蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演「星のない町 ぼくの町」

NPO法人劇空間夢幻工房 第17回 劇団本公演
タイトル 『星のない町 ぼくの町 ~ゴミ人間プペル奇譚~』
脚本・演出 青木由里
原案 『えんとつ町のプペル』西野亮廣 著
出演 青木賢治/栗生みな/坂本真由美/青木淳/井田亜彩実/鈴木一衣/導星ゆな 他

日時 2022年3月5日(土)18:00~    2022年3月6日(日)11:00~/16:00~
会場 須坂市 メセナホール 大ホール
チケット予約フォーム:https://www.quartet-online.net/ticket/mugen_puperu

上記公演は好評のうちに幕を閉じました。
ご来場を賜りました皆様、ご尽力を賜りました皆様に、心より御礼を申し上げます!

新☆準劇団員♪

2009年02月28日 20時29分58秒 | 日記
今日は、準劇団員のオーディション。

劇団旗揚げ当初からMAにずっと参加し続け
オープンエアシアターにも継続出演して来たKさんが
ついに(?)準劇団員として入団する決意を・・・

  役者としてもっと上を目指したい!

というのが、動機とのこと。

準劇団員制度が出来たのが3年前。
当初からいる準劇団員たちは今
それぞれ人生の岐路に立っている。

劇団員とは異なり準劇団員は
今の生活(仕事や学校など)を大切にしながら
演劇活動をしているメンバー。

とは言え、舞台に向かうときは手を抜かず
一生懸命稽古に励む団員たちだ。

だからこそ、状況的に今は舞台に向かえないと判断すれば
公演を休む、という決断に至って当然だろう。

リナちゃんはオメデタ。
休団も考えたそうだが、子育てに専念するために
退団することになった。
役者として成長した団員を手放すのは切ないが
舞台大好きの彼女である。
子育てがひと段落したら、戻って来る可能性もあるし
育児は自分育てでもあるので
きっと人間としての器が大きくなるだろう。

子どもを育てるのは、片手間じゃ無理だもんね。
私も、次男が3歳になるまでは子育て一筋だった。

いつかまた夢幻の舞台に戻って来てくれることを
密かに願いつつ、笑顔で送り出した。

新津さんと鈴木さんは、それぞれの事情で
本公演はお休みすることを決断。

舞台に立ちたくても状況が許さなければ致し方ない。

トミーは、彼が以前から抱いている
もう一つの夢を実現させるために
今年いっぱい休団することを決めた。

それぞれ自分の意志で決めたことだ。
実力がついてきた役者陣だが
どんな分野でも、一生懸命取り組めば
栄養になるのが役者である。

長い人生で考えればほんの一時のことなわけだし
私も長い目でみんなの成長を見守っていこうと思っている。

迷う人

2009年02月26日 20時30分34秒 | 日記
迷うんですよねぇ、私σ(^◇^;)。。。

いろんなことに迷う人なんです。

レストランのメニューもなかなか決められないし
どこに行きたい?と聞かれても
行きたいところがいっぱいあって決められず
重要な決断を迫られたときも
選択肢が次々と浮かんで迷ってしまう。

最近は優先順位を明確にするようになったので
以前よりは、スピードもあがって来たように思うけど
まだまだ迷うことが多い私です。



今日もさんざん迷ったあげく
行って来ました。

どこかというとですねぇ・・・

  『TSUTAYA』

レンタルコミックを借りに(^_^)v

あまりマンガ本は読まないんだけど
昨夜、次回公演の下調べをしていたところ
あるコミックにバッタリと出くわした。

こうなると、何としても読みたくて読みたくて

  ①マンガ喫茶に行く
  ②中古コミックを購入する

さて、どうするか・・・

私が読みたいと思ったコミックは全43巻。

①は、うちの近所の自由空間だと昼間6時間で1500円。
普段マンガ本を読みつけない私は
一冊読むのに時間がかかる。
夜間は割安だけど、夜中一人っきりで行くのは気が引けるし・・・

②を調べてみたが、全巻購入するとなると一万円以上する。
と、偶然モバオクで5000円というのを発見!!

