を見ると既に13:00。
弟や妹は、次の日の仕事が朝早いため
千葉へ17:00に戻りたいとのこと。
逆算すると、15:00には高崎を出発しなければならない。
お天気は徐々に晴れて来て
時間があれば榛名湖へも行ってみたかったが
今回は諦めて、日本三大うどんの一つ
水沢うどんの老舗へ向かった。

お店の名前は「元祖 田丸屋」

和風のおしゃれな建物で、うどんも最高に美味しかった。
私は消化器系が弱いので、うどんは好きなんだけど苦手。
けど、食べちゃいました(^_^;)
よーく噛んでゆっくりとね。
噛めば噛むほど美味しくて驚いた。
あ、さすがに全部は食べきれず
少し妹に食べてもらったけど(汗)

このお店で、ゆっくりして
14:00、高崎へ向かう。

私は、ここでお別れ。
次にこの家族が全員揃うのは、いつのことか…

母に

 楽しかった?

と聞いたら

 楽しかった。

と、ちょっぴりはにかんだ笑顔で応えてくれた。

良かった…

別れ際、母が少し悲しそうな
どこか心配そうな顔で私を見送ってくれている。
後ろ髪を引かれるような思いで駅に向かう。

新幹線で長野へ。
16:00過ぎ、自宅へ無事帰還。

母たちは、18:00過ぎに千葉の実家に到着した模様。

長男のマサルは一時間ほど休憩して
神奈川の自宅へ帰ったそうだ。
彼は、ラーメン店を経営していて
毎朝3:00に起きるのが日課。

マサル君、長距離の運転、お疲れ様でした。

妹のミカはJR関係の不規則な仕事。
人の命を預かる大切な管理職のため
苦労も多いようだ。
やり甲斐のある仕事だよね。

一番下の弟マナブは、独立して金物設計の事務所を構えている。

よく考えたら、弟二人は経営者。
親からの援助は一切なく
自分自身の力で独立した二人に頭が下がる。

私も、もっともっと社会のお役に立てることが出来るように…
夢幻工房の発展を目指し、頑張っていきたいと思う。

二日間、お疲れ様でした。

そして、ありがとうm(__)m

再び楽しい家族旅行の機会が訪れることを祈りつつ…