蜜柑のつぶやき ~演出家の独り言~

NPO法人劇空間夢幻工房の演出家/青木由里の日々の呟き。脚本執筆・役者・ワークショップ講師も兼業する舞台人日記♪

就職支援講座

2014年10月26日 23時50分29秒 | 日記
一昨日、今年3回目の職業訓練校での講座が開講。
来年2月からの講座も決まっている。

今回は、受講生18名。
サブ講師は、ケンジ君。

この講座、夢幻工房の存在を知っていただく
機会にもなっていて、本当に有難い。

中途採用に向けての就職支援講座である。
なぜ劇団の演出家が講師??
と、毎回講座初日は?マークが飛び交う(笑)

で、演劇とコミュニケーションの関係を説明し
実際に身体を動かし声を出しながら、半ば強引に(笑)
他者とのコミュニケーションの取り方を
体験してもらっている。

また、自分を知るという意味で、初日に
自己分析シートへの記入もお願いしている。
このシート、記入していくうちに
自然と自分を振り返ることになる優れもの(笑)

今の自分を知り、未来の目標を定め
その目標に至るための課題を明確にして
課題をクリアするための手法を見つけ
それをコツコツ継続していく。

これを繰り返せば、誰でも目標に近づくことが出来る…はず。

この講座の効果は、受講生同士の繋がりに現れているようだ。
互いに呼び名で呼び合い、まるで学生時代に戻ったかのよう。
講座終了後も、互いに連絡を取り合っている受講生も多いとか。

学生時代、同じクラスにいるのは大抵同年齢の学生だ。
職業訓練校は、20代~60代と幅広い年齢層。
オープンエアシアターもそうだけど
世代間交流というのは、異なる価値観を知るのに
大変役立つと思っている。

違いを知り、違いを受け入れる。

これが出来れば、大抵の人とスムーズに
コミュニケーションを図れるようになる。

言葉で言うのは簡単だけどね。

人間には感情というものがあって
そのコントロール方法を覚えるには
様々な体験を重ねるより他はない。

だって手法はノウハウ本にだって書いてあるし
ネットにもいくらでも転がっている。

つまり、読んだだけ、知っただけでは
容易に修得出来ないのが、コミュニケーション術。

怖れず、まずは人の輪に飛び込んで
時々痛い思いをしながら学んでいくのだ。

コツと対処方法は、いざという時に役に立つ。

旺盛な好奇心は、怖さや不安や恥ずかしを凌駕する―

受講生の皆さんの好奇心を触発する授業を目指そう♪

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