  けど、購入価値があるか、読んでみなきゃわかんないし・・・

と、私がブツブツ言ってたら次男が

  5000円は安いよ
  いらなきゃ、売ればいいし。

  そうか、それもそうだね。

で、落札手続きを始めた。
が、また別の考えが浮かんできて

  すぐ読みたいんだよねぇ・・・
  オークションじゃ落札して手元に届くまで
  早くても3日はかかるし・・・
  うーん・・・

と、ウダウダ言ってたら、また次男が

  レンタルコミックは?

と、聞きなれないワードを呟いた。

  え?長野にもあるの?

  TSUTAYAになかったっけ?

  若里はないよ。え?それとも開始したの?

マンガ喫茶は、この時点で選択肢から抜け
ほぼオークション落札の方向で気持ちは固まりつつあったが
すぐに読めない、というところで、まだ迷っていた。

5分ほどすると次男が

  TSUTAYAにあるよ、レンタルコミック。

  え?ホント?

  川中島店だけどね、行ってみる?

  一冊、いくらなの?

  100円くらいだと思うよ。読みたいのがあるか、わかんないけどね。

というわけで、早速TSUTAYA川中島店へ向かった。

  あったーっ!全巻揃ってるよぉ!

で、レンタル料金を見ると

  一冊 一泊二日 70円 7泊8日 90円

安い、安い!!

で、早速10冊を一泊二日で借りようとしたら、店員さんが

  10冊以上ですと、一泊二日料金で一週間OKですよ。

  そ、そうなんですか?じゃぁ・・・

ということで、15冊借りることにした。
いっそ全巻借りようかとも思ったが
残念なことに、16巻以降がレンタル中だった(; ̄_ ̄)=3

種類も豊富だし、コミックに執着のない私には
うってつけのシステム。

どうもねぇ・・・
マンガ喫茶には抵抗があって・・・
けど、これで必要なときは安価で読める(*‘‐^)-☆

二転三転して、選んだのはレンタルコミック。

選択基準は、金額・自由度・読む環境

図書館で読書するのが好きな人は
マンガ喫茶もOKですよね、きっと。

私は借りてきて読む派なので
やっぱり家のほうが落ち着くし集中できる。

読んでどうしても手元に置いておきたくなったら
オークションで入手するつもり。

さて、ガーっと一気に読んじゃおうっと(^_^)v

太平洋が・・・

2009年02月25日 20時31分05秒 | 日記
近頃、太平洋が恋しくて仕方がない(;_;)

多忙につき、上越の海すら行けない日々。

私は千葉県出身のため、馴染み深いのは太平洋。

房総半島の南端から眺める景色は素晴らしい!

九十九里浜は遠浅で
夏は海水浴によく出かけたものだ。
夜の浜辺で空を見上げると、一面に天の川。
波の音を聞きながら、星を眺めると
まるで異空間にやって来たような錯覚に陥る。

日常でありながら非日常にワープしたような・・・

ああ・・・無性に太平洋の海がみたい!

日本海とは色が違うんだよね。

もう一年以上、里帰りしてないなぁ・・・
スケジュールを見ると、秋までぎっちり。

太平洋は朝日が最高。
日本海は夕日が最高。

せめて日本海の夕日を観にいきたいよ~。°・(>_<)・°。

と、日記で叫んでストレス発散(^_^)v

さて、気持ちを切り替えて作品造りだ!

条例化に向けて☆

2009年02月23日 20時31分50秒 | 日記
先週末、私が直接連絡を出来る市議会議員さん五人に
文化芸術振興条例の条例化に向けて
お力添えをいただけるようにメールを送信した。

これまでの審議会の流れから市長面談への経緯を説明し
条例案データを添付させて頂いた。

どの議員さんも皆さん、真摯にご対応して下さり
早々にお返事が届いた。

で、先ほど届いたメールに

  会派の代表質問の中で、取り上げさせて頂くことが決定いたしました。

と書かれてあり、びっくり。

  は、早いっ!
  けど、議会の中で討議して頂けるってことだよね。
  実現も夢じゃなくなりそう・・・
  ありがとうございます!
  市議会議員の皆さん!!

昨日はうちの劇団の理事であるW社長が
某パーティで偶然教育次長さんと同席し
条例化に向けてのご尽力をお願いしてくれたそうで。

こうして、様々な立場の市民から声が上がれば
行政側も無視は出来なくるでしょう。

松本市だって、議員から条例案が出されて施行されたようだし
長野市での条例化も、夢ではなくなりそうな予感。

まぁね・・・
変な摩擦にならなければいいなぁと懸念するところではあるが
委員長さんと連携を取りながら進めているし
尻込みしていても、何も始まらない。

後は、報告審議会がきちんと開催されるか・・・だ。
昨日も、市民演劇祭の会場で
教育委員会の係長さんにお行き会いし
私の口からも、報告会開催をお願いした。

さあ、これからどんな流れになっていくか・・・

審議会は今年度で解散となるが
今後もしっかりと見守りつつ
必要なときは行動を起こしていきたいと思う。

道が・・・

2009年02月18日 20時32分52秒 | 日記
今朝、芸術文化振興方針策定会議の
委員長さんからメールが届いた。

昨日の市長との面談報告だった。

与えられた時間は25分。
文化芸術条例案を市長に手渡し
意義について説明したが

  意義については十分理解出来るが
  今の情勢やスポーツ振興との絡みで・・・・

と予想した通りの答弁だったとのこと。

それでも必死に食い下がったところ
最終的に市長は

  条例化の方向で検討を・・・

と教育委員会に指示。

委員長は

  再度、道が開けた

と。

「NO!」と言っていた市長から
「検討」という言葉を引き出せたのは
委員長・副委員長さんの熱意のおかげです。

今朝の信濃毎日新聞にこの模様が掲載されている。
http://www.shinmai.co.jp/news/20090218/KT090217GSI0900100...

ただ、この記事を読む限り、条例化の方向で・・・とは受け取り難い。
議論を尽くし、やはり取り止め・・・ということもあるだろう。

提出した条例が

  具体性に欠けた理念的なもの

という認識の市長や教育委員会関係者。

具体性は必要だよね。
けど、理念も絶対的に必要。
観念ではダメですが。

理念とは

  1 理性によって得られる最高の概念
  2 俗に、事業や計画などの根底にある根本的な考え

つまり根っこになる考えであり、目指す目的。

これを元に基本計画を考えるべきだというのが
委員側の主張。

条例を懲罰目的で作るという考え方もある。

「タバコぽい捨て条例」などはソレ。

けど、私たちが提案しているのは「振興条例」
懲罰目的のものじゃない。

明確な理念のもと、ビジョンを策定し実行、現実化していく。
その根本になるものが“条例”

今年度中に、もう一度報告会を兼ねた審議会が
委員長さんの提案で開かれることになりそうだ。

当然の話ですよね。
けど、市側はやるつもりがなかった。

なので、先日、委員長さんとお会いしたときに

  先生、報告会をぜひ開いて下さい。
  任意でも希望者だけでも構わないので
  お願いします。

と、強く要望した。

委員の代表である委員長・副委員長が市長に提言したというのに
その報告会も開かず、委員会を解散するなんておかしいでしょ。

諦めずに提案していけば、何らかの道は開ける。
いくつもある扉の中の一枚を開いただけかもしれないが・・・

委員長・副委員長さんも「諦めない」信条の持ち主です。

私も同じだ。
これからも「諦めない」を信条として行動していきたい